がん治療のための緩和ケアハンドブック

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2017-02-01
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784758118033
電子書籍版: 2017-02-01 (第2刷)
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商品紹介

「くり返す痛み,適切な処方は?」「言いづらいこと,どう切り出す?」薬の使い方に加え,つらさを癒す声かけやICの具体例が満載!ポケットに入れて持ち運べるオピオイド等力価換算表付き!

目次

  • がん治療のための緩和ケアハンドブック

    ―目次―

    第1章 がん緩和ケアの基本
     1.がん緩和ケア概論
     2.緩和ケアの場や環境の調整・地域連携
     3.「本当に抗がん剤を続けるの?」
     4.「本当に抗がん剤はもうできないの?」
     5.WHO方式がん疼痛治療法(1) 3つの目標
     6.WHO方式がん疼痛治療法(2) 5つの原則
     7.WHO方式がん疼痛治療法(3) 3段階除痛ラダー
     8.がん性疼痛の評価

    第2章 非オピオイド鎮痛薬
     1.アセトアミノフェン
     2.NSAIDs
     3.肝・腎障害時,経口摂取困難時の非オピオイド鎮痛薬

    第3章 オピオイド鎮痛薬
     A.基本の知識
     B.薬剤の使い方

    第4章 鎮痛補助薬,神経ブロック
     1.鎮痛補助薬(ステロイドを除く)
     2.ステロイド
     3.神経ブロック

    第5章 症状の緩和
     A.精神症状
     B.身体症状

    第6章 インフォームド・コンセントのNGとOK
     1.SHAREプロトコールを用いたBad newsの伝達
     2.Hope for the best,but prepare for the worst
     3.家族が患者本人へのBad news伝達を拒否する時
     4.生検やStaging中の病状悪化が懸念される場合
     5.抗がん剤治療を開始する時
     6.患者が標準治療以外の治療を希望する時
     7.抗がん剤治療を中止し緩和ケアに集中していく時
     8.緩和ケアに対する誤解を解く
     9.オピオイドに対する誤解を解く
     10.ホスピスに対する誤解を解く
     11.在宅緩和ケアへの理解を進める
     12.持続的鎮静に対する誤解を解く
     13.終末期の検査や輸液に対する誤解を解く
     14.予後について伝える
     15.将来の意思決定能力低下に備えて今後のことを相談する
       〜Advance care planning(ACP)〜
     16.答えにくい質問への対応:「私はもう死ぬのでしょうか?」
     17.状態が悪いなかでの希望に応える:「もう一度〜がしたい」
     18.看取りへ向けて

    第7章 冷や汗症例に学ぶ緩和ケア
     1.オピオイドは最初が肝心!
     2.ロキソニン1日3回毎食後では夜間に痛みで目が覚める!
     3.レスキューも増量した?
     4.オピオイドが効かないのか? 足りないのか?
     5.貼付剤はいきなり貼らないで!
     6.麻薬の総量を考えている?
     7.体動時痛のみでオピオイド増量?
     8.オキノームでは間に合わない?
     9.増量してないのにオピオイド過量?
     10.モルヒネ無効の呼吸苦?
     11.炎症の強い腫瘍にステロイドを!
     12.神経ブロックは早めのコンサルトを!
     13.低Alb血症時のCa値に注意!
     14.本当にぎっくり腰?
     15.せん妄患者の不眠にレンドルミン?
     16.せん妄で痛みが増強?
     17.セレネースは眠剤じゃない!
     18.気持ちのつらさか? アカシジアか?

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 がん緩和ケアの基本

P.14 掲載の参考文献
2) 緩和ケアプログラムPEACE PROJECT http://www.jspm-peace.jp/data/v3_a/M-2_緩和ケア概論.pdf
3) 「がんの痛みからの解放とパリアティブ・ケア-がん患者の生命のよき支援のために-」(世界保健機関/編), 金原出版, 1993
P.21 掲載の参考文献
1) 「改訂第4版 がん化学療法レジメンハンドブック」(日本臨床腫瘍薬学会/監), p30, 羊土社, 2015
P.23 掲載の参考文献
1) 「がん診療レジデントマニュアル第7版」(国立がん研究センター内科レジデント/編), p24, 医学書院, 2016
P.25 掲載の参考文献
1) 「がんの痛みからの解放-WHO方式がん疼痛治療法第2版」(世界保健機関/編), pp37-38, 金原出版, 1997
P.27 掲載の参考文献
1) がんの痛みからの解放-WHO方式がん疼痛治療法 第2版」(世界保健機関/編), pp38-41, 金原出版, 1997
P.30 掲載の参考文献
1) 「がんの痛みからの解放-WHO方式がん疼痛治療法第2版」(世界保健機関/編), pp38-41, 金原出版, 1997
P.34 掲載の参考文献
1) 「症例で身につくがん疼痛治療薬」(山口重樹, 下山直人/編), p38(小杉寿文, 佐藤英俊/著), 羊土社, 2014
2) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp18-36, 金原出版, 2014

第2章 非オピオイド鎮痛薬

P.39 掲載の参考文献
P.43 掲載の参考文献
2) Chang JC:How to differentiate neoplastic fever from infectious fever in patients with cancer:usefulness of the naproxen test. Heart Lung, 16:122-127, 1987
3) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp74-76, 金原出版, 2014
P.45 掲載の参考文献
1) 「透析患者への投薬ハンドブック改訂2版」(平田純生, 他/著), じほう, 2009

第3章 オピオイド鎮痛薬

P.54 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp57-63, pp181-211, 金原出版, 2014
P.57 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp60-61, 金原出版, 2014
P.61 掲載の参考文献
P.65 掲載の参考文献
1) 国分秀也, 他:硫酸モルヒネ徐放性細粒(モルペス(R) 細粒)における経管投与時のシリンジおよびカテーテルへの付着の検討. 新薬と臨床, 52:461-469, 2003
P.69 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp155-160, 金原出版, 2014
P.74 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp48-51, pp160-163, 金原出版, 2014
P.80 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp23-25, pp169-180, 金原出版, 2014
P.85 掲載の参考文献
2) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp51-53, 金原出版, 2014
P.90 掲載の参考文献
2) 「ここが知りたかった緩和ケア(増補版)」(余宮きのみ/著), p13, 南江堂, 2016
3) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), p56, 金原出版, 2014
4) 国分秀也, 他:硫酸モルヒネ徐放性細粒(モルペス(R) 細粒)における経管投与時のシリンジおよびカテーテルへの付着の検討. 新薬と臨床, 52:461-469, 2003
P.95 掲載の参考文献
1) 「ここが知りたかった緩和ケア(増補版)」(余宮きのみ/著), p13, 南江堂, 2016
3) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), p56, 金原出版, 2014
P.102 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), p56, 金原出版, 2014
2) 「ここが知りたかった緩和ケア(増補版)」(余宮きのみ/著), p13, 南江堂, 2016
P.106 掲載の参考文献
P.111 掲載の参考文献
2) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), p56, 金原出版, 2014
P.116 掲載の参考文献

第4章 鎮痛補助薬, 神経ブロック

P.123 掲載の参考文献
P.126 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp165-166, 金原出版, 2014
P.130 掲載の参考文献

第5章 症状の緩和

P.137 掲載の参考文献
2) 「内科医のための不眠診療はじめの一歩」(小川 朝生, 他/編), 羊土社, 2013
3) 「がん患者の精神症状はこう診る 向精神薬はこう使う」(上村 恵一, 他/編), じほう, 2015
P.147 掲載の参考文献
1) 「自信がもてる!せん妄診療はじめの一歩」(小川朝生/著), 羊土社, 2014
2) 「がん患者の精神症状はこう診る 向精神薬はこう使う」(上村恵一, 他/編), じほう, 2015
3) 「PEACE緩和ケア研修会参加者ハンドブック-精神症状 せん妄」日本緩和医療学会・日本サイコオンコロジー学会, 2016
P.151 掲載の参考文献
P.157 掲載の参考文献
P.165 掲載の参考文献
P.172 掲載の参考文献
P.177 掲載の参考文献
P.180 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp234-238, 金原出版, 2014
P.183 掲載の参考文献
1) 「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2014年版」(日本緩和医療学会/編), pp253-257, 金原出版, 2014
P.188 掲載の参考文献
1) 「有害事象共通用語規準 v4.0 日本語訳 JCOG版」 www.jcog.jp/doctor/tool/CTCAEv4J_20130409.pdf
2) 「改訂版がん化学療法副作用対策ハンドブック」(岡元るみ子, 他/編), p122-132, 羊土社, 2015
3) 「消化器がん化学療法副作用マネジメント」(小松嘉人/編), pp337-345, メジカルビュー社, 2014
4) 「手足症候群アトラス 第3版」(田口哲也, 他/監), 中外製薬, 2009
P.193 掲載の参考文献
1) 「EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2014年版」(日本肺癌学会/編), pp191-194, 金原出版, 2014
2) 「がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン 2016年版」(日本緩和医療学会/編), p87-92, 金原出版, 2016
4) 「終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン 2013年版」(日本緩和医療学会/編), pp83-88, 金原出版, 2013
P.196 掲載の参考文献
2) 「EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2014年版」(日本肺癌学会/編), pp195-196, 金原出版, 2014
P.199 掲載の参考文献
1) 「がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン2011年版」(日本緩和医療学会/編), pp54-57, 金原出版, 2011
3) 「終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン 2013年版」(日本緩和医療学会/編), pp73-75, 金原出版, 2013
P.203 掲載の参考文献
1) 「EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2014年版」(日本肺癌学会/編), pp186-188, 金原出版, 2014
P.209 掲載の参考文献
P.212 掲載の参考文献
P.215 掲載の参考文献
1) 「がんエマージェンシー」(中根実/著), pp245-262, 医学書院, 2015
P.222 掲載の参考文献
1) 「苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン 2010年版」(日本緩和医療学会/編), 金原出版, 2010

第6章 インフォームド・コンセントのNGとOK

P.231 掲載の参考文献
1) 「コミュニケーション技術研修会テキストSHARE 3.1版」(小室龍太郎, 他/編), 日本緩和医療学会・日本サイコオンコロジー学会, 2015
2) Fujimori M, et al:Effect of communication skills training program for oncologists based on patient preferences for communication when receiving bad news:a randomized controlled trial. J Clin Oncol, 32:2166-2172, 2014
P.233 掲載の参考文献
1) [A Practical Guide to Palliative Care](Old JL, et al), p47-50, LIPPINCOTT WILLIAMS & WILKINS- a Wolters Klumer business, 2007
P.237 掲載の参考文献
1) 「患者の権利に関するWMAリスボン宣言」, 世界医師会(WMA), 1981
P.252 掲載の参考文献
1) Temel JS, et al:Early palliative care for patients with metastatic non-small-cell lung cancer. N Engl J Med, 363:733-742, 2010
P.254 掲載の参考文献
P.258 掲載の参考文献
P.260 掲載の参考文献
P.262 掲載の参考文献
P.265 掲載の参考文献
1) 「終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン2013年版」(日本緩和医療学会/編), pp41-43, pp48-49, 金原出版, 2013
P.270 掲載の参考文献
1) 「患者の権利に関するWMAリスボン宣言」, 世界医師会(WMA), 1981
3) Anderson F, et al:Palliative performance scale(PPS):a new tool. J Palliat Care, 12:5-11, 1996
P.275 掲載の参考文献
P.279 掲載の参考文献
1) 「コミュニケーション技術研修会テキストSHARE 3.1版」(小室龍太郎, 他/編), 日本緩和医療学会・日本サイコオンコロジー学会, 2015
P.284 掲載の参考文献

第7章 冷や汗症例に学ぶ緩和ケア

P.305 掲載の参考文献
1) 「がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン 2016年版」(日本緩和医療学会/編), pp100-103, 金原出版, 2016

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