マインドフルネスの第一人者ジョン・カバットジン(マサチューセッツ大学医療センター)によって創られたプログラムが本書のプログラムのプロトタイプであり,「マインドフルネス呼吸法」と「ボディスキャン」(身体へのマインドフルネス)をベースに,「静座瞑想」(心静かに流れゆく体験に意識を向ける)と「ヨーガ」(身体を使ったマインドフルネス練習)を学べるように設計されている。さらに生きとし生けるものに無限の愛を施す「慈悲の瞑想」で恐れを変容させ,共感・思いやり・傾聴によってコミュニケーションする「人間関係へのマインドフルネス」へと歩みを進め,マインドフルネスを日常生活の基調として生きるマインドフルなライフスタイルを身につけていく。