包括的地域ケアの実践

出版社: 金芳堂
著者:
発行日: 2002-01-10
分野: 衛生・公衆衛生  >  地域医療
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5,500 円(税込)

商品紹介

現在、ケアを包括的に理解し保健・医療・福祉の場で働く人たちの座右の書となるべき公衆衛生・福祉分野の成書については、実践の参考となるものが少なく、学問的にも今一度、地域の視点から地域ケア実践論の展開が必要と思われる。本書は、五色町という一農村地域での取り組みを通して地域ケアのあり方について言及したものであるが、十年前から日常業務の傍ら執筆しているうちに保健・医療・福祉をめぐる情勢はめまぐるしく変化し、介護保険制度による新たな介護システムも開始されるに至っている。

目次

  • 包括的地域ケアの実践
    松浦尊麿/著
    《279ページ》

    ―目 次―

    1章 地域ケア総論
    I.ケアの概念
    II.保健・医療・福祉の多元的視点の下での地域ケア
    III.五色町における地域ケア構築過程の検証

    2章 ライフステージ別保健・医療・福祉事業の概観
    I.周産期・乳幼児期の事業
    II.少年期・青年期の事業
    III.壮・中年期の事業
    IV.高齢期の事業

    3章 地域ケアの基盤
    I.保健・医療・福祉の基盤
    II.地域ケアに関わる機関・施設の役割
    III.介護保険制度と市町村の基盤づくり
    IV.住民との協働と課題
    V.保健・医療・福祉情報システム

    4章 地域ケアの実践的諸問題
    I.市町村における保健・福祉事業の特徴と課題
    II.市町村を基盤とした地域ケア推進の諸問題
    III.公的医療機関における地域ケア推進の阻害要因と対応
    IV.ネットワーク形成過程における諸問題
    V.地域ケア実現のための諸要因

    5章 地域ケアにおける第一線医療機関の役割
    I.第一線医療機関をめぐる社会環境と実践課題
    II.地域ケアを担う診療所の事業
    III.保健・福祉施設の併設による総合運営
    IV.地域ケア現場における医療従事者の留意事項
    V.新しい介護システムと医療機関の実践課題
    VI.第一線医療機関で働く医師の養成教育

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