分子生物学講義中継 Part3

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2004-01-01
分野: 基礎・関連科学  >  生物/分子生物
ISBN: 4897068770
電子書籍版: 2004-01-01 (第6刷)
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商品紹介

大好評にお答えして,Part3も発行!分子生物学は生物学という視点と軽妙な語り口はますます快調です. Part3では多細胞生物として成り立つために欠かせない発生・分化の制御の分子生物学的しくみをみっちり講義します.注目のエピジェネティクスや幹細胞も解説! 本当に面白く良く分かる本です.

目次

  • 分子生物学講義中継 Part3

    ―目次―

    発生・分化や再生のしくみと癌,老化を個体レベルで理解しよう

    1日目 発生・分化・形態形成で何が起きるか
    I.発生初期ではどのようなことが起きるのか
    II.発生のしくみ
    III.ボディープランを司るもの

    2日目 エピジェネティクス 〜分化を担う遺伝子発現制御
    I.エピジェネティクスとは
    II.クロマチン構造の変化とエピジェネティクス
    III.その他の転写調節とエピジェネティクス

    3日目 幹細胞と再生のメカニズム
    I.幹細胞と再生
    II.幹細胞というもの
    III.プラナリアの再生
    IV.イモリの再生もたいしたものである
    V.体性幹細胞を用いた再生医療
    VI.胚性幹細胞を用いた再生医療

    4日目 癌の原因を探る
    I.癌とは何か
    II.癌の原因

    5日目 遺伝子からみた癌
    I.癌遺伝子というもの
    II.癌抑制遺伝子というもの
    III.アポトーシスと癌
    IV.p53変異の重要性
    V.エピジェネティックな変化
    VI.細胞の不死化にかかわる遺伝子

    6日目 癌細胞から癌組織への道のり
    I.癌化の過程を調べる
    II.社会性の喪失にかかわる遺伝子
    III.転移にかかわる遺伝子
    IV.免疫
    V.血管の進入
    VI.癌治療と基礎研究とのつながり

    7日目 老化とは?〜衰える機能と増殖能
    I.老化とは何か
    II.老化と生活習慣病
    III.生物界における老化と寿命

    8日目 老化のメカニズム
    I.傷はいつでもでき、修復は常に不完全である
    II.老化プロセスへの遺伝子の関与
    III.ヒトの老化を司る老化時計はある

    ● コラム
    ・胚体をつくるゲノムと胎盤をつくるゲノム
    ・哺乳類の胚はなぜサンドイッチ型に近いのか
    ・個体の大きさを決めるもの
    ・脳だらけ
    ・生きてる? 死んでる?
    ・解析的手法の必要性と限界
    ・GPIアンカータンパク質
    ・コラーゲンを食べればピチピチお肌を保てるか
    ・老化にかかわる遺伝子の多くは致死遺伝子ではない

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