ここが知りたい 重症心不全の患者さんが来ました

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2016-09-25
分野: 臨床医学:内科  >  循環器一般
ISBN: 9784498136441
書籍・雑誌
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9,020 円(税込)

商品紹介

日常診療において重症心不全症例に遭遇,診療する機会は,今後ますます増えてくることが予想されるが,病態の理解や,診療における具体的なスキルやノウハウを学ぶ機会は決して多いとはいえない.そこで本書は,臨床の第一線で活躍する各領域のエキスパートたちが,これまでの豊富な症例や経験を元に重症心不全に対するファーストタッチから診断,根本治療から退院までをどのように行うべきかを解説.現場で役立つ実践的なマニュアル

目次

  • ここが知りたい 重症心不全の患者さんが来ました

    ―目次―

    第1章 重症心不全症例のファーストタッチ
     1.臨床症状から
     2.胸部X線写真,心電図
     3.血液検査から
     4.心エコーから
     5.スワンガンツを入れる判断
     6.初期治療のトリアージ
     7.重症心不全症例?DCM症例からの検討
     8.重症心不全症例?AMI症例からの検討
     9.重症心不全症例?急性(劇症型)心筋炎からの検討

    第2章 重症心不全症例のセカンドステージ
     1.血液・生化学的検査
     2.カテーテル検査
     3.心筋生検
     4.運動負荷試験
     5.心臓核医学

    第3章 重症心不全の病態とその評価
     1.生理学的観点から
     2.神経体液因子と心不全の病態との関わり
     3.形態学から
     4.Nohria-Stevenson分類から
     5.Forrester分類から

    第4章 重症心不全の病態の理解
     1.ショック
     2.急性心不全?虚血性・非虚血性
     3.慢性心不全の増悪
     4.左心不全
     5.HFrEF
     6.HFpEF
     7.右心不全

    第5章 重症期を脱する重症心不全治療
     1.利尿薬
     2.PDE3型阻害薬
     3.ドパミン,ドブタミン,カテコラミン
     4.hANP:カルペリチド
     5.血管拡張薬
     6.呼吸補助療法
     7.IABP
     8.PCPS
     9.VAD
     10.外科的治療
     11.心臓移植

    第6章 重症心不全を合併症から考える
     1.腎不全が併発しているとき
     2.肺高血圧症を併発しているとき
     3.電撃性肺水腫を併発しているとき
     4.心房細動を合併する重症心不全
     5.心室頻拍を合併する心不全
     6.虚血性心疾患を併発しているとき
     7.高血圧を合併しているとき

    第7章 原因疾患を治療する
     1.拡張型心筋症
     2.肥大型心筋症
     3.大動脈弁疾患
     4.僧帽弁逆流症
     5.三尖弁疾患
     6.頻脈性および徐脈性心不全

    第8章 退院まで持って行く重症心不全治療
     1.VADのweaning
     2.IABP,PCPSのweaning
     3.強心薬のweaning
     4.β遮断薬
     5.RAS阻害薬
     6.アルドステロン拮抗薬
     7.CRT/CRTD
     8.植込型LVADの在宅療法
     9.心不全のリハビリテーション

    第9章 再発予防のために
     1.薬物療法
     2.生活習慣に対応する
     3.心房細動に対応する
     4.呼吸不全・夜間無呼吸に対応する
     5.貧血に対応する
     6.腎不全に対応する
     7.糖尿病に対応する
     8.冠動脈疾患に対応する

    第10章 重症心不全克服の将来像
     1.薬物療法
     2.外科的療法
     3.非薬物療法
     4.ビッグデータ
     5.数理化
     6.遺伝子

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