増補改訂版 日常臨床のためのオクルージョン

出版社: クインテッセンス出版
著者:
発行日: 2008-06-10
分野: 歯科学  >  臨床歯科学
ISBN: 9784781200163
書籍・雑誌
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10,560 円(税込)

商品紹介

本書は2002年に出版された旧版の増補改訂版であるが、審美的配慮、機能的配慮、構造的配慮、生物学的配慮の順序で症例を検討し、咬合と審美の調和を達成したその理論と臨床例(第8章)が新たに追加された。さらに矢状顆路傾斜度や咬頭展開角の設定などを解説した過補償再現やインプラント補綴の咬合様式を検討する際のCT画像を用いてのバイオメカニクスを配慮したフィクスチャーの配置、咬合診断のためのノウハウについても解説。

目次

  • 増補改訂版 日常臨床のためのオクルージョン

    ―目次―

    第1章 咬合治療の基本原則
     1.現代における咬合の位置づけ
     2.咬合治療の目的
     3.咬合治療の基本原則

    第2章 原則1 臼歯の中心位咬合
     1.臼歯の中心位咬合
     2.臼歯の中心位咬合の要件
     3.リーフゲージによる中心位の咬合採得法
     4.アンテリア・ジグによる中心位の咬合採得法
     
    第3章 原則2 前歯のアンテリア・カップリング
     1.適正なアンテリア・カップリング
     2.アンテリア・カップリングの要件
     
    第4章 原則3 アンテリア・ディスクルージョン
     1.快適なアンテリア・ディスクルージョン
     2.アンテリア・ディスクルージョンの要件
     3.アンテリア・ディスクルージョンと下顎位の安定性
     
    第5章 原則4 長期的な咬合の安定(支持)
     1.長期的な咬合の安定(支持)
     2.咬合の安定のための要件
     
    第6章 日常臨床咬合像
     1.補綴と咬合
     2.臼歯の咬合様式
     3.前歯の咬合様式(アンテリア・カップリング)
     4.クロスマウント法による
       アンテリア・ディスクルージョンの再現

    第7章 顎関節症の診断と治療
     1.顎関節症
     2.顎関節症の鑑別診断法
     3.歯科性顎関節症のスプリントの使い分け
     4.上下顎間関係と顎関節症
     5.歯頸部欠損と咬合

    第8章 咬合と審美の調和
     1.治療計画と治療順序
     2.治療計画に活用する審美的要素
     3.審美歯科の治療計画─臨床ステップ─

    第9章 咬合の危機管理と対策
     1.咬合診断の重要性
       ─咬合のストレスまたは不安定な咬合の診断──
     2.スタディーモデルの製作法
     3.模型上での咬合診断
     4.咬合治療のオプションの考察
     5.フェースボウ・トランスファーの意義
     6.垂直顎間距離と顔貌
     
    第10章 インプラント補綴の咬合様式
     1.インプラント補綴における咬合の意義
     2.天然歯列とインプラント歯列
     3.無歯顎症例の咬合様式
     4.部分欠損症例の咬合様式

    第11章 咬合のメインテナンスと長期経過
     1.定期的リコールについて
     2.メインテナンスの概要

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