自然浴のすすめ―草木の香りで健康づくり―

出版社: フレグランスジャーナル社
著者:
発行日: 2016-08-30
分野: 衛生・公衆衛生  >  予防/健康管理
ISBN: 9784894792777
電子書籍版: 2016-08-30 (第1版第1刷)
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1,980 円(税込)

商品紹介

ストレス、活力増進に役立つ木々の働きの基になる香り成分の特性と、その働きについて解説!自然の中での草木との触れ合い、それがまさに自然浴で、健康づくりに役立つのです。本書ではそのような植物、特に木々の働きの基になっている香り成分の特性などについてご紹介し、さらにその働きについて解説します。本書を読むことで草木の力を理解し、そして自然の恵みを再認識していただければ幸いです。

目次

  • 表紙
  • 大自然に触れて健康づくりを !!
  • はじめに
  • 目次
  • 第1章 自然に帰ろう
  • 1. 地球温暖化による弊害は植物からのっしっぺ返し
  • 2. 今こそ自然回帰の時
  • 3. 天然物の複雑な構造式は天からの貴重な授かりもの
  • 第2章 自然浴 - 自然に親しみながら健康づくり -
  • 1. 健康づくりには自然との触れあい - 自然浴 - が一番
  • 2. エコツアーはありのままがいい
  • 第3章 森林浴の効用
  • 1. 森林浴は心にゆとりを、からだに活力をもたらす
  • 2. 森林浴の効果は森林の持つ複合効果
  • (1) 防音・防風機能
  • (2) 気象緩和機能
  • (3) 大気浄化機能
  • (4) 木々の緑は目にやさしい
  • (5) 転地の効果
  • (6) 木の香りは心身を癒す
  • 3. 森林環境は生理・心理にやすらぎをもたらす
  • (1) 森林歩行はからだによい
  • (2) 森林浴はガン予防に効果がある
  • (3) やすらぎをもたらすクロモジの香り
  • (4) 森林浴による免疫改善効果
  • 第4章 植物の香り - その正体は ?
  • 1. 二酸化炭素が植物のからだをつくる - 二酸化炭素は悪ものではない -
  • 2. 植物の香りは抽出成分
  • 3. 多様な働きをする抽出成分
  • 4. 植物の香りのもととなる成分
  • 5. においの良し悪しは濃度で変わる
  • 第5章 森林の香り
  • 1. 植物の種類によって香りの強さは異なる
  • 2. 樹木に含まれる精油の量と成分
  • 3. 樹木が放出するにおい成分の量
  • 第6章 天然素材木質材料と健康
  • 1. 木にはぬくもりがある
  • 2. 木は住みやすい住環境をつくる
  • (1) 木は衝撃を和らげる
  • (2) 断熱材としての働き
  • (3) 湿度を調整する
  • (4) 木材は目にやさしい
  • (5) 木のにおいはからだによい
  • 3. 木のにおいで快適な室内環境づくり
  • (1) カビや細菌を防ぐ
  • (2) 害虫を防ぐ
  • a) 室内塵ダニ
  • b) 蚊
  • c) シロアリ
  • (3) 悪臭を消す
  • 4. 木質環境は気分をやすらげ学習効果を上げる
  • 5. 木質環境は健康によい
  • 奥付

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第3章 森林浴の効用

P.74 掲載の参考文献
1) 谷田貝光克ら, 国土資源資料 (農林水産技術会議事務局), No. 23, 70 (1987)
2) 谷田貝光克, 森林が放出する化学物質とその保健休養機能, 森林の保健休養機能 (森林の公益機能解説シリーズ), p. 49 (日本治山治水協会, 1989)
3) Yatagai, Mokuzai, Gakkaishi, 30 (2), 190 (1984)
4) 谷田貝光克, 植物の香りと生物活性 (フレグランスジャーナル社), p. 204 (2010)
5) 二渡玉枝, 林陸郎, 下村洋之助, 治療, 81 (4), 108 (1999)
6) 近藤照彦, 武田淳史, 武田信彬, 下村洋之助, 谷田貝光克, 小林功, 日本温泉気候物理医学会雑誌, 71 (2), 131-138 (2008)
7) 近藤照彦ら, 東京医療大学院大学紀要, 第2巻, p. 38 (2013)
8) 森林の健康と癒し効果に関する科学的実証調査報告書 (林野庁), (2004)
9) Li Q et al. Int J Immunopathol Pharmacol., 20, 3-8 (2007), 21, 117-27 (2008)
10) 李卿, アロマリサーチ, No. 35, p. 49 (2008)
12) 深津正, 小林義雄, 木の名の由来 (1985, 日本林業技術協会)
13) 赤壁善彦, アロマリサーチ, No. 42, 156-161 (2010)
14) H. Maeda, M. Yamazaki and Y. Katagata, Experimental and therapeutic Medicine, 3, 49 (2012), 前多隼人, 片方陽太郎, アロマリサーチ, No. 47, 44 (2011)
17) 恒次祐子ら, アロマリサーチ, No. 31, p20 (2007)
18) 本間請子, アロマリサーチ, No21. p. 47 (2004)
19) 山梨県森林環境部, 森林セラピーの推進方針, (2006. 3) 山梨県環境科学研究所研究報告書第13号
20) 中村正雄ら, Aroma Reseaarch, No. 59, 252-257 (2014)

第4章 植物の香り - その正体は ?

P.94 掲載の参考文献
1) 安戸曉, 木材学会誌, 35, 1067 (1989)
2) 川崎通昭, 堀内哲嗣郎, 嗅覚とにおい物質, 臭気対策研究協会 (1998)

第5章 森林の香り

P.112 掲載の参考文献
1) 谷田貝光克, 植物抽出成分の特性とその利用 (八十一出版), 18 (2006)
2) 谷田貝光克, 植物抽出成分の特性とその利用 (八十一出版), 19 (2006)
3) M. Yatagai, Mokuzai Gakkaishi, 30 (2), 190 (1984)
5) M. Yatagai, T. Ohira, GUnrinin, Azizol. A. Kadir, Y. Hayashi, S. Ohara, Mokuzai Gakkaishi, 34 (1), 42-47 (1988)

第6章 天然素材木質材料と健康

P.157 掲載の参考文献
1) 宇野英隆, 健康アラカルト (鹿島出版会 1986)
2) 木材工業, Vol 22, (1966)
3) 61年度研究成果集 (林試, 1987)
4) (財) 日本住宅・木材技術センター編, 木がつくる住環境, (財) 日本木材備蓄機構
5) M. Yatagai, T. Sato, Y. Yamaguchi, T. Takahashi, Mokuzai Gakkaishi, 30 (3), 240-243 (1984)
6) 高岡正敏ら, 木質環境とダニの繁殖 (1) 「木の床」に改装した場合の家屋内ダニ数の変化について, 日衛誌, 42 (1), 223, 224 (1987)
7) 谷田貝光克, 植物の香りと生物活性, フレグランスジャーナル社 (2010)
8) M. Yatagai, Current Topics in Phytochemistry, Vol. 1, 85-97 (1997)
9) 谷田貝光克, 宮崎良文, 森田慎一, 木材学会誌, 37 (4), 345 (1991)
10) 森田慎一, 谷田貝光克, 木材学会誌, 40 (9), 996 (1994)
11) 秋山靖, 中島克子, 香料, No. 193, 103 (1997)
12) 岡野健ら, 木材居住環境ハンドブック (朝倉書店), 292 (1995)
13) 谷田貝光克, 植物の香りと生物活性, フレグランスジャーナル社 (2010)
14) 谷田貝光克, 植物抽出成分の特性とその利用 (八十一出版), 28 (2006)
15) 西田耕之助, 消臭・脱臭について, 香料, No. 16865-87 (1990)
16) 常田文彦ら, 日本農芸化学会誌, 58 (6), 585-589 (1984)
17) 河内二郎ら, 特許公報, 昭和58-18098 (1983)
18) 木村彰孝, 小林大介, 澁谷栄, 佐々木靖, 谷田貝光克, 木質内装で快適な生活を (文科省 米代川流域エリア産学官連携促進事業), (2008)
19) 木村彰孝, 佐々木靖, 小林大介, 飯島泰男, 谷田貝光克, 室内空間への木材使用量の違いが二桁加算・減算の作業効率に与える影響, 木材学会誌, 57 (3), 160~168 (2011)
20) 木村彰孝, アロマリサーチ, 13 (3), 224 (2012)
21) 高橋丈司, 愛知教育大学研究報告, 42, 57 (1993)
22) 寺内文雄, 大釜敏正, 川口孝泰, 谷田貝光克, 小原二郎, 日本インテリア学会論文報告集, 1号, 29 (1991)
23) 寺内文雄, 久保光徳, 大釜敏正, 青木弘行, 材料, 4 (4), 397 (1996)
24) 寺内文雄, 大平辰朗, 谷田貝光克, 大釜敏正, 青木弘行, 鈴木遇, 木材学会誌, 39 (12), 1421 (1993)
25) 寺内文雄, 大平辰朗, 谷田貝光克, 大釜敏正, 青木弘行, 鈴木遇, 木材学会誌, 39 (12), 1431 (1993)
26) 山本由華吏ら, 日本生理人類学会誌, 8 (2), 25 (2003)
27) 西条寿夫ら, 79回生理学会大会予稿集, 96 (2002)
28) 松原恵理, 矢野浩之, 川井秀一, 第248回生存圏シンポジウム要旨 (2014. 3)
29) 抽出成分利用技術研究成果集, (樹木抽出成分利用技術研究組合編), p. 415 (1995)
30) 村井里紗希ら, 52回精油・テルペン討論会講演要旨集, 197 (2008)
31) 田丸貴絵, 光永徹, 第57回日本木材学会講演要旨集, 66 (2007).
32) 金英寿ら, アロマリサーチ, No27 (Vol7 (2) ), 274 (2006)
33) 元永千穂ら, アロマリサーチ, No30 (Vol. 8 (2), 164 (2007)
34) 恒次祐子, 平成26年度研究成果選集 (森林総研), 24 (2014)
35) 共同組合 東京の木で家を造る会, 代表理事 新井則夫 東京都西多摩郡日の出町大久野70-1
36) 一般社団法人屋久島地域材活用センター, 鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川1471-5
37) 「健康な住まい造りの会, "縦の木の家" 九州」, 会長 竹下浩二
38) 「健康な住まい造りの会, "縦の木の家" 関東」, 会長 山下幸一
39) 森の駅推進協議会, 代表 小澤普照, 東京都千代田区東神田1-7-10, KIビル3F

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