運動失調のみかた、考えかた ―小脳と脊髄小脳変性症―

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2017-09-25
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784498228900
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商品紹介

小脳の解剖、生理、生理学的異常と検査から、近年研究が急速に進展した脊髄小脳変性症の発生機序、分子病態までを精緻に解説した。最新の知見から、臨床の現場で役立つ実践的な情報までを各領域の第一人者がまとめた決定版

目次

  • ch.I 小脳の基礎 小脳は何をしているのか
     I-1 小脳の解剖 
     I-2 小脳の発生と機能
     I-3 小脳の運動学習と運動記憶の特徴
     I-4 歩行とは何か,小脳の役割
     
    ch.II 小脳症状の病態生理─診察,検査
     II-1 小脳失調の診察,他の失調との鑑別
     II-2 運動失調の本質,入力・出力・小脳自身
     II-3 姿勢・筋トーヌス(筋緊張)と小脳障害での低トーヌス
     II-4 小脳と認知機能
     II-5 構音障害と小脳
     II-6 嚥下障害と小脳
     II-7 小脳の非運動機能とその障害
     II-8 小脳と脊髄小脳変性症−眼球運動検査でわかること
     II-9 眼振の発生機構
     II-10 プリズム順応でわかること
     II-11 タッピング解析でできること
     II-12 文字のトラッキング
     II-13 小脳の構造画像
     II-14 小脳変性疾患のMR:DTI,3DAC,MRSの原理と応用
     II-15 神経機能画像でできること

    ch.III 小脳疾患の分子病態
     III-1 遺伝子解析からわかってきたこと・わからないこと
        (小脳疾患における分子遺伝学の成果と課題) 
     III-2 遺伝性脊髄小脳変性症の分子病態
     III-3 孤発性SCDとはなにか
     III-4 ポリグルタミン病
     III-5 シヌクレイン
     III-6 タウ蛋白
     III-7 遺伝性痙性対麻痺
     III-8 プリオン仮説
     III-9 脊髄小脳変性症の神経病理

    ch.IV 小脳疾患の治療戦略
     IV-1 薬物療法
     IV-2 リハビリテーション
     IV-3 HALと小脳障害
     IV-4 多系統萎縮症の治療戦略

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