運動の生理学 骨から神経まで

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2003-05-15
分野: 基礎医学  >  生理学
ISBN: 4525123311
書籍・雑誌
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2,750 円(税込)

商品紹介

本書は、著者が東京医科大学をはじめ、いくつかの大学の医学部学生と、リハビリテーション医療系の学生に対して行った講義をベースに、加筆、捕捉をほどこしてまとめあげた、生理学的な思考から運動学がわかる。すなわち人体運動学の生理学的基礎の解説を目的とした入門書である。

目次

  • 運動の生理学 骨から神経まで

    ― 目次 ―

    講義1 運動とはどういうことか?
     物体はどのように動くか
     生きもの の運動
     ヒトの運動の性状
    講義2 骨格系の機能的なりたち
     「骨格系」の「骨組み」
     関節
     骨の内部構造
     骨の力学的適応構築
     骨のダイナミックス
    講義3 骨格筋の運動
     「骨格」と「筋」
     伸筋と屈筋
     拮抗筋と協調筋
     in vivo での筋収縮パターン
     白筋と赤筋
     歩行と立位姿勢
     骨格と筋のてこ作用
     ひとつの例:前腕のてこ作用
    講義4 筋収縮
     摘出した筋収縮のパターン
     筋のメカニカルな性質
     筋収縮にともなう熱の発生
     エネルギー源としてのATP
     筋の構造と収縮のメカニズム
     生化学的アプローチ
     収縮タンパク質
     滑りモデルの分子メカニズム
     収縮の制御
    講義5 興奮と収縮の連関
     骨格筋細胞の構成
     筋細胞膜の電気生理学的特性
     膜の脱分極と収縮の関係
     興奮にともなう細胞内カルシウムの動き
     筋の弛緩と小胞体のかかわりあい
     細胞内カルシウムイオンの制御
    講義6 筋収縮運動の神経性調節
     筋の運動神経支配
     脊髄反射
     γ運動ニューロン
     脊髄反射の制御
     脳幹レベルでの反射
     高位中枢と下行路
     小脳と運動制御
     随意運動のメカニズムへ向けての終講の弁

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