集団精神療法 理論と実際

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2014-03-30
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784772413596
書籍・雑誌
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商品紹介

精神病院をよくするのにはどうしたらよいか、患者の声を治療に反映させるにはどのようにしたらよいのか、と悩み、痛みを体験しながら、一精神科医として出来ることは何かと自問して来て、著者がたどり着いた集団精神療法についての論集である。集団精神療法の基礎から治療共同体の成り立ち、臨床場面への応用までをわかりやすく説く。 

目次

  • 集団精神療法 理論と実際

    ―目次―

    I 集団精神療法の基礎
     集団精神療法を始める前に
     集団精神療法から学んだこと
     なぜグループ療法か
     集団精神療法の臨床的意義
     大グループ
     土居健郎先生と集団精神療法
     集団精神療法と個人精神療法
     集団精神療法における父性の意味
     集団精神療法の倫理
     エッセイ:知ることの周辺

    II 治療共同体:理論と実践
     治療共同体の成り立ち
     私の治療共同体体験―治療共同体とグループ・アナリシス
     いわゆる民主主義と治療共同体
     治療共同体概念はデイ・ケアにどう役立てられるか
     Maxwell Jonesの治療共同体と統合失調症の治療
     David Clarkが遺したもの
     David Clarkのこと
     エッセイ:精神科医の心の「こり」について

    III 集団精神療法の臨床的応用
     精神病院の改善と集団精神療法
     統合失調症者の入院治療におけるグループワークの意義
     統合失調症の集団精神療法を巡って
     長期入院患者のリハビリテーションについて
     慢性,高齢の入院精神障害者のリハビリテーションの個人的な体験
     看護におけるチーム・ワーク

    エッセイ
     看護の一体性とコンフロンテーション
     いろいろなグループに参加することの意味
     コミュニティミーティングから学べること
      ―三人の看護師さんへの手紙

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