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必携 脳卒中ハンドブック 改訂第4版
商品紹介
「脳卒中治療ガイドライン2021〔改訂2023〕」に準拠し，臨床における各段階の必要事項を網羅した脳卒中診療の決定版．ガイドラインの列挙と解説に留まらず，脳卒中の基礎，診断，治療，予防，リハビリと幅広い分野が効率的にまとめられており，現場ですぐに役立つ．今版では，塞栓源不明の脳塞栓症（ESUS）や硬膜動静脈瘻，遺伝性脳卒中，stroke mimicsなどの項目を追加．脳卒中診療に携わるすべての医師にお勧めの1冊．
目次
- I 総論―解剖，病型，診察，検査
A 脳血管の解剖
B 脳動脈閉塞と臨床症候群
C 脳卒中の病型分類と各病態
D 脳卒中初期の診療手順と救急処置・救急隊との連携
E 脳卒中の診察の実際
1 問診のポイント
2 内科的診察法
3 神経学的診察法
F 脳卒中の救急検査―血液，心電図，X線検査など
G 画像診断の基礎
1 頭部CT
2 頭部MRI
3 頭部MRI―頚動脈プラークイメージング
4 頭部MRA，頭部CTA，頭部血管造影
5 脳血流測定(1)―SPECT，PET
6 脳血流測定(2)―CT/MR灌流画像（CTP/MRP）
7 超音波検査(1)―血管エコー検査
8 超音波検査(2)―心エコー検査
II 脳卒中の一般治療
A 全身管理と合併症対策
1 呼吸管理
2 血圧管理
3 発熱，頭痛，感染症，消化管出血，深部静脈血栓症，便秘，排尿障害
4 嚥下障害，栄養管理
5 意識障害，せん妄，痙攣，抑うつ，中枢性疼痛
6 血管性認知症（VaD）
B 脳卒中の危険因子と一次予防
1 危険因子とハイリスク群の管理
III 脳梗塞，TIA
A 急性期の診断と治療
1 アテローム血栓性脳梗塞(1)―病態と診断
2 アテローム血栓性脳梗塞(2)―治療
3 心原性脳塞栓症(1)―病態と診断
4 心原性脳塞栓症(2)―治療
5 ラクナ梗塞(1)―病態と診断
6 ラクナ梗塞(2)―治療
7 塞栓源不明の脳塞栓症（ESUS）の概念と治療方針
8 その他の脳梗塞
9 一過性脳虚血発作（TIA）の診断と治療
10 血栓溶解療法
11 急性期の血管内治療（血栓回収療法）
12 脳保護療法
13 急性期の抗血小板療法
14 急性期の抗凝固療法
15 脳浮腫管理，開頭外減圧療法
16 その他の内科的治療―血液希釈療法，高圧酸素療法，低体温療法，脂質異常症治療，神経再生療法
17 画像検査で病巣が確認できない場合の考え方と対応
18 治療開始後も症状が進行する場合の考え方と対応
B 慢性期の治療
1 慢性期の危険因子の管理と再発予防
2 慢性期の抗血小板療法
3 慢性期の抗凝固療法
4 慢性期の外科的治療(1)―CEA vs. CAS
5 慢性期の外科的治療(2)―血管形成術，ステント留置術
6 慢性期の外科的治療(3)―EC-ICバイパス
IV 脳出血
A 高血圧性脳出血の病態と診断
B 高血圧性脳出血の非手術的治療
C 脳出血の外科治療
D 脳血管奇形
E 硬膜動静脈瘻
F その他のハイリスク脳出血
V くも膜下出血（SAH）
A くも膜下出血（SAH）の病態と診断
B くも膜下出血（SAH）の治療
VI 無症候性脳血管障害
A 未破裂脳動脈瘤
B 無症候性脳梗塞
C 無症候性脳出血とmicrobleeds
D 無症候性頚部および脳主幹動脈狭窄・閉塞
VII その他の脳血管障害
A 慢性硬膜下血腫
B 脳静脈・静脈洞血栓症
C 脳動脈解離
D もやもや病（Willis動脈輪閉塞症）
E 脳アミロイド血管症（CAA）
F 遺伝性脳卒中
G stroke mimics
VIII 若年者の脳卒中
A 若年者の脳卒中
IX リハビリテーション診療
A リハビリテーション診療の概念・評価方法
B 急性期のリハビリテーション診療
C 回復期，生活期のリハビリテーション診療
X 脳卒中専門医に必要な基礎的トピックス
A 脳循環代謝
B neurovascular unit（NVU）
C 血小板/血液凝固系の病態，抗血小板薬，凝固阻害薬中和薬の最近の動向
D 虚血性脳組織傷害の機序
XI 脳血管障害の疫学・社会医学
A 疫学―死亡率，発症率，わが国の特徴，年次推移
B 脳卒中センターと脳卒中専門病棟（SU）
C 脳卒中診療ネットワークと地域連携パス
D 患者支援体制，福祉介護
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