臨床精神医学講座(全24巻) 第7巻 人格障害

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本巻は、社会問題にもなった人格異常による凶悪犯罪の具体例も含め、人格障害の概念、類型、発病危険因子から、その病態、評価・治療・管理法などまで、わかりやすく解説。

目次

  • 表紙
  • 本巻の執筆者
  • 目次
  • 総論
  • I. 人格障害の概念とその歴史的展望
  • 1. 人格障害とは
  • 2. 精神病質から人格障害へ
  • a. 変質概念と精神病質類型
  • b. 人格異常と人格障害
  • c. 人格障害の定義
  • II. 人格形成と人格障害
  • 1. 古典的な人格論
  • a. S. Freudの性格論
  • b. Fenichelにみる性格学
  • 2. 自我心理学の台頭と同一性概念
  • a. FreudとHartmannにみる新しい自我の輪郭
  • b. 同一性概念の登場
  • c. 自我同一性と同一性拡散症候群
  • 3. イギリスの対象関係論にみられる人格論
  • a. FairbairnとKleinのスキゾイド論
  • b. Klein学派のその後
  • c. WinnicottとBalintの人格論
  • 4. 現代の人格障害論
  • a. Kernbergの境界性人格構造をめぐって
  • b. Kohutの自己愛性人格障害
  • c. 心的外傷と人格障害
  • III. 人格障害の最近の研究
  • 1. カテゴリー分類とその診断
  • a. 診断の信頼性と診断面接
  • b. カテゴリー診断の妥当性
  • c. 人格障害カテゴリーと重複診断
  • 2. カテゴリー分類からディメンジョン分類へ
  • a. DSMのクラスター分類
  • b. 対人関係モデル
  • c. 5因子モデル
  • d. 7因子モデル
  • 3. 遺伝と環境
  • a. 双生児研究
  • b. 遺伝子研究
  • 類型
  • I. ICD-10, DSM-III, IV分類をめぐって
  • 1. ICD-10とDSM-IVの人格障害の類型
  • 2. ICD-10とDSM-IVの人格障害の全般的基準
  • 3. ICD分類をめぐる人格障害の類型の変遷
  • 4. ICD-III, DSM-IVをめぐる人格障害の類型の変遷
  • II. 妄想性人格障害
  • 1. 定義・概念
  • 2. 臨床的特徴
  • 3. 歴史
  • 4. 疫学
  • 5. 鑑別診断
  • 6. comorbidityの問題
  • 7. 臨床経過・予後
  • 8. 治療
  • III. 分裂病質人格障害
  • 1. 分裂病質人格障害の位置づけ
  • 2. 分裂病質人格障害の特徴
  • 3. 症例
  • 4. 分裂病質人格障害と分裂病の関係
  • IV. 分裂病型人格障害
  • 1. 分裂病型人格障害の成立
  • a. 境界例概念
  • b. 多軸診断上の問題
  • 2. 診断
  • 3. 臨床像
  • 4. 鑑別診断
  • 5. 診断基準に関する議論
  • 6. 治療
  • V. 反社会性人格障害
  • 1. 概念と診断基準について
  • 2. Cleckleyのpsychopath概念とその展開
  • 3. 反社会性人格障害への治療的な試み
  • VI. 境界性人格障害
  • 1. borderline "境界" という語について
  • 2. 境界性人格障害の臨床的特徴
  • 3. 人格の発達からみた境界性人格障害
  • 4. 治療
  • a. 精神療法
  • b. 薬物治療
  • c. 社会療法
  • 5. 経過・予後
  • VII. 演技性人格障害
  • 1. ヒステリーとヒステリー性人格障害
  • 2. ヒステリー性人格障害から演技性人格障害へ
  • 3. 演技性人格障害
  • a. 診断基準
  • b. 症例
  • c. 精神病理
  • d. 鑑別診断
  • e. 治療
  • VIII. 自己愛性人格障害
  • 1. 概念
  • 2. NPDの精神病理と診断基準
  • a. KohutとKernbergの論争
  • b. GabbardらNPDの精神病理を2極のサブタイプに分けて考える人たち
  • c. DSM診断
  • 3. 臨床症状
  • a. 特徴的症状
  • b. 「過剰警戒タイプの自己愛者」 (Gabbard) にみる症状
  • c. DSMのAxis-I診断との重複症状
  • 4. 治療
  • a. 精神分析療法・力動的精神療法
  • b. 集団療法, 生活療法, 家族同席面接
  • c. 薬物療法
  • 5. 鑑別診断
  • a. 他の人格障害との重複, 鑑別診断
  • b. DSM-IV, Axis-Iとの重複, 鑑別診断
  • 6. 予後
  • IX. 回避性人格障害
  • 1. 歴史的概観・定義・分類
  • 2. 症例
  • 3. 病態・病理
  • 4. 治療
  • X. 依存性人格障害
  • 1. 概念・定義
  • 2. 歴史
  • 3. 定義
  • 4. 疫学
  • 5. 成因
  • 6. 病理・病態
  • 7. 症状
  • 8. 臨床例
  • 9. 鑑別・鑑別診断
  • 10. 治療
  • a. 行動療法的アプローチ
  • b. 精神分析的アプローチ
  • c. 薬物療法
  • 11. 経過・予後
  • XI. 強迫性人格障害
  • 1. 事例N
  • 2. 診断
  • a. 古典的強迫性格
  • b. DSM-III, III-R, IV
  • 3. 強迫性人格障害と関連するI軸障害
  • a. 強迫性障害との関連
  • b. その他のI軸障害との関連
  • 4. 強迫スペクトル
  • 発病危険因子としての人格傾向
  • I. 精神分裂病の病前性格
  • 1. 分裂病の病前性格
  • a. 類型論的記述
  • b. 記録法による知見
  • c. 追跡法による知見
  • d. 「病前特徴」と「病後特徴」の関連
  • 2. 分裂病の病前性格が生じる背景
  • 3. 分裂病への脆弱性をもつ個体が発症に至る過程のモデル
  • 4. 「病前性格」と「分裂病の治療・予防」の関連
  • II. 躁うつ病の病前性格
  • 1. 歴史
  • a. 古代ギリシアのメランコリー
  • b. Kraepelinの基本状態
  • c. Kretschmerの循環気質と循環病質
  • d. Schneiderの精神病質
  • e. 精神分析からみた躁うつ病の病前性格
  • f. 下田の執着性格
  • 2. 近年の躁うつ病の病前性格に関する研究
  • a. Tellenbachのメランコリー型
  • b. Zerssenのマニー型とメランコリー型
  • c. DSMにおける気分障害と人格障害の合併
  • 3. 躁うつ病の病前性格の特徴
  • 4. 両極的見地からみた躁うつ病の類型学
  • 5. 発達論的立場からみた躁うつ病の病前性格
  • 6. うつ病の現代的病像とその病前性格
  • a. 逃避型抑うつ
  • b. 未熟型うつ病
  • III. 心身症の病前性格―アレキシサイミアとタイプAを中心に
  • 1. アレキシサイミア
  • a. 概念・定義
  • b. 概念に関する歴史的背景
  • c. 分類
  • d. 成因
  • 2. タイプA
  • a. 概念・定義
  • b. 歴史的背景
  • c. 成因
  • IV. 神経症の病前性格
  • 1. 神経症の定義
  • 2. 病前性格の定義
  • 3. 病前性格の形成について
  • a. 素質や生物学的な基盤に重点が置かれる病前性格
  • b. 環境因の影響がより大きい病前性格
  • c. 素質因と環境因の中間に位置するような病前性格
  • V. Alzheimer病の病前性格
  • 1. Alzheimer病における病前性格研究の意義
  • a. 脳器質性障害としてのAlzheimer病
  • b. 病前性格研究の意義
  • 2. 病前の行動特性評価にあたって考慮すべき点
  • a. 進行性の経過であること
  • b. 老化に伴う性格・行動特徴の変化
  • 3. 危険因子としての病前性格
  • a. 先行研究から
  • b. 最近の痴呆の病前性格に関する知見
  • 4. さまざまな危険因子と人格特性
  • 病態にみる人格障害
  • I 多重人格 (解離性同一性障害)
  • 1. 定義
  • 2. 頻度
  • 3. 原因についての議論
  • 4. 鑑別疾患
  • 5. 新しい概念としてのサイコドラマにおける役割理論による理解について
  • 6. 治療・予後
  • II. Munchausen症候群
  • 1. Munchausen症候群とは
  • a. 定義
  • b. 鑑別診断
  • c. 分類
  • d. 病因・罹患率
  • 2. Munchausen症候群の人格障害
  • a. いかなる人格障害を認めるか?
  • b. factitious disordersにおける境界性人格障害
  • c. factitious disordersにおける自己愛性人格障害
  • d. factitious disordersにおける反社会性人格障害
  • e. factitious disordersにおける演技性人格障害
  • 3. 治療
  • III. アルコール依存
  • 1. 遺伝的要因
  • 2. アルコール依存症と社会病質・反社会性人格障害
  • 3. アルコール依存症と自己愛性人格障害・境界性人格障害
  • 4. 心理テストによるアルコール依存症者の性格特徴
  • a. 質問紙法による心理テスト
  • b. 知能テスト
  • c. 認知テストから
  • 5. アルコール依存症者の人格障害の特徴
  • 6. アルコール依存症者の人格障害に対する治療
  • IV. 薬物依存
  • 1. 薬物に依存しやすい人格特性
  • a. 薬物依存症者の人格特性の臨床症候学的な類型分類
  • b. 薬物依存症者の人格特性の臨床心理学的な類型分類
  • c. 精神力動理論からみた薬物依存症者の人格特性
  • d. 薬物依存症者の人格特性の使用薬物による類型分類
  • 2. 薬物依存の形成に伴う人格変化
  • a. amotivational syndromeの概念
  • b. amotivational syndromeを起こす薬物
  • c. amotivational syndromeの心理特性
  • d. amotivational syndromeの成因
  • e. amotivational syndromeの鑑別診断
  • V. 摂食障害
  • 1. 摂食障害の診断とその病像変化
  • 2. 摂食障害と合併する人格障害のタイプについて
  • a. 神経性無食欲症をモデルとしたもの
  • b. 神経性大食症をモデルとしたもの
  • c. 衝動制御障害をモデルとしたもの
  • 3. 摂食障害と人格障害の合併の実証的研究
  • 4. 人格障害を合併する摂食障害の治療反応性
  • VI. 性別同一性の障害
  • 1. 性別同一性の概念
  • a. 中核性別同一性
  • b. 性別役割
  • c. 性対象選択
  • 2. 性別同一性の障害の諸相
  • a. 主として中核性別同一性の障害
  • b. 主として性別役割の障害
  • c. 主として性対象選択の障害
  • 3. 性別同一性障害の診断
  • a. 診断基準
  • b. 疫学
  • 4. 小児期の性別同一性障害
  • 5. 青年期・成人期の性別同一性障害
  • a. 男性一次性転換症
  • b. 男性二次性転換症
  • c. 女性性転換症
  • 6. 性転換治療の追跡研究
  • a. 性転換治療の歴史
  • b. 1980年以前の追跡研究
  • c. 1980年以後の追跡研究
  • d. 予後の予測要因
  • 7. 人格障害との関連
  • a. 性転換症の精神機能
  • b. 性転換症の心理アセスメント
  • VII. てんかん
  • 1. てんかんの性格研究の歴史
  • a. てんかん性格をめぐって
  • b. 側頭葉起源説
  • c. 行動学的研究
  • d. 認知学的研究
  • 2. 疫学
  • 3. 性格変化の成因
  • a. てんかん活動
  • b. 社会心理的要因
  • c. 抗てんかん薬の影響
  • d. 器質性脳損傷
  • 4. 性格特徴の評価と診断
  • 5. 治療
  • a. 薬物療法
  • b. 手術療法
  • c. 社会的援助
  • VIII. アパシー・シンドローム
  • 1. 笠原のステューデント・アパシー
  • 2. ステューデント・アパシーの症例
  • 3. Waltersによる精神分析的理解
  • a. 基本的反応としてのアパシー反応
  • b. アパシー反応としてのステューデント・アパシー
  • c. 受動的攻撃としてのアパシー
  • 4. アパシー・シンドロームの症例
  • 5. アパシーの治療と「心的退避論」
  • IX. いわゆる人格変化
  • 1. 人格変化の定義・概念
  • 2. 人格変化の研究の歴史と症候論
  • 3. 器質性人格変化を規定する要因
  • a. 年齢
  • b. 疾患
  • c. 病巣の局在, 分布
  • 4. 各論
  • a. 神経変性疾患
  • b. 脳血管障害
  • c. 感染症, 炎症性疾患
  • d. 頭部外傷後遺症
  • e. 中毒性疾患
  • f. その他
  • 評価
  • I. 人格障害の診断
  • 1. 人格障害の診断以前のこと
  • 2. 構造化面接
  • 3. 臨床の場での人格障害の診断
  • a. 人格障害診断の重要性
  • b. どのように診断を進めるか
  • c. 精神力動的診断
  • II. 人格障害の心理テスト
  • 1. 人格障害の心理アセスメントに関わる基本的問題
  • 2. 心理テストの課題価値と組み立て
  • 3. ロールシャッハ法における課題特質と反応
  • a. 反応理解の基本的視点とアセスメント内容
  • b. BPOに特異的な「色彩」刺激への反応性
  • III. 「多重人格」の司法鑑定における問題点
  • 「M鑑定」について
  • 1. 司法鑑定における「多重人格」診断に伴う問題点
  • a. Kenneth Bianchiの場合
  • b. Kluftの批判
  • c. Kluftによる「多重人格」に関する指針
  • 2. 「多重人格」の責任能力について
  • 治療と管理
  • I. 神経症水準の精神療法
  • 1. 神経症水準の人格障害とは
  • a. 定義
  • b. 臨床像
  • c. 性格特性と神経症症状の違い
  • 2. 病的な性格特性とは
  • 3. 精神療法における性格特性の精神力動
  • a. 定義
  • b. 防衛あるいは抵抗としての性格特性
  • c. 適応としての性格
  • d. 対象関係としての性格
  • 4. 性格特性の精神療法の実際
  • a. 神経症の分析と性格特性の分析
  • b. 性格分析の概要
  • c. 治療の手順
  • II. 境界水準の精神療法
  • 1. 境界水準の精神病理
  • a. 自己の一貫性と統合性の障害
  • b. 対人関係の障害
  • c. 認知スタイル
  • d. 感情・行動スタイル
  • 2. 精神療法的介入
  • a. 治療契約, 制限設定
  • b. 治療関係の形成・治療同盟
  • c. 治療の進展
  • d. 逆転移への配慮
  • e. 個体性の育成
  • 3. さまざまな精神療法
  • a. 精神力動的精神療法
  • b. 支持的精神療法
  • c. 融合的共生的治療関係を重視する立場
  • d. 認知行動療法
  • e. 対人関係療法
  • f. 統合治療および組み合わせ治療
  • III. 家族療法
  • 1. 症例提示と対応の実際
  • a. 初診から家族療法導入まで
  • b. 家族療法に導入
  • c. 対応の具体例 (1)
  • d. 対応の具体例 (2)
  • e. 行動化と悪循環との関係
  • f. 患者のつくる病歴
  • IV. 行動療法
  • 1. 行動療法の展開
  • 2. 人格障害の行動療法の歴史
  • 3. 行動療法による人格障害の治療戦略
  • 4. 人格障害の行動療法の実際
  • a. 反社会性人格障害の行動療法
  • b. 境界性人格障害の行動療法
  • c. 自己愛性人格障害の行動療法
  • V. 犯罪・非行の治療と管理
  • 1. 犯罪・非行の概念と特徴
  • a. 犯罪・非行の定義と分類
  • b. 犯罪・非行の特徴
  • 2. 犯罪・非行の治療と管理
  • a. 処遇の概要と目的
  • b. 処遇プログラム
  • c. 施設内処遇環境と各種適応形態
  • d. 矯正医療と精神科医の役割
  • e. 犯罪予防のための精神医療の役割
  • VI. 薬物療法
  • 1. 概要
  • 2. 人格障害症状論, 治療法の選択
  • a. 向精神薬による人格障害の治療
  • b. 抗うつ薬
  • c. 抗てんかん薬
  • 索引
  • 和文索引
  • 欧文索引
  • 奥付

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

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総論

P.10 掲載の参考文献
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3) American Psychiatric Association:DSM-III-R Diagnostic and Statistic Manual of Mental Disorders. Washington DC (1980)-高橋三郎(訳):精神障害の診断. 統計マニュアル. 医学書院, 東京(1987)
 
4) American Psychiatric Association:DSM-III-R Quick Reference to the Diagnostic Criteria from DSM-III. Washington DC (1987)
 
5) American Psychiatric Association:DSM-IV Diagnostic and Statistic Manual of Mental Disorders. Washington DC (1980)
 
6) American Psychiatric Association:DSM-IV Quick Reference to the Diagnostic Criteria from DSM-III. Washington DC (1994) 高橋三郎, 大野 裕, 染矢 幸(訳):DSM-III-R精神障害の分類と診断の手引き. 医学書院, 東京(1994)
 
7) 新井尚賢(編):異常性格-精神病質とその周辺. 医学書院, 東京(1966)
 
8) 福島 章, 町沢静夫, 大野 裕(編):人格障害. 金剛出版, 東京 (1995)
 
9) 福島 章:犯罪者の脳所見について. 精神医学レビュー, No 19, pp 28-34, ライフ・サイエンス社, 東京 (1996)
 
10) Kraepelin E:Psychiatrie, 8 Aufl. JA Barth, Leipzig (1915)
 
11) Kretschmer E:Korperbau und Charakter. Springer, Berlin (1921) (訳):体格と性格. 第22版, 文光堂, 東京
 
12) Millon T:Disorder of Personality;DSM-III Axis II. Wiley-Interscience, New York (1981)
 
13) Schneider K:Die psychopathischen Persoenlichkeiten, 4 Aufl. F Deutcke, Wien (1950)懸田克躬, 鰭崎轍(訳):精神病質人格. みすず書房, 東京
 
14) Spitzer RL, et al:Research Diagnostic Criteria (RDC) (1978)-本多 裕, 岡崎祐士(監訳):精神医学研究用診断マニュアル. 国際医書出版, 東京(1981)
 
15) WHO:The ICD-10 Classification of Mental and Behavioural Disorders (1992) 融 道男, 中根允文, 小見山実(訳):ICD-10精神および行動の障害. 医学書院, 東京 (1993)
 
P.23 掲載の参考文献
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2) Abraham K:(1924) 心的障害の精神分析に基づく発達史試論(1924) 下坂幸三, 前野光弘, 大野美都子(訳):アーブラハム論文集. 岩崎学術出版社, 東京 (1993)
 
3) Abraham K:(1921) 肛門性格の理論のための補遺(1921) 下坂幸三, 前野光弘, 大野美都子(訳):アーブラハム論文集. 岩崎学術出版社, 東京 (1993)
 
4) Abraham K:(1924) 性格形成における口唇愛性の寄与(1924) 下坂幸三, 前野光弘, 大野美都子(訳):アーブラハム論文集. 岩崎学術出版社, 東京 (1993)
 
5) Abraham K:(1925) 「性器的」発達段階における性格形成(1925) 下坂幸三, 前野光弘, 大野美都子(訳):アーブラハム論文集. 岩崎学術出版社, 東京 (1993)
 
6) Alexander F:Fundamentalis of Psychoanalysis. W. W. Norton, New York (1948)
 
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8) Balint M:The Basic Fault;Therapeutic Aspects of Regression. Tavistock, London (1968) 中井久夫(訳):治療論からみた退行. 金剛出版, 東京 (1978)
 
9) 馬場 謙:自我同性の形成と危機青年の精神病理, 笠原 嘉, 清水將之, 伊藤克彦(編), 弘文堂, 東京 (1976)
 
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11) Benedek T:Motherhood and nurturing. Parenthood, Anthony EJ, Benedek T (ed), Little Brown, Boston (1970)
 
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16) Dunber HF:Synopsis of Psychosomatic Diagnosis and Treatment. Mosby, St. Louis (1948)
 
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18) Erikson EH:Identity and the Life Cycle. Int Univ Press, New York(1959) 仁科弥生(訳):幼児期と社会1, 2. みすず書房, 東京
 
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25) Freud S:Das Ich und das Es (1923)-小此木啓吾(訳):自我とエス. フロイト著作集6, 人文書院, 京都(1970)
 
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