非行と反抗がおさえられない子どもたち

出版社: 合同出版
著者:
発行日: 2017-12-25
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784772611510
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

非行は精神障害としてとらえられるのか? 精神医学的な働きかけがどの程度有効なのか? 環境や対人関係、性格はどのようにその子に影響を与えるのか? 心理、教育、社会の観点を通して問題提起にあふれた本。

目次

  • 第1章 非行・反抗に「素行症」「反抗挑発症」の診断をつける
    1 素行症とは何か
    2 反抗挑発症とは何か
    3 間欠爆発症
    4 反社会性パーソナリティ障害
    5 放火症・窃盗症
    6 非行と素行症はどう違う?
    7 素行症と診断した医師に聞いておきたいこと

    第2章 素行症・反抗挑発症と関わりの深い要因は何か? 生物・心理・社会モデル
    1 生物学的な要素と併存症
    2 心理的な要素
    3 社会的な要素
    4 レジリエンスという考え方
    5 1つの原因では非行は起こらない

    第3章 見立て
    1 素行症・反抗挑発症の診断と見立て
    2 見立ての実際の手順

    第4章 働きかけの基本
    1 基本的な考え方
    2 生物学的な面への働きかけ─薬物療法
    3 心理的な面への働きかけと社会的な面への働きかけ
    4 家族ができること・施設の職員ができること
    5 地域にある資源
    6 専門施設ができること─非行少年のための入所型施設の実際

    第5章 再非行防止と非行の予防にむけて
    1 3次予防─再発(再非行)の防止
    2 重大事件と向き合う
    3 発達障害を持つ非行児の贖罪
    4 2次予防─非行の早期発見・早期対応
    5 1次予防─非行の事前予防
    6 諸外国の非行予防策とその経済的側面
    7 日本における非行の予防
    8 特異な重大事件の予防
    9 日本の非行対策の問題点
    10 少年法対象年齢引き下げの動きと施設文化の違い

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