認知症診療の実践テクニック

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2011-10-15
分野: 臨床医学:内科  >  老人医学
ISBN: 9784260014229
書籍・雑誌
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6,380 円(税込)

商品紹介

精神科診療のエキスパートを目指すための新シリーズの1冊。認知症患者の家族介護者から寄せられることの多い悩みや質問をもとに、患者・家族に対して有効な励ましの言葉やアドバイスの方法など、日常診療で生かせる対応のコツを紹介する。また認知症予防や薬物療法の注意点・副作用、疾患ごとの症状の特徴なども掲載し、認知症そのものに対する理解を深めることにも役立てられる内容となっている。

目次

  • 認知症診療の実践テクニック

    ―目次―

    第1章 認知症の予防策はあるか?
        −危険・防御因子と予防介入の実例紹介
     認知症予防をめぐる考察
     認知症発症の危険因子
     認知症発症の防御因子
     MCIから認知症への転換予防研究−安心院プロジェクトの紹介
     認知症予防のための提言

    第2章 薬物療法の実際
     認知症薬物療法の変遷
     認知機能障害に対する薬物療法
     BPSDに対する薬物治療
     各症状に対する薬物療法
     薬物療法をするにあたって

    第3章 もの忘れ外来における認知症患者とのコミュニケーション
     認知症患者とのコミュニケーションが治療の基本
     外来診療でのコミュニケーションのポイント
     本人・家族交流会およびデイサービスでのコミュニケーション
     外来通院時の患者本人の言葉
     認知症患者とのコミュニケーションで大切なこと
     患者とのコミュニケーションで大切なこと

    第4章 非アルツハイマー型の認知症とは?
     そもそも変性性認知症とは?
     レビー小体型認知症(DLB)
     前頭側頭葉変性症(FTLD)

    第5章 介護者のこころをケアする
     介護者支援の必要性
     どのような人が介護者になっているか
     認知症の程度と介護者の過剰ストレス
     介護者のこころの段階
     告知について
     家族が特に悩むこと
     善意の加害者とは
     善意の加害者と本人の死亡
     介護者の行動パターンと介護の破綻
     介護者自身のストレスケア
     適切な情報提供と共感の支え合い
     心理教育アプローチと家族支援プログラム
     家族支援が認知症の人の昼夜逆転を改善する
     介護者がおかれている状況から,特に留意しなければならない場合
     悪意のある虐待者への対応
     共感の源としての「家族会」の役割
     介護者を支え,明日の希望につながる言葉がけとは

    第6章 生活上の障害への対処法−家族へのアドバイスを中心に
     認知症の介護者とは
     介護負担の生まれる背景
     介護殺人と介護心中
     介護者の心のうち
     当事者の心のうち
     BPSDへの対応に関するアドバイス
     生活機能障害と介護者へのアドバイス
     認知症の日常生活
     個々の生活機能障害
     切れかかったらどうするか?
     認知症医療に求められているもの

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