強迫性障害治療のための身につける行動療法

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2012-06-03
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753310456
書籍・雑誌
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商品紹介

「極端なことを強引にさせる治療」「心を扱わない表層的な治療」「治療パッケージとして限定されたもの」等の行動療法をめぐる誤解を払拭し,行動療法の実用性と奥深さを,難治とされる強迫の臨床を通して伝える。身につければこれほど役に立つ技術はないと実感している著者らによる,患者の生活の“質”の変化を目指す行動療法のススメ。

目次

  • 強迫性障害治療のための身につける行動療法

    ―目次―

    序 章 気になること―行動療法の現状に関して

    第?部 強迫性障害とその辺縁群の分類と治療の工夫
     第1章 曝露反応妨害法が有効なOCD,有効でないOCD,
          工夫をすれば有効なOCD
     第2章 その治療はなぜうまくいかないのか
          ―治療が行き詰まる5つのパターン

    第II部 曝露反応妨害法を導入する際の工夫
     第3章 心理教育を行うことで治療を進めやすくする工夫
          ―小冊子『強迫性障害の治療ガイド』を利用した
           行動療法
     第4章 治療への繊細な導入のしかたの工夫
     第5章 入院施設のない医療機関における外来治療の工夫
     第6章 ハプニングの多い入院治療での工夫

    第III部 強迫性障害辺縁群に対する行動療法の工夫
     第7章 強迫性障害と広汎性発達障害
     第8章 強迫症状を伴う児童思春期の短期治療成功例
     第9章 hoarding(溜め込み)に関する近年の仮説と治療

    第IV部 行動療法を使いこなす臨床家になるために
     第10章 臨床に即した行動療法の実際
          ―効果的な精神療法としての行動療法
     第11章 行動療法を生かすための薬物療法
     第12章 「行動療法家」の訓練
          ―行動療法の治療者として自立できるための研修体験
     第13章 九州大学精神科における行動療法の研修システム
     第14章 行動療法治療者として自立するために必要な
          「考える」技術

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