生体の科学 61/5 2010年9・10月号
目次
- 生体の科学 61/5 2010年9・10月号
―目次―
特集 シナプスをめぐるシグナリング
■１．受容体
AMPA受容体の発現調節
Delta2受容体
逆行性シナプス伝達における
内因性カンナビノイドシグナリングの分子機構
1型インシュリン様成長因子受容体
代謝型グルタミン酸受容体
神経活動によって調節される局所GABAA受容体の機能
シナプス形成におけるLRP4シグナリングの関与
セロトニン2C受容体(HTR2C)
■２．トランスポーター
グルタミン酸トランスポーター
小胞性グルタミン酸トランスポーター
ドパミントランスポーター
GABAトランスポーターの構造と機能
小胞型GABAトランスポーターVGAT
グリシントランスポーター(GlyT)
グリシントランスポーター2(GlyT2)阻害薬の抗侵害作用
■３．チャネル
カルシウムチャネルの多様性：
カルシウムチャネルサブユニットの多様な機能
GIRKチャネル
シナプスにおけるVR1(TRPV1)
■４．Gタンパク
匂い受容器に発現するGαq／Gα11
Gαolfの構造と機能
Rab3Aと神経可塑性
synGAPアイソフォームの機能分化
シナプス可塑性におけるRafとRafキナーゼ抑制蛋白の役割
■５．ホスホリパーゼ
RedoxシグナリングとPLCの活性化
PLA2−cPLA2αの機能を中心に−
■６．セカンドメッセンジャー
シナプスにおけるCaシグナリング
IP3-IP3レセプター
リアノジン受容体
アラキドン酸
脂質性二次伝達物質ジアシルグリセロールと代謝酵素DGキナーゼ
■７．キナーゼ／ホスファターゼ
PKA
PKC
cGMP-dependent protein kinase(PKG)
CaMKIIによるシナプスの構造と機能調節
シナプスにおけるERKシグナリングの役割
神経系におけるMEK1／2の機能
Protein phosphotase(PP)1と2A
Calcineurinによるシナプスの多彩な制御
Ephによるシナプスの形成と可塑性の制御機構
Cdk5-シナプスにおけるネガティブレギュレーター
■８．プロスタグランジン
ドパミン系と興奮性シナプス可塑性における
プロスタグランジンE2とその受容体の役割
PGD2
COX-1／2
■９．ニューロペプチド
小脳とCRH
Cbln1(セレベリン)
AngiotensinIIと認知機能
■10．スカフォールドタンパク
シナプス局在から見えるPSD-95ファミリーの機能多様性
S-SCAM／MAGI2
CASK
軸索に特異的なスペクトリン細胞膜骨格の機能
TANC1：スパインサイズ制御系との関連
Shank
■11．細胞骨格タンパク
Actin
Myosin
脳では未開拓のmultivalent scaffolding protein,p55
■12．脂質ラフト関連
BAALC 1-6-8 proteinはカルモジュリンキナーゼIIα subunitの
ターゲティングに関与するか
■13．シナプス間隙マトリクス
海馬におけるメタロプロテアーゼ阻害因子Timp-3
■14．転写因子
Junファミリー
Fosファミリー
■15．受容体トラフィッキング
HPC-1／syntaxin1Aとsyntaxin1Bの機能分化
シナフィン／コンプレキシンの神経伝達物質放出における役割
SNAP23／25
受容体の膜輸送によるシナプス機能制御
■16．発達因子／調節リガンド
セマフォリンとその受容体による層特異的神経投射の制御
Plexin-B
ErbB1-4
■17．可塑性
SAPファミリー蛋白質
Dynamin依存性シナプス小胞エンドサイトーシス
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