精神科看護らしい口腔ケアへの探求
商品紹介
口腔機能の保持・増進は，摂食・嚥下のみならずコミュニケーションの問題にも通じる。つまり口腔機能への看護には患者自身の口腔機能向上と，医療者と患者の相互作用の効果という2つの側面があり，精神科看護にとって重要な領域である。精神科看護師の身体ケアの能力の向上が要求される昨今，精神疾患の理解に基づいた摂食・嚥下機能への看護を適切に行うために本書を活用していただきたい。
目次
- 精神科看護らしい口腔ケアへの探求
―目次―
◇Chapter 1 精神科領域における食べる機能への看護
1 患者の口腔機能と全身状態（精神面／身体面）に
注目することの意義
◇Chapter 2 摂食・嚥下機能の基本知識
1 摂食・嚥下機能とは
2 誤嚥とは何か
3 窒息とは何か
4 摂食・嚥下障害の評価
5 口腔乾燥症
◇Chapter 3 精神疾患と摂食・嚥下障害
1 精神疾患を有する人の食行動
2 向精神薬の口腔機能に関する副作用
3 看護師による副作用の観察―６つのセルフケア項目を通じて
4 精神疾患患者の摂食・嚥下障害への対応の実際
5 認知症の摂食・嚥下障害
Chapter 4 精神科看護らしい口腔ケアへの探求
1 精神科看護らしい摂食時観察
2 口腔ケアの考え方
3 ケアによる相互作用の効果
4 栄養評価と栄養法
5 経管栄養の選択基準
6 経管栄養の管理
7 誤嚥・窒息へのリスクマネジメント
8 摂食・嚥下障害に対するチーム医療の意義
9 摂食・嚥下障害のための食形態
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