発達障害児の医療・療育・教育

出版社: 金芳堂
著者:
発行日: 2002-07-01
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 4765310639
書籍・雑誌
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3,740 円(税込)

商品紹介

筆者は、日々の発達障害児教育実践の中で、発達に障害をもつ子どもの生命の維持、日々の生活を営む上で必要な事柄と、さらには高度な知識や技能・技術などの習得のための援助を、教育の視点からの支援だけでなく、心身の総合的支援として捉えてきました。発達障害児への発達支援は、単にこの部分は医療の問題、療育の問題、教育の問題と一元的な見方をするのではなく、さまざまな視点から多元的、総合的な支援を考えることが不可欠ですし、このことで発達障害児の発達をより円滑で効果的に、潜在的な能力を開花させ、また将来的展望をもって促すことができると考えます。このような思いから、医療と療育、教育といった質の異なるシステム領域をあえて同じ視野の中に入れるための試みとして、本書を企画しました。(「まえがき」より)

目次

  • 発達障害児の医療・療育・教育
    松本昭子・土橋圭子/編
    《327ページ》

    ―目 次―

    1章 発達障害とは何か
    1 発達障害の概念
    2 発達障害の早期診断
    3 発達障害(脳障害)の原因

    2章 精神発達障害
    1 精神発達障害の分類(ICD-10とDSM-IVの比較)
    2 知的障害(発達遅滞)
    3 運動能力障害
    4 コミュニケーション障害
    5 学習障害
    6 広汎性発達障害
    7 注意欠陥および破壊的行動障害

    3章 運動発達障害
    1 運動障害の分類
    2 脳性麻痺
    3 神経筋疾患
    4 不随意運動

    4章 重症心身障害児
    1 重症心身障害児について
    2 超重度障害児(超重症児)

    5章 発達障害児の医療的ケア
    1 てんかん
    2 呼吸障害
    3 摂食障害
    4 栄養障害
    5 消化器系疾患
    6 睡眠障害
    7 悪性高熱症、悪性症候群

    6章 発達障害児の療育
    1 発達障害児の問題行動とその対策
    2 発達障害児のリハビリテーション

    7章 発達障害児の教育
    1 学校教育システム
    2 発達障害児の学校教育とは―知的発達障害児教育を中心として―
    3 発達を促すための条件
    4 養護学校の保健室から
    5 親への支援体制
    6 障害児の権利の世界的動向と日本の障害児療育の展開

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