パーソン・センタード・セラピー

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2006-09-30
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 477240936X
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

4,180 円(税込)

商品紹介

本書は、ロジャーズのなしえた仕事と、彼の近しい同僚でフォーカシングを生んだユージン・ジェンドリンの業績を核にして、パーソン・センタード・セラピーの歴史と現在を俯瞰しつつ、心理療法の“基礎なるもの”を探った知的で刺激的な臨床研究書である。パーソン・センタード・セラピーを学ぶものにとってはもちろん、共感や傾聴といったセラピーの基本姿勢に共感する臨床家にとっても必読文献である。

目次

  • パーソン・センタード・セラピー

    ―目次―

    序 論

    1.ロジャーズとパーソン・センタード・セラピーの発展
      ロジャーズの仕事
      PCTの発展のいくつかの道筋
      標準的な見方
      統合主義者たち
      プロセス体験主義者
      「純正主義者」

    2.パーソン・センタード理論の欠陥
      農業の比喩
      「自分でいること」と「社会的拘束」
      必要/十分論争
      心理的混乱と価値の条件
      指示性
      一致とは何か
      クライエント・センタードの応答
      うまく機能している人間としてのカウンセラー
      主なアプローチの効果に差がないこと

    3.フォーカシングの起源

    4.教えられる手続きとしてのフォーカシング
      教えられる手続きとしてのフォーカシング

    5.フォーカシング指向心理療法
     クライエントが自分の体験過程と関わるための援助
      体験過程と関わる上での困難
      クライエントの傷つきやすさと「脆弱なプロセス」
      「近すぎる」プロセスと「遠すぎる」プロセス
      クライエント−セラピスト関係の困難
      内なる批評家
      分割された体験過程
      抑圧された体験過程
      省略された体験過程
      誤って解釈された体験過程
      極端な構造拘束的体験
      治療の道筋
      イメージとの取り組み
      情動との取り組み
      思考との取り組み
      行動との取り組み
      対人的相互作用との取り組み
      集団での取り組み
      からだとの取り組み

    6.反論:原則的問題と実証的問題
      原則的問題
      実証的問題

    7.心理療法の理論に向けて
      暗黙のもの(…)
      含意と進展
      相互影響(「まず相互作用ありき」)
      有機体と環境
      生命のレベル
      心理療法
      パーソン・センタード概念再考
      結論

最近チェックした商品履歴

Loading...