腎移植の医療経済

出版社: 東京医学社
著者:
発行日: 2001-06-30
分野: 臨床医学:内科  >  腎臓
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商品紹介

(序文より)ドナーやその家族の尊いボランティア精神によってなされている臓器提供を正当に評価する一つの手段として経済学的手法を用いることを試みたものである。本書で取り上げたように、純粋な経済学的な観点で腎移植を再評価することは、これまであまり省みられることのなかったドナーを取り巻く環境を見直すことにもつながり、今後の腎提供の増加を図る際にも大いに参考になるのではないかと考える。

目次

  • 腎移植の医療経済
    監修/岸本武利

    ―目次―
    第1章 腎移植の問題点―移植医の立場から
    第2章 腎移植の問題点―透析医の立場から
    第3章 腎移植の問題点―コーディネーター経験者の立場から
    第4章 腎移植の医療経済―移植の過去、現在、未来
    第5章 「臓器売買」容認論の倫理学的検討―臓器提供を増やすことは至上目的か
    第6章 効用関数、供給関数、需要関数
    第7章 死体腎提供に関する医療経済分析
    第8章 腎移植における(潜在的な)需要関数の測定および腎移植の規制による社会厚生上の損失の計測
    第9章 非市場状況における移植用臓器提供―死体腎提供を中心に

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