本書では、臨床上実施されている検査のうち、保険適用される主要な検体検査項目について、検査値の上昇・低下、あるいは逸脱したときに、その原因が「病気」なのか「薬の影響」なのかを判断するためのポイントを解説します。第2版では、検査項目を新たに39項目追加したほか、すべての項目を見直して最新情報を盛り込みました。また、健康診断などでよく測定される臨床検査値の一覧表や、主な疾患名から関連する検査項目を探せる便利な索引を追加し、より使いやすく・調べやすくなりました。さらに、読者の要望にお応えして「遺伝子検査」「薬物検査」に関する章を新設しています。