製造工程別 GMPリスク分析・評価事例集 第2版

出版社: じほう
著者:
発行日: 2024-03-15
分野: 薬学  >  薬学一般
ISBN: 9784840755795
書籍・雑誌
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9,350 円(税込)

商品紹介

昨今はリスクベースによるGMP運用の必要性が指摘され、また品質リスクマネジメントのガイドラインであるICH Q9が改正されて新たにQ9(R1)として発出された現在は、自社の製造工程をより深く理解し、その中に潜むリスクを的確に管理することがキーポイントになっています。
では、リスクとは何か?
本書では“各製造工程別”に現場で起こり得るリスクを列挙するとともに、FDA査察において“リスク分析・評価の不備”に起因して発出された警告書を紹介。事例に基づいた解説で、より現場に近い視点での情報をお届けします。

目次

  • 1章 リスク分析・評価の基本
     1 ICH Q9(R1)の要点とリスクマネジメントの概要
     2 ICH 品質ガイドラインでの規定
     3 リスクとは何か?
     4 リスク管理の実践的手法
     5 リスク管理の重要システム―逸脱管理と変更管理―
     6 リスク低減策
     7 危機管理とリスクマネジメント?過去の例

    2章 PIC/S GMP ANNEX20 を踏まえたリスク管理項目
     1 具体的な管理項目

    3章 リスク分析・評価の実践
     1 新薬開発段階のリスク分析・評価
     2 後発医薬品開発のリスク分析・評価
     3 製剤開発におけるリスク分析・評価

    4章 FDA のWarning Letterに学ぶ“査察官が考えるリスク”
     1 頻出Warning Letter
     2 交叉汚染・異物混入
     3 機器の保守点検
     4 変更管理
     5 バリデーション
     6 品質管理
     7 未許可の化学物質の混入
     8 逸脱管理手順の不備(OOS の原因調査不足)
     9 未承認医薬品のOnline販売

    5章 製造工程別 品質リスク事例集
     1 秤 量
     2 篩 過
     3 混 合
     4 造 粒
     5 打 錠
     6 コーティング
     7 外観検査(固形剤)
     8 乾 燥
     9 溶 解
     10 ろ 過
     11 充填(液剤)
     12 密封(ガスケット・ゴム栓装着)
     13 アンプル封印
     14 滅 菌
     15 容器の滅菌
     16 非耐熱容器の滅菌
     17 不溶性異物検査
     18 不溶性微粒子検査
     19 凍結乾燥
     20 充填(錠剤)
     21 包 装
     22 コンプライアンス

    6章 商業規模での生産時のリスク分析・評価・優先順位付けの例
     1 リスクの算出例

    7章 リスク分析・評価・CAPA 策定事例集
     1 QC 試験室での高活性薬物の秤量希釈
     2 ブリスター包装の設計
     3 フィルムコート機からの取り出し
     4 更衣室エアシャワー
     5 高活性原薬の秤量

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