消化器神経内分泌腫瘍薬物療法のケースファイリング

出版社: 医学と看護社
著者:
発行日: 2017-08-15
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784906829781
書籍・雑誌
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商品紹介

本書は、消化器に発生した神経内分泌腫瘍に焦点を絞り、患者さんひとりひとりの経過を詳しく検討することで神経内分泌腫瘍の治療を整理しました。希少疾患をまとめるために神経内分泌腫瘍を積極的に診療している日本を代表する4つの施設の症例について治療の選択や経過、ポイントとなる大切な点の解説をわかりやすくまとめました。さらに、コラムとして神経内分泌腫瘍の最近のトピックスを解説。

目次

  • 消化器神経内分泌腫瘍薬物療法のケースファイリング

    ―目次―

    第1章 薬物療法の基本
     1.神経内分泌腫瘍に対する薬物療法の基本
     2.神経内分泌がんに対する薬物療法の基本

    第2章 膵神経内分泌腫瘍・がん
     1.エベロリムスによりPRが得られ、切除し得た
       膵神経内分泌腫瘍の1例
     2.スニチニブが奏効し、3年治療継続できた1例
     3.スニチニブを使用した膵神経内分泌腫瘍の1例
     4.weekly単剤投与のストレプトゾシンにて奏効が得られた1例
     5.インスリノーマの1例
     6.同時性肝転移を有するガストリノーマに対して
       集学的治療を行った症例
     7.様々な薬物療法を施行し得た膵神経内分泌腫瘍の1例
     8.組織診断がつく前に治療を開始した膵がんの1例
     9.標準治療不応の膵神経内分泌腫瘍に対して、
       カペシタビン+テモゾロマイド併用療法が奏効した1例
     10.プラチナ製剤不応の膵神経内分泌がんに対して、
        エベロリムスが有効であった1例

    第3章 消化管神経内分泌腫瘍・がん
     1.オクトレオチド療法により病勢制御が得られた
       非機能性の後腸原発神経内分泌腫瘍の1例
     2.エベロリムス療法により病勢制御が得られた
       後腸原発神経内分泌腫瘍の1例
     3.治療中、Ki-67値が変化した胃神経内分泌がんの1例
     4.全身状態不良のため、カルボプラチンベースで
       治療を行った胃神経内分泌がんの1例
     5.小腸原発神経内分泌がんの1例
     6.食道神経内分泌がんの1例

    第4章 肝・胆道神経内分泌腫瘍
     1.最終的に肝原発神経内分泌癌と診断した1例
     2.胆嚢神経内分泌癌(小細胞癌)に対して
       CBDCA/VP-16が奏効した1例
     3.肝門部胆管神経内分泌癌に対してプラチナ製剤が奏効した1例

    第5章 診断が困難な神経内分泌腫瘍
     1.原発不明神経内分泌癌:膵原発?
     2.肝原発神経内分泌腫瘍が疑われた1例

    第6章 化学療法に伴う合併症
     1.薬剤性間質性肺炎を繰り返しながらも、
       エベロリムスを継続し、奏効した膵神経内分泌腫瘍の1例
     2.エトポシド+シスプラチン療法による発熱性好中球減少症

    コラム
     神経内分泌腫瘍における病理診断のポイント
     膵機能性神経内分泌腫瘍の症状と診断
     ソマトスタチン受容体について
     ソマトスタチン受容体シンチグラフィ(SRS)とは
     エベロリムスの薬剤性肺障害対策
     神経内分泌腫瘍(NET/NEC)の遺伝子異常

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