若い歯科医師の疑問に答えます Q&A70
商品紹介
勤務医や開業間もない若手歯科医師の皆さんにとって，臨床の現場における疑問は数え切れないほどでしょう。そこで本書では，卒後2〜3年目の若手から頻繁に寄せられる70の疑問を精選し，日々臨床の現場で後進の指導にあたる執筆陣が，きわめて実践的かつ丁寧に回答をしました。この一冊で，チェアサイドの「？」が「！」に変わります。
目次
- 若い歯科医師の疑問に答えます Q&A70
―目次―
初診時における対応処置
Q1 問診が苦手です．
どうすれば，どのように対応すれば上手くなりますか？
Q2 初診からの診療の組み立て方は？
（どの処置をどういう順番で進める？）
Q3 痛みを訴えて来院した患者に，まずどのような
処置をすればよい？（原因歯の特定法は？）
Q4 歯髄炎（Pul）か歯根膜炎（Per）かは，どう判断する？
治療時における麻酔処置
Q5 上顎大臼歯の浸潤麻酔時，適切な刺入部位と麻酔薬の量は？
Q6 麻酔が効かないときは，どうしたらよい？
Q7 切開，排膿時の麻酔の打ち方は？
歯内療法・保存修復
Q8 どこまでの歯冠崩壊まで保存処置が可能ですか？
（抜歯に踏み切るときは？）
Q9 抜髄と感染根管治療はどう違う？
Q10 緊密に根管充填するためには，
どの位置まで拡大するのがよい？
Q11 抜髄のとき何号まで拡大すればよい？
Q12 根管貼薬剤の選択基準は？
（カルシペックスやビタペックスはどう使う？）
Q13 根管充填する時期は？
Q14 抜髄後の痛みは残髄が原因？どう対処する？
Q15 齲蝕か象牙質知覚過敏症かの判断は？
ほか
歯周治療
Q22 歯が痛い，歯肉も腫脹，この歯には歯周治療？歯内療法？
Q23 歯周病の薬物療法について知りたい
Q24 初診時やスケーリング後以外で，
基本検査や精密検査を行うのはどんなとき？
Q25 スケーリング・ルートプレーニングは
どのタイミングで行う？
口腔外科治療
Q26 8番は抜く？抜かない？
Q27 抜歯時のヘーベルの持ち方は？力を加える方向は？
位置は？
Q28 ヘーベルから鉗子，鉗子からヘーベルに替える
タイミングは？
Q29 抗血栓薬を服用している患者に，
外科処置を行うときの注意点は？
Q30 切開排膿時，切開の深さは？大きさは？
ドレーンを挿入する場合と，しない場合の基準は？
ほか
補綴治療
Q36 レジンコア，ファイバーポストの選択基準は？
Q37 寒天─アルジネート連合印象とシリコーン印象では，
どんな差がある？
Q38 シリコーンラバー印象に用いるパテ状の印象材を
練和するときに使用する手袋は，ゴム製と
プラスチック製のどちらがよい？
Q39 個歯トレーを用いた印象の勘どころ
Q40 ゴシックアーチの採り方
ほか
小児歯科治療
Q53 小児の吸指癖は，何歳までに止めさせるように指導すべき？
Q54 反対咬合の場合，何歳ころ矯正歯科の受診を勧めるべき？
Q55 乳歯の歯内療法には，どのような方法がある？
Q56 フッ化物の応用方法は？
Q57 乳歯抜歯の判断基準は？
Q58 中心結節にどう対処する？
緊急時における対応処置
Q59 治療中の患者に過呼吸発作が，まず行う対処法は？
Q60 転倒して前歯を折った患者が来院，まず行う処置は？
その他
Q61 口腔・咽頭部への接触刺激による
嘔吐反射の強い患者への対処法は？
Q62 どんなときに薬の処方が必要？
Q63 どのような薬（種類）をどのような基準で選ぶ？
また，処方する量はどのような基準で決める？
Q64 洗浄時に使用する消毒薬の選択は？
Q65 顎関節症の診断法は？対処法は？
Q66 医療安全とは？その目的は？
Q67 ビスホスホネート系製剤（骨粗鬆症治療薬）と
顎骨壊死および臨床における注意点は？
Q68 金属アレルギー，その原因・症状・鑑別診断法は？
Q69 再生医療は歯科治療の分野にも応用されている？
Q70 ジルコニアってどんな材料？
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