「責任ある研究活動」を実現するための研究データ管理の考え方

出版社: リーダムハウス
著者:
発行日: 2024-03-25
分野: 基礎医学  >  基礎医学一般
ISBN: 9784906844241
書籍・雑誌
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商品紹介

長年にわたり研究者支援を行ってきた著者が,研究不正が成立してしまう3要素に注目し,研究倫理と研究公正の両面から「責任ある研究活動」を行う秘訣をわかりやすく解説!
研究者が研究不正に陥らず,研究に没頭できる環境づくりの道標となる1 冊!
望ましい研究データ管理のための「電子ラボノート実装ガイドライン」付き!

目次

  • 第1部 基本的な考え方

     第1章 責任ある研究活動
      1-1 研究はなぜ管理しなくてはならないのか
      1-2 研究者の目指すべきところ~責任ある研究活動~
      1-3 RCR とは何か(1)~ FFP でもなくてQRP でもないもの?~
      1-4 RCR とは何か(2)~ Research ethics(研究倫理)とResearch integrity(研究公正)~
      1-5 FFP とQRP の発生機序
      1-6 研究データサイクルと品質管理
      コラム1 IT 技術の進歩と研究プロセスのブラックボックス化
      コラム2 特定不正行為FFP に該当しさえしなければよいのか
     第2章 研究の公正性
      2-1 研究公正とは何か
      コラム3 倫理と公正 身近な例で考えてみよう
      2-2  研究公正の観点から考える研究不正~研究の公正性を担保するためのターゲットはどこにあるのか~
      2-3 研究データ管理の目的から見た電子ラボノートの位置づけ
      コラム4 研究データの公正性をめぐる2 つの原則
      コラム5 GCP とER/ES 指針
     第3章 電子ラボノート導入
      3-1 電子ラボノート導入の目的〜研究とリスクマネジメント〜
      3-2 電子ラボノートで実現すべき原則
      コラム6 論文のリトラクトということ
      コラム7 電子ラボノート(ELN)導入に寄せられる幻想

    第2部 電子ラボノート実装ガイドライン

     第4章 電子ラボノート実装
      4-1 概略
       4-1-1 一般論とその適用ということ
       4-1-2 研究支援者として提供する研究基盤のレベル
       4-1-3 ステークホルダーの確認
       4-1-4 研究者の立場から
      4-2 電子ラボノート実装前の準備~研究機関および研究支援者側で確認すべきこと~
       4-2-1 各機関/ 大学における研究データポリシー、研究ガイドラインの確認
       4-2-2 機関/ 大学内ステークホルダーの確認
       4-2-3 データポリシーを踏まえた上でのデータ管理レベルの設定と基盤整備
       4-2-4 当該機関/ 大学で実施される研究の種別の確認
      4-3 ラボへの実装に際して~研究者の作業~
       4-3-1 機関/ 大学およびラボにおける既存の規定の確認
       4-3-2 ラボにおける研究活動の把握
       4-3-3 ラボにおける研究活動の領域および発生するデータの種類とその構造の把握
       4-3-4 ELN の要件と選定
      4-4 運用中の注意点
      4-5 スタッフの異動、研究室のクロージングに際して
      コラム8 退職した研究者への疑義に研究機関は対応しなくてはならない
     第5章 付録 電子ラボノート実装のためのチェックリスト

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