目次
- 頭痛外来チャレンジケース
―目次―
第1章 頭痛診療の基本を学ぶ症例
1.研修医が片頭痛と診断できなかった頭痛症例
2.トリプタンが“効かない”片頭痛
3.片頭痛予防薬の適応となる例
4.緊張型頭痛―二次性頭痛やうつ病を除外する
5.急性副鼻腔炎―患者との良好な関係構築こそ効果的なケア
6.死亡率、後遺症率が高い細菌性髄膜炎を見逃さない
7.オタワくも膜下出血基準を考慮し診断した、
独歩受診のくも膜下出血による急性頭痛例
第2章 頭痛診療の応用力を学ぶ症例
8.薬剤の使用過多による頭痛(MOH):
頭痛を治そうと飲んだ薬で頭が痛い?!
9.群発頭痛の予防療法は患者のQOLを向上させる
10.反復性の一側頭痛―三叉神経痛を的確に診断治療する
11.高齢者の頭痛―巨細胞性動脈炎を見逃さない
12.動脈解離に伴う頭痛を見落さない
13.頭痛治療に漢方薬を活かす
第3章 多様性を学ぶ症例
14.可逆性脳血管攣縮症候群
―念頭におくかどうかで救急外来診療の質が上がる
15.脳腫瘍による頭痛
16.低髄液圧症候群による頭痛
17.片頭痛が脳梗塞のリスクとなり得る
―片頭痛診療の質を高める
18.脳過敏症候群 Cephalic Hypersensitivity Syndrome
19.稀な頭痛に遭遇したとき―骨パジェット病の一例
Appendix
炎症に伴う頭痛
家族性片麻痺性片頭痛(FHM)