ソーシャルワーカーとして身につけなければならない核となる能力(コア・コンピテンシー)の修得を目的に執筆された米国のソーシャルワークの教科書。問題に直面している人々自身が主体的に問題を解決できるように支援する専門職としてのソーシャルワーカーは、どのような価値をもち、どのような領域で、どのような理論とスキルをもとに援助を展開していくのかを、今日の米国が直面する課題やソーシャルワーカーの実践事例を交えながら解説。理論やスキルの修得のみならず、クライアントを取り巻く社会的環境も視野にいれてのソーシャルワークの展開に不可欠な、批判的思考の養成にも力点を置く。