乳幼児の発達医療と生育支援

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2007-07-15
分野: 臨床医学:内科  >  周産期(新生児)
ISBN: 9784525282110
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商品紹介

現在行われている3か月、1歳、1歳半、3歳の乳幼児健診では疾患や障害を持つ児の早期発見は現実的にはなかなか困難である。本書では乳幼児期の疾患や障害の治療、療育に精通する専門家が、問題の見方や解決法を、乳幼児医療・療育に携わる読者に提供する。発達上の困難な問題を母子共に心安らかに乗り越えていくための指針として活用していただきたい。

目次

  • 乳幼児の発達医療と生育支援

    ―目次―

    総説 発達医療と生育支援のめざすもの
      ■発達と発達障害
      ■発達医療とは
      ■発達医療と生育支援のめざすもの

    I.発達医療における一般小児科医の役割−異常の早期発見−
     1.効果的な乳幼児健診とその限界
     2.日常診療での早期発見 

    II.発達医療から見た乳幼児期における問題点
     1.周産期医療
     2.小児内科の問題−障害を持つ子どもの早期診療と支援
     3.小児神経科−神経疾患の見分け方と診断アプローチの方法
     4.小児の循環器の発達 
     5.児童精神科−社会性の発達と情緒や行動の問題への対応
     6.乳幼児健診でみつかる小児外科疾患の実際
     7.主訴から見た乳幼児整形外科−運動発達に視点をおいて
     8.先天奇形の診断と治療を主体とした小児脳神経外科
     9.視反応のチェック−眼でのコミュニケーションの確立から
    視覚の発達までをより
     10.乳幼児健診で小児科医に望む耳鼻咽喉科への対応
     −耳疾患を中心に−
     11.乳幼児期の口腔機能の発達と疾患
     12.周術期のケア

    III.家庭における発達医療
      ■医療機関との関わり方−かかりつけ医と専門医へのかかり方
      ■療育機関との関わり方
      ■発達に何らかの問題を持つ乳幼児によくみられる症状と治療
      ■重症心身障害児

    IV.保育現場における発達医療
      ■乳幼児の保育施設について
      ■保育所・幼稚園における医療従事者
      ■園医(嘱託医)の職務内容
      ■専門医療機関・療育機関との連携
      ■行政機関との連携
      ■家庭との連携
      ■保育現場における発達医療の実際
      ■保育現場における医療的ケアについて
     
    V.乳幼児の生育支援
     1.生育支援のポイント
     2.保育指導のあり方

    VI.母親・家族へのメンタルヘルス
      ■妊娠期の母親・家族のメンタルへルス
      ■産褥期のメンタルへルスとその要因

    VII.発達医療のための支援システム
      ■わが国の母子・小児保健施策の歩み
      ■わが国の乳幼児保健システム
      ■わが国の母子・小児保健施策の今後の展望
      ■障害児に関する統計調査
      ■障害児に対する保健・医療施策障害児に対する福祉施策
      ■発達障害児・者への支援施策の充実
      ■海外の発達障害者支援システム

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