がんサバイバー

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2012-06-15
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784260015226
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商品紹介

がんと診断された日を患者もその家族も忘れることはない−「がんサバイバー」とはがんを克服した人だけを指すのではない。がんと診断された時から人はサバイバーとなり、一生サバイバーであり続ける。診断・治療時、再発監視時、完治後の各々に異なるニーズとケアを理解し、可能な限り高い質で生きていけるようサバイバーを支援するにはどうすればよいか。医療者が知っておくべき医療・心理・社会的支援の知識を解説。

目次

  • がんサバイバー

    ―目次―

    第1部 総論
     1.がんサバイバーの課題
     2.がんサバイバーシップの現在
     
    第2部 心理的問題
     3.がんの症状がもたらす負担:
        気分障害・痛み・倦怠感・睡眠障害の管理
     4.がんサバイバーにおける心的外傷後ストレス
     5.がん経験に利点を発見する:心的外傷後の成長
     6.がん後のセクシュアリティと性的愛情表現
     7.がんを経た後の男性セクシュアリティと妊孕性
     8.がんサバイバーにおける妊孕性と親になること
     9.前立腺がん患者の治療選択とQOL
     10.がんサバイバーのための遺伝カウンセリングと遺伝子検査
     11.サバイバーシップにおける子育ての課題
     12.家族と介護者:力強い味方であること
        −社会・コミュニティの視点
     
    第3部 疫学的問題
     13.身体活動と乳がんの予防・予後
     14.がんサバイバーの食事と予防医学
     15.「二次がん」の疫学
     16.放射線治療に関連する悪性腫瘍
     17.化学療法に関連する悪性腫瘍:
        白血病,非ホジキンリンパ腫と固形腫瘍
     18.小児がんを経た成人サバイバーにおける健康上の問題
     
    第4部 医学的問題
     19.がん治療による心臓への長期的影響
     20.がんサバイバーにおける肺障害
     21.がんサバイバーにおける消化管障害と肝障害
     22.がん治療における神経障害
     23.がんサバイバーにおける腎障害
     24.がんによる眼症状
     25.がん治療による聴覚障害
     26.がん治療による内分泌障害
     27.がんサバイバーにおける骨・筋・皮膚の問題
     28.認知機能障害−「ケモブレイン」
     29.がんサバイバーにおける妊孕性保護
     30.手術後リンパ浮腫:評価と治療
     31.結論

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