ここが知りたい 利尿薬の選び方、使い方

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2014-10-01
分野: 臨床医学:一般  >  薬物療法
ISBN: 9784498117020
書籍・雑誌
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5,940 円(税込)

商品紹介

心不全にともなう浮腫の改善,高血圧の降圧治療など,利尿薬は日常診療のさまざまな場面で使用されるが,上手に使いこなすには作用機序や副作用,その対策などを含めてそれなりのノウハウが必要となる.そこで本書では,主要薬剤を中心に薬の選び方,処方上のコツやポ イント,また「なぜ浮腫が起こるのか」,「腎臓の役割は?」など,生理学などについても触れ,初学者にもわかりやすいよう実際の症例も交えて実践的に解説する.

目次

  • ここが知りたい 利尿剤の選び方、使い方

    ―目次―

    第1章 浮腫ってなに?
     A.浮腫のメカニズム
     B.なぜ浮腫がいけないのか?
     C.なぜ浮腫が起こるか―腎臓の関与
     D.なぜ浮腫が起こるか―心臓の関与
     E.なぜ浮腫が起こるか―肝臓の関与
     F.なぜ浮腫が起こるか―末梢血管・リンパ管の関与

    第2章 浮腫をとる利尿薬を知る
     A.フロセミド
     B.トラセミド
     C.アゾセミド 
     D.トリクロルメチアジド
     E.ヒドロクロロチアジド
     F.アルドステロン拮抗薬 
     G.hANP 
     H.トルバプタン 

    第3章 腎臓の生理学を知る
     A.腎臓の生理学
     B.糸球体の生理学
     C.尿細管の生理学
     D.水再吸収の生理学
     E.全身の中で腎臓の役割をどう考えるか?

    第4章 腎不全を知る
     A.腎不全の病理学
     B.CKDの病態生理学,診断,治療
     C.腎不全の病態生理学,診断,治療
     D.腎不全と浮腫
     E.腎不全でどのような利尿薬を使うべきか? 

    第5章 急性心不全における利尿薬の使い方
     A.急性心不全における利尿薬の使い方の原則
     B.HFrEFによる急性心不全と利尿薬 
     C.HFpEFによる急性心不全と利尿薬
     D.電撃性心不全と利尿薬 
     E.急性心筋梗塞における利尿薬の使い方 
     F.Nohria―Stevensonの分類と利尿薬の使い方
     G.利尿薬により利尿が得られないときどうするか?
     H.腎保護を考えた急性心不全治療
      
    第6章 慢性心不全における利尿薬の使い方
     A.心筋梗塞後の心不全と利尿薬 
     B.高血圧性心不全における利尿薬の使い方
     C.肥大型心筋症(拡張相を含む)における利尿薬の使い方
     D.拡張型心筋症による心不全と利尿薬
     E.大動脈弁疾患による心不全と利尿薬 
     F.僧帽弁疾患による心不全と利尿薬 
     G.三尖弁疾患による心不全と利尿薬
     H.頻脈性および徐脈性心不全における利尿薬の使い方
     I.心臓が悪いとなぜ腎臓が悪くなるのか?
     J.利尿薬により十分な利尿が得られない場合はどうするか?
     K.腎保護を考えた慢性心不全治療はどうすればよいのか?

    第7章 高血圧における利尿薬の使い方
     A.降圧利尿薬の効果
     B.降圧利尿薬はNa排泄効果が大事?
     C.脳血管障害における降圧利尿薬の意味
     D.食塩感受性高血圧と利尿薬
     E.Non―dipper,早朝高血圧と降圧利尿薬

    第8章 肝性浮腫における利尿薬の使い方
     A.利尿薬の意義 
     B.肝性浮腫はどうすればいいのか?

    第9章 利尿薬の将来像
     利尿薬の将来像 
      1.慢性心不全に対するループ利尿薬
      2.急性心不全に対するループ利尿薬

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