改訂新版 診療放射線技師のための医療安全管理学

出版社: 医療科学社
著者:
発行日: 2024-02-25
分野: 医療技術  >  臨床放射線技術
ISBN: 9784860031497
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:約3営業日

3,300 円(税込)

商品紹介

本書は,診療放射線技師教育において医療安全管理学関連科目の教科書として利用されることを想定して編集されており,カリキュラムの内容を網羅している。本改訂新版では、新たに第1 章を書き直したことで,診療放射線技師を目指す学生のみならず,臨床現場で業務に携わる診療放射線技師にも更に役立つ内容となり,その価値はさらに高まったと考えている。知識のアップデートをはかり,ミスや事故を防ぐために何か改善の余地はないか,各診療チームで今一度現状を把握し改善策を検討するためにも本書を活用し,明日からの診療に役立てていただきたい。

目次

  • 第1章  医療における リスクマネジメン
     1 医療安全(Medical Safety)とリスクマネジメント
     2 医療安全,リスク管理において重要な項目
     3 リスクマネジメントの必要性
     4 リスク評価とリスク管理の具体的な手法
     5 医療事故と医療エラー
     6  医療の安全性
     7 医療エラーの原因と分類
     8 医療事故発生のしくみと防止策
     9 医療安全の文化について
     10 医療における品質管理について
     11  医療安全と法的規制
     12 医療安全の具体的な課題
     13 医療安全の今後

    第2章 医療安全対策
     1 医療安全管理
      1-1 医療安全管理体制
      1-2 医療事故対応
      1-3 患者・家族への対応
      1-4 医療事故調査・支援センターへの報告が必要な事例
      最後に
     2 感染防止対策
      2-1 基本的対応
      2-2 手洗い
      2-3 感染経路別予防策
      2-4 職業感染防止対策
      2-5 放射線診断・治療学分野の感染対策上の注意点
     3 診療用放射線に係る安全管理
      3-1 診療用放射線の安全利用について
      3-2 線量管理と線量記録
      3-3 放射線の過剰被ばくその他の放射線診療に関する有害事例等の事例発生時の対応
      3-4 医療従事者と患者間の情報の共有に関して
      3-5 眼の水晶体の被ばく限度について
      3-6 放射線部門におけるインシデント(転倒予防)対策
      3-7 医療行為による被ばくでの労働基準監督署の立ち入りに関して

    第3章  放射線診療におけるリスクと その対応
     1 医療行為によるリスク
      1-1 血管造影・IVRによる合併症
      1-2 IVR手技による合併症
      1-3 造影剤による副作用
      1-4 併用薬剤による副作用
      1-5 感染症
      1-6 消化管造影による合併症
     2 造影剤によるリスク
      2-1 造影剤の分類
      2-2 ヨード造影剤
      2-3 MRI用造影剤
      2-4 造影剤の血管内注入に関する注意事項
      2-5 副作用に対する対策
      2-6 消化管造影剤
     3 放射性医薬品によるリスク
      3-1 放射性医薬品の特徴
      3-2 規制法令
      3-3 放射性医薬品類の発注と保管管理
      3-4 放射性医薬品投与の準備
      3-5 検査および治療前の説明と確認
      3-6 投与時の注意
      3-7 核医学診療における事故や副作用等
      3-8 汚染拡大防止と除染
      3-9 放射性物質の廃棄
      3-10 緊急時の対策
     4 救急医療
      4-1 放射線診療と救急医療
      4-2 ショック
      4-3 心停止

最近チェックした商品履歴

Loading...