目次
- Part 1 総論
創傷を扱うに際して
創傷治癒のメカニズム
救急科と形成外科の対応の違い
座談会 救急医にとっての外科研修の必要性について
Part 2 創傷治療で身に付けるべきテクニック
必須の基本テクニック:初期研修でこれだけは身に付けよう
局所麻酔:麻酔なしに洗浄も創観察もできない
創の観察と洗浄
処置時の感染対策と抗菌薬投与
創縫合を行うための基礎知識−器具の使い方など
創縫合の基本手技−結紮法
創縫合の基本手技−縫合法
創縫合の応用テクニック:複雑な創への対応
弯曲した創・ギザギザの創
デブリードマン
さまざまな創傷の縫合
ドレーン挿入留置
座談会 忘れられない反省症例
Part 3 部位別の処置法など
頭部
頭皮
顔面/前額部
眼とその周囲
耳介
鼻
口唇・舌
手
爪
動物咬傷(イヌ・ネコ・ヒト)
軽症熱傷
湿潤療法
陰圧閉鎖療法(NPWT)
座談会 創の治療に役立つトリビア
Part 4 処置後のフォロー
破傷風予防
患者指導と抜糸
再診時の注意点