脱・介護地獄 ―痴呆性高齢者をかかえる家族に捧ぐ―

出版社: ワールドプランニング
著者:
発行日: 1999-04-20
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784948742338
電子書籍版: 1999-04-20 (第1版第4刷)
電子書籍
章別単位で購入
ブラウザ、アプリ閲覧

880 円(税込)

商品紹介

数え上げればキリがないほど,痴呆性高齢者をかかえる家族はさまざまなものと闘っています.本書は,介護家族の心身の負担を軽くし,気張らず自然にまかせた介護をするための応援書です.

目次

  • 表紙
  • はじめに
  • 目次
  • 第一章 老化とボケ
  • 一 こころの老化
  • (一) 知能の老化
  • (二) 感情の老化
  • (三) 意欲の老化
  • 二 三つのボケ
  • (一) 生理的なボケ
  • (二) 治るボケ
  • (三) ストレスとボケ
  • (四) 痴呆のボケ
  • 第二章 痴呆が起こったら
  • 一 歳を取ると、もの忘れは当たり前
  • 二 こんなことがみられたら要注意
  • 三 痴呆と気づいたとき
  • (一) どのようにして病院につれて行くのか
  • (二) 病院のなに科に行くのか
  • (三) 医師に何と説明するのか
  • (四) 医師はなにをどのように診るのか
  • 四 医師にできること…できないこと…
  • 五 担当医師との上手なお付き合い
  • 六 病院と施設の違い
  • 第三章 痴呆と家族
  • 一 崩れ落ちたサザエさん一家
  • 二 家族は「隠れた患者」
  • 三 介護は負担を伴う
  • 四 介護を少し楽するために
  • 五 在宅介護は当然なのか
  • 六 「恩」「孝」「忠」の家族観
  • 七 世間体と同居
  • 八 長男がみるとだれが決めた
  • 九 自分の老後は自分で決める
  • 一〇 介護者の条件
  • 一一 介護者の介護者
  • 一二 ボケたから優しくしろとは虫がいい
  • 一三 介護にも向き不向きがある
  • (一) 介護に向いている人
  • (二) 介護に不向きな人
  • 一四 TVの人生相談って
  • 一五 他人は無責任
  • 一六 介護者の周りの皆さまへ
  • 第四章 楽して介護する方法
  • 一 痴呆性高齢者も戦っている
  • 二 感情は忘れない
  • 三 介護を楽にする最大のヒント
  • 四 できることはたくさんある
  • 五 できないことは、できない
  • 六 家事はいっしょに
  • 七 がんばるだけが能じゃない
  • 八 介護者は司令塔
  • 九 遠くの親戚よりも近くの他人
  • 一〇 介護者の生活を第一に
  • 一一 呼び寄せ老人の幸不幸
  • 一二 介護者が留守のとき
  • 一三 さぼることも大切
  • 一四 家事の手を抜いて
  • 一五 気張らず介護を
  • 一六 介護も生活の一部
  • 一七 寝たきりのほうが介護は楽
  • 一八 優しくなれとはいうけれど
  • 一九 介護の限界は自分で決める
  • 二〇 入所施設をあらかじめ決めておく
  • 二一 施設介護も一つの選択
  • 二二 施設の選び方
  • 二三 施設に求めるもの
  • 第五章 ちょっと視点を変えた介護方法
  • 一 まずは一服
  • 二 介護者のイライラが移る
  • 三 何度聞けば気がすむの
  • 四 もの忘れは治らない
  • 五 財布が盗まれる
  • 六 悪口を言いふらす
  • 七 性への異常な関心
  • 八 あなたの親なのに…
  • 九 あなたは夫じゃない
  • 一〇 徘徊には理由がある
  • 一一 徘徊事故を防ぐ方法
  • 一二 女性に多い夕暮れの騒ぎ
  • 一三 できることには手を貸さない
  • 一四 できないことをさせるのは大変
  • 一五 「駄目」とはいってはみたが
  • 一六 いうことを聞いてくれない
  • 一七 思うようにならないのが介護
  • 一八 お風呂なんて嫌
  • 一九 失禁は介護の分かれ目
  • 二〇 オムツ交換はさりげなく
  • 二一 洋式トイレに棲む魔物
  • 二二 ポケットのなかのうんち
  • 二三 他人の介護法が役に立つとは限らない
  • 参考・一 長寿の国、日本
  • 一 高齢社会の到来
  • 二 高齢少子化時代
  • 三 要介護高齢者
  • 四 急騰する高齢者医療費
  • 五 新ゴールドプラン
  • 六 公的介護保険制度
  • 七 介護保険給付対象者とその内容
  • 八 財源確保は大丈夫か
  • 参考・二 痴呆のメカニズム
  • 一 痴呆は何人いるのか
  • 二 アルツハイマー型痴呆は増えているのか
  • 三 脳血管性痴呆の減少
  • 四 ボケの起こり
  • 五 アルツハイマー病
  • 六 アルツハイマー病とアルツハイマー型老年痴呆
  • 七 アルツハイマー型痴呆の病態
  • 八 痴呆の中心症状
  • 九 記憶の障害
  • 一〇 見当識の障害
  • 一一 言葉の理解の障害
  • 一二 判断力の障害
  • 一三 性格の変化
  • 一四 その他のボケの症状
  • 一五 痴呆と紛らわしい高齢者のうつ病
  • 参考・三 痴呆はどのように進行するのか
  • 一 痴呆の程度
  • (一) 軽度の痴呆
  • (二) 中等度の痴呆
  • (三) 重度の痴呆
  • 二 アルツハイマー型痴呆の経過
  • (一) 初期 (第一期)
  • (二) 中期 (第二期)
  • (三) 末期 (第三期)
  • 三 脳血管性痴呆の経過
  • 四 異常行動の出現
  • 五 痴呆性高齢者の余命
  • 六 痴呆性高齢者の死因
  • 七 薬の話
  • (一) 痴呆の薬物治療
  • (二) 脳代謝改善薬が発売認可取り消しになったこと
  • (三) アルツハイマー病の新薬
  • (四) 異常行動への薬物療法
  • 稿を終えて
  • 奥付

最近チェックした商品履歴

Loading...