臨床精神医学講座(全24巻) 第11巻 児童青年期精神障害

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商品紹介

日常頻発する様々な社会問題を含め、児童青年期に生じる特有な精神障害・症状をとりあげ、その成因から治療法、予防法にいたるまで、具体的かつわかりやすく解説。

目次

  • 表紙
  • 本巻の執筆者
  • 目次
  • 総論
  • I. 児童青年期精神医学の歴史と特徴
  • 1. 世界の児童精神医学の歴史
  • a. 子どもの観察
  • b. 種々の概念の輩出
  • c. 社会的観点の導入
  • d. 精神分裂病の影響
  • e. 自閉症概念の出現と関連の研究
  • 2. わが国における児童精神医学の歴史
  • a. 日本児童精神医学会発足以前の状況
  • b. 日本児童精神医学会発足以後の経緯
  • c. 乳幼児精神医学の誕生
  • 3. 児童青年期精神医学の課題
  • a. 診療科名標榜
  • b. 大学医学部への児童青年期精神医学講座の新設
  • c. 人権の問題
  • d. 卒前卒後教育の問題
  • 付1. 「児童精神医学」講座の新設について
  • 付2. 日本児童青年精神医学会認定医制度規則・施行細則
  • II. 児童青年期精神障害の診断と治療
  • 1. 子どもとの出会い―初回面接
  • 2. 子どもの症状・問題行動の意味と特徴
  • a. 両親・保護者からの情報
  • b. 身体言語
  • c. 成長・発達による問題行動の変化
  • 3. 診断分類と診断フォーミュレーション
  • a. 不登校
  • b. 子どものうつ病
  • c. 儀式的・強迫的行動
  • d. 発達障害の二重診断
  • 4. 臨床診断の留意点
  • a. 精神発達過程の検討
  • b. 親子関係と家族
  • c. 子どもとの面接
  • 5. 子どもの治療
  • a. 面接場面の設定
  • b. 面接時間
  • c. 面接の切り出し方
  • d. 子どもからの情報
  • e. 面接の主題の選び方
  • f. 面接の終わり方
  • g. 秘密の保持
  • 発達障害
  • I. 精神遅滞
  • 1. 概念と定義, 分類
  • a. 概念と定義
  • b. 分類
  • c. 疫学
  • d. 診断
  • 2. 精神遅滞の原因
  • a. WHOによる原因分類
  • b. 精神遅滞を起こす原因疾患の発症時期別分類 (AAMR, 1992)
  • c. 病因による分類
  • d. DSM-IVによる原因別統計
  • 3. 頻度の高い, 代表的な症候群
  • a. 精神遅滞を伴う染色体異常症候群
  • b. 精神遅滞を伴う先天性代謝異常症
  • c. その他の症候群
  • 4. 精神遅滞に合併する身体的問題
  • a. てんかん
  • b. 運動障害
  • c. 感覚障害
  • d. 重症心身障害
  • 5. 精神遅滞の精神医学的諸問題
  • a. 二重診断
  • b. 精神遅滞の精神医学的問題
  • c. 精神医学的問題の診断方法と合併頻度
  • d. 精神疾患
  • e. 老化, 退行
  • f. 行動障害
  • g. 精神医学的問題の背景と治療
  • 6. 精神遅滞と保健医療対策
  • II. 自閉症
  • A. 乳幼児期
  • 1. 歴史
  • a. Kannerの早期幼児自閉症
  • b. Aspergerの自閉的精神病質
  • c. Rutterの言語 / 認知機能障害仮説
  • 2. 概念・定義
  • 3. 乳児期の症状
  • a. 臨床的記述
  • b. 対照群との比較検討
  • c. ホーム・ムービーおよびホーム・ビデオ記録による検討
  • 4. 幼児期の症状
  • a. 視線を合わせない
  • b. 共同注視の乏しさ
  • c. 情緒の理解と表出の障害
  • d. 愛着の障害
  • e. 動作模倣の障害
  • f. 機能遊びおよび象徴遊びの障害
  • 5. スクリーニング・テストと早期診断の妥当性
  • 6. 乳幼児期の療育プログラム
  • B. 児童期
  • 1. 自閉症における言語認知障害の特徴
  • a. 自閉症における知能構造の特徴
  • b. 自閉症における言語障害像
  • 2. 認知機能は本来どのようにして獲得されていくか
  • a. 知覚と認知
  • b. 抽象化, 概念化
  • 3. コミュニケーションの発達と自閉症
  • a. コミュニケーションの構造
  • b. コミュニケーション様態の変容過程
  • c. 自閉症における情動的コミュニケーションの進展過程
  • 4. 自閉症症候群の成り立ちと治療―強迫的行動を中心に
  • a. 強迫的行動の成り立ち
  • b. 強迫的行動への治療
  • C. 青年期, 成人期
  • 1. 成人した自閉症のポートレート
  • 2. 長期転帰に関する全体的傾向の変化
  • 3. 青年期パニック
  • a. 身体の急激な変化を基盤とするパニック
  • b. 感情の表出の未分化から生じるパニック
  • c. 自我の芽生えによるパニック
  • d. 青年期パニックへの対応
  • 4. 強度行動障害
  • 5. 高機能児の青年期の混乱
  • 6. 自立をめぐる課題
  • a. 就労
  • b. 性生活および結婚
  • 7. 精神科的合併症
  • a. 分裂病
  • b. うつ病
  • c. 強迫および儀式的行動
  • 8. 犯罪
  • III. 小児期崩壊性障害
  • 1. 概念・歴史
  • 2. 症状
  • 3. 診断
  • a. 定義と診断基準
  • b. 鑑別診断
  • 4. 疫学
  • 5. 病態・病理
  • 6. 治療
  • 7. 臨床経過・予後
  • IV. 学習障害
  • 1. 定義
  • 2. 歴史
  • a. 失語症研究について
  • b. 微細脳機能不全症候群について
  • c. 学習障害の概念の変遷
  • 3. 精神医学で用いられている診断基準
  • 4. 症例
  • V. 発達性言語障害
  • 1. 表出性言語障害
  • a. 定義
  • b. 成因・疫学
  • c. 症状・診断・鑑別診断
  • d. 治療・経過・予後
  • 2. 受容表出混合性言語障害
  • a. 定義
  • b. 成因・疫学
  • c. 症状・診断・鑑別診断
  • d. 治療・経過・予後
  • 3. 音韻障害
  • a. 定義
  • b. 成因・疫学
  • c. 症状・診断・鑑別診断
  • d. 治療・経過・予後
  • VI. 多動性障害 (注意欠陥障害)
  • 1. 概念・定義
  • a. 概念
  • b. 定義
  • 2. 疫学・成因・分類
  • a. 疫学
  • b. 成因
  • c. 分類
  • 3. 病態
  • 4. 症状
  • a. 不注意
  • b. 過活動
  • c. 衝動性
  • d. その他
  • 5. 診断・鑑別診断
  • a. 診断
  • b. 鑑別診断
  • 6. 治療
  • a. 薬物治療
  • b. 家庭環境・学校環境への調節的アプローチ
  • c. 子ども自身への精神療法的アプローチ
  • d. 両親への精神療法的アプローチ
  • 7. 臨床経過
  • 神経症性障害
  • I. 習癖異常
  • 1. 指しゃぶり, 爪噛み
  • a. 指しゃぶり
  • b. 爪噛み
  • 2. 律動的・反復的運動
  • 3. 抜毛癖
  • 4. 排泄に関する習癖異常―遺尿症, 遺糞症
  • a. 排泄にかかわる生理的機能の発達
  • b. 遺尿症
  • c. 遺糞症
  • II. チック・Tourette症候群
  • 1. チック症の歴史
  • 2. チックの定義と症状
  • a. チックの定義
  • b. チックの症状
  • 3. チック症の類型
  • a. 一過性チック障害
  • b. 慢性運動性あるいは音声チック障害
  • c. 音声および多発運動性の合併したチック障害 (Tourette症候群)
  • 4. チック症の鑑別診断
  • 5. 頻度
  • 6. 合併または随伴する状態
  • a. 強迫性障害
  • b. 注意欠陥多動性障害
  • c. 発達障害
  • d. その他
  • 7. チック障害の病態・病因
  • a. 遺伝的要因
  • b. 脳機能的要因
  • c. 社会心理的要因
  • 8. チック症の治療
  • 9. Tourette症候群の経過と予後
  • III. 子どもの心身症
  • 1. 概念・定義
  • 2. 特徴
  • a. 治療対象は誰か
  • b. 発達途上の子どもは, 自分の内面や感情を言語化する能力が十分とはいえない
  • c. 大人は子どもを理解できているとは限らない
  • d. 時には周囲が正常発達にある行動を異常と考えてしまうことがある
  • e. 子どもの症状は全身的な症状が多い
  • f. 過剰適応の子どもが心身症になりやすい. また, 周囲のことに気を配る優しい子が心身症になりやすいともいえる
  • 3. 症状の意味
  • 4. 治療
  • a. 心理療法
  • b. 薬物療法
  • IV. 摂食障害
  • 1. 概念
  • 2. 歴史
  • 3. 分類
  • 4. 疫学
  • a. anorexia nervosaの発症率, 性差, 発症年齢について
  • b. bulimia nervosaの発症率, 性差について
  • 5. 成因と病理, 病態
  • 6. 症状
  • 7. 診断
  • 8. 治療
  • 9. 臨床経過
  • 10. 予後
  • V. 転換性障害 (ヒステリー)
  • 1. 概念・歴史
  • 2. 児童青年期のヒステリー
  • 3. 成因・病態
  • 4. 診断・鑑別診断
  • 5. 治療
  • a. 本人の治療
  • b. 家族への働きかけ
  • c. 社会的資源の利用
  • 6. 臨床経過・予後
  • VI. 睡眠障害
  • 1. 小児の睡眠障害の特徴
  • 2. 小児の不眠insomnia ; 安らかでない眠り
  • 3. 錯眠
  • a. 夜驚症
  • b. 悪夢
  • c. 夢中遊行
  • d. 寝言
  • e. 歯ぎしり
  • f. いびき
  • g. 夜間の頭振り, 睡眠チック
  • h. 夜尿
  • 4. 過眠, 睡眠酩酊
  • 5. ナルコレプシー
  • a. 定義・症状 (臨床像)
  • b. 病態・成因
  • c. 治療
  • VII. 緘黙・吃音
  • 1. 緘黙
  • a. 概念・定義
  • b. 病因・素因
  • c. 診断・病理
  • d. 治療・予後
  • 2. 吃音
  • a. 概念・定義
  • b. 病因・素因
  • c. 診断・病理
  • d. 治療・予後
  • VIII. 強迫性障害
  • 1. 定義
  • 2. 歴史
  • 3. 疫学
  • 4. 成因
  • 5. 症候学
  • a. 強迫の内容
  • b. 性格傾向
  • c. 予後
  • 6. 診断
  • 7. 子どもの強迫の特徴
  • a. 子どもの「とらわれ」の定義・特徴
  • b. 子どもの「とらわれ」の実際
  • 8. 症例
  • a. 低年齢の定型例
  • b. 低年齢の非定型例
  • c. 児童期の強迫例
  • 9. 鑑別診断
  • a. 分裂病
  • b. 自閉症
  • c. Tourette症候群
  • 10. 治療
  • a. 薬物療法
  • b. 行動療法
  • c. 精神療法
  • IX. 行為障害 (非行)
  • 1. 概念
  • 2. 行為障害と非行
  • 3. 非行の実態
  • 4. 破壊的行動障害と攻撃性
  • 5. 症例
  • 6. 本症例についての考察
  • 7. 治療
  • X. 子どもの自殺
  • 1. 計量的にみた子どもの自殺
  • 2. 子どもの自殺における予兆
  • 3. 慢性自殺という見方
  • 4. 群発自殺について
  • 5. 子どもの自殺の予防をめぐって
  • 6. 残された人たちへの手だて
  • XI. 子どもの外傷後ストレス障害
  • 1. 概念
  • a. 外傷後ストレス障害
  • b. 外傷
  • c. 急性ストレス障害
  • 2. 症状形成のモデル
  • a. 情報処理過程モデル
  • b. 神経内分泌モデル
  • 3. 診断
  • 4. 出現率
  • a. PTSDの出現率
  • b. 症状出現に影響する因子
  • 5. 事例
  • 6. 外傷後の反応
  • a. 診断基準のカテゴリーと子どもたちにみられる反応
  • b. 子どもの反応の特徴
  • 7. 経過・予後
  • a. 経過
  • b. 症状の持続に関係する要因
  • 8. 予防・治療
  • a. 基本的な理解
  • b. 予防と治療
  • 人格形成の問題
  • I. 境界例児童
  • 1. 概念・歴史
  • 2. 成因 (発症要因, 危険因子)
  • a. 生物学的要因
  • b. 心理学的・社会的要因
  • 3. 診断・鑑別診断
  • 4. 治療と援助
  • 5. 経過・予後
  • 6. 症例
  • II. 思春期境界例
  • 1. 歴史的展望
  • 2. 疫学
  • 3. 病因
  • a. 精神力動的発達論
  • b. 生物学的な素因論
  • c. 家族の機能不全, 早期外傷の実証的研究
  • 4. 臨床的特徴と診断
  • 5. 治療
  • a. 取り扱いの困難さ
  • b. 基本的な治療戦略―統合的な治療システムの構築
  • c. 個人精神療法
  • d. 入院治療
  • e. 家族療法
  • f. 薬物療法
  • III. ジェンダー・アイデンティティの障害
  • 1. 概念・歴史
  • 2. 性同一性障害の分類と近縁の問題
  • 3. 発生頻度
  • 4. 成因・病態
  • 5. 症状
  • 6. 診断・鑑別診断
  • 7. 治療・予後
  • 精神病性障害
  • I. 児童期分裂病
  • 1. 児童期分裂病概念の変遷
  • 2. 児童期分裂病の特徴
  • a. 発症頻度
  • b. 発症年齢
  • c. 男女比
  • d. 遺伝負因
  • e. 神経発達的異常
  • f. 病前性格
  • g. 前駆症状
  • h. 発症様式および病型
  • i. 症状
  • j. 鑑別診断
  • k. 治療
  • l. 経過
  • 3. 再び自閉症 (自閉性障害) との関連について
  • II. 思春期妄想症
  • 1. 概念
  • 2. 症例
  • 3. 精神病理, 中核群と周辺群
  • 4. 分裂病および境界型人格障害との関連
  • 5. 治療および臨床経過と予後
  • III. 児童期の感情障害
  • 1. 定義・診断
  • 2. うつ障害
  • a. 定義
  • b. 児童期青年期のうつ障害の症状
  • c. 発症年齢と頻度
  • d. 経過
  • e. 合併症
  • f. 家族要因
  • g. 気分変調性障害
  • h. 治療
  • 3. 双極性障害
  • a. 定義
  • b. 頻度
  • c. 治療
  • 家庭および地域社会における情緒的問題
  • I. 母子関係障害
  • 1. 症例
  • 2. 考察
  • a. 母性原理の障害された社会
  • b. 葛藤の世代間伝達のメカニズム
  • c. 再アタッチメント療法
  • II. 児童虐待
  • 1. 定義・分類
  • 2. 虐待の歴史
  • 3. 成因
  • 4. 症状
  • 5. 病態・病理
  • 6. 診断
  • 7. 児童虐待への対応
  • a. 緊急介入
  • b. 親への治療的アプローチ
  • c. 被虐待児の治療とケア
  • d. ケースワークと連携
  • e. 予防
  • 8. 経過・予後
  • III. 家庭内暴力
  • 1. 概念・定義・歴史
  • 2. 分類
  • 3. 発現要因
  • a. 家族の要因
  • b. 本人の要因
  • c. 外的環境要因 (社会的要因)
  • 4. 状態像・診断
  • a. 状態像
  • b. 診断
  • 5. 治療・予後
  • a. 治療
  • b. 予後
  • 学校精神保健
  • I. 不登校
  • 1. 概念
  • 2. 歴史
  • 3. 分類
  • 4. 疫学
  • 5. 成因
  • 6. 病態・病理
  • a. 近年の親子関係の特徴
  • b. 近年の不登校を示す子どもの病態
  • 7. 症状
  • 8. 診断
  • 9. 鑑別診断
  • 10. 治療
  • 11. 臨床経過
  • 12. 予後
  • II. いじめ・校内暴力をめぐって
  • 1. 児童青年精神医学として, いじめや校内暴力はどう位置づけられるか
  • 2. いじめの概念
  • 3. 最近のいじめの特徴
  • a. いじめの加害者-被害者の関係
  • b. 加害者の認識のなさ・希薄さ
  • c. 身体的暴力・いやがらせの多様性
  • d. 言葉や態度による暴力の多様性
  • e. いじめの長期化
  • 4. いじめ問題・学校内暴力への対応をめぐって
  • III. 学校精神保健
  • 1. 児童青年期の精神保健上の問題と相談状況
  • a. 児童青年期の精神医学的問題の時代推移
  • b. 電話相談と通所相談にみる児童生徒の精神保健相談
  • 2. 学校精神保健活動
  • a. 学校精神保健活動を学校内においては誰が中心に行うか
  • b. 学校精神保健活動の例
  • c. 学校内精神保健支援組織
  • リエゾン
  • I. 児童期リエゾン精神医学
  • 1. 小児科領域のコンサルテーション・リエゾン精神医学
  • 2. 最先端医療とコンサルテーション・リエゾン (CL) 精神医学―生体腎・肝移植のCLサービスを通して
  • 3. 小児科領域のコンサルテーション・リエゾン精神医学との連携の実際
  • a. 小児科外来患者のコンサルテーション・リエゾン精神医学的連携の実際
  • b. 入院患者の併診と連携の実際
  • 4. 小児虐待のコンサルテーション・リエゾン精神医学
  • II. 地域精神保健
  • 1. 概念
  • 2. 胎生期・周産期・乳幼児期の精神保健
  • 3. 児童期・思春期・青年期前期
  • 4. 青年期後期・成人期
  • その他
  • I. 帰国子女のこころの問題
  • 1. 帰国子女とは
  • 2. 帰国子女数の推移
  • 3. 帰国子女の適応について
  • 4. 帰国子女にみられるこころの問題
  • a. カルチャーショック症候群
  • b. 臨床事例にみる帰国子女
  • II. 子どものターミナル・ケア
  • 1. 子どものターミナル・ケアの特徴
  • 2. ターミナル・ケアの対象
  • 3. ターミナル・ステージにおける問題
  • a. 患児にみられる問題
  • b. 家族にみられる問題
  • c. 医療スタッフにみられる問題
  • 4. ターミナル・ケアの実際
  • a. 保護者との同意
  • b. 医療スタッフ間の合意
  • c. 子どもへの対応
  • d. 家族への対応
  • e. 医療スタッフへの対応
  • 5. 今後の課題
  • a. 在宅ターミナル・ケアにおける精神科医の役割
  • b. 発達障害児のターミナル・ケアにおける児童青年精神科医の役割
  • c. ターミナル・ケアにおける教育の位置づけ
  • III. 子どもの人権
  • 1. 「児童権利条約」成立およびその後の経緯とわが国の取り組み
  • 2. 児童権利条約に規定された主な権利
  • a. 子どもの最善の利益を考えて
  • b. 子どもの意見表明や同意をめぐって
  • c. 情報の授受をめぐって
  • d. 施設入所・入院をめぐって
  • e. 不登校をめぐって
  • f. 児童虐待をめぐって
  • 子どもの治療
  • I. 子どもの精神療法
  • 1. 基本的な事柄
  • a. 子どもの心
  • b. 子どもの年齢
  • c. 治療への入口
  • d. 治療者の服装
  • 2. 治療の場・枠
  • a. 部屋と備品
  • b. 遊びの意味
  • 3. 治療者-患者関係と治療的機序
  • 4. 治療上の技法について
  • a. 箱庭療法
  • b. 描画療法
  • II. 小児精神医学と薬物療法
  • 1. 小児精神疾患と使用薬物
  • a. 精神分裂病
  • b. 気分 (感情) 障害
  • c. 神経症性障害
  • d. 摂食障害
  • e. 精神遅滞
  • f. 自閉性障害
  • g. 行動および情緒の障害
  • III. 子どもの入院治療
  • 1. 児童・思春期精神障害患者の入院の実態
  • 2. 入院対象
  • 3. 入院理由
  • 4. 入院に際しての留意点
  • 5. 入院治療
  • a. 施設
  • b. スタッフ
  • c. 診断
  • d. 入院治療プログラム
  • e. 教育
  • f. 病棟入院経過中の問題点
  • g. リハビリテーション
  • 索引
  • 和文索引
  • 欧文索引
  • 奥付

この書籍の参考文献

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総論

P.10 掲載の参考文献
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13) 大阪府児童虐待対策検討会議:被虐待児童の早期発見と援助のためのマニュアル (第1次版). 大阪府, 大阪(1990)
 
14) 山本進一, 伊藤 進:民法講義ノート(1)総則. pp 64-67, 有斐閣, 東京(1979)
 

子どもの治療

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4) Kalff DM:Sandspiel. Rascher Verlag, Zurich/Stuttgart(1966)-大原 貢, 山中康裕(訳):カルフ箱庭療法. 誠信書房, 東京(1972)
 
5) 村瀬加嘉代:プレイセラピストに求められるもの. 季刊精神療法17(2):23-29 (1991)
 
6) 中井久夫:枠づけ法覚書. 芸術療法5:15-19(1974)
 
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8) 山中康裕:精神療法としての箱庭療法. 臨床精神医学8(6):639-648(1979)
 
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