口蓋裂言語のスピーチセラピー 

出版社: 口腔保健協会
著者:
発行日: 2018-06-20
分野: 歯科学  >  歯科学一般
ISBN: 9784896053487
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商品紹介

本書は口蓋裂、鼻咽腔閉鎖機能不全(VPI)、それに関連する疾患に関する研究・治療で国際的に著名な専門家グループによって考案された原著を翻訳したものです。この訳本が日本の言語聴覚士や口腔ケア・構音障害の治療に携わる歯科医師の診断・治療の一助となれば幸いです。

目次

  • 第1章 序文
     1.誤った通説
     2.発話はどのように産生され...どのようにして誤るのか
     3.SLPと口蓋裂患児:予防と早期治療
     4.早期介入を経て:就学前から思春期まで
     5.どうやって発話パターンを変えるのか
     6.Velo-Cardio-Facial症候群(22q11.2欠失症候群)

    第2章 「言語治療は効果がない」などの誤った通説について

    第3章 どのようにして言語音は産生されるのか...何が誤り音になるのか
     1.ことばの生成:声道における弁
     2.誤り音の分類
     3.口蓋裂言語
     4.なぜ誤り音が起こるのか?
     5.構造と機能の関係
     6.臨床的発話評価
     7.VPIと開鼻声
     8.VPIが本当のVPIでない場合

    第4章 早期開始:口蓋裂の乳幼児
     1.授乳
     2.早期介入

    第5章 早期介入を終えてその後:就学前から思春期にかけての治療モデル
     1.構音訓練チーム
     2.就学前の口蓋裂患児
     4.学童期の口蓋裂患児
     5.SLPと思春期以降の口蓋裂患児
     6.構音訓練に対する助成

    第6章 異常構音を除去する方法
     1.特定音(目標音)の誘導方法
     2.構音器官の接触の強さ
     3.異常構音を伴わない開鼻声の治療
     4.テクノロジーを用いた治療
     5.閉鼻声

    第7章 音の訓練の後:目標音の選択と配置,そして会話への汎化(キャリーオーバー)
     1.目標音の選択
     2.被刺激性テスト
     3.訓練レベル:どこから始め,どこへもっていくのか
     4.聴覚弁別の単語
     5.口蓋瘻孔のある患者への構音治療
     6.VPI患者の異常構音の治療はいつから始めるか
     7.どれくらいの期間構音訓練は行われるべきか?

    第8章 手順と道具
     1.強化
     2.臨床現場での道具
     3.訓練道具
     4.道具の見せ方
     5.手順
     6.玩具
     7.本と物語り
     8.単語リスト
     9.ゲーム
     10.手順としての聴覚弁別
     11.自宅訓練
     12.汎化(キャリーオーバー)

    第9章 評価と避けるべき訓練方法
     1.口腔筋機能訓練
     2.口蓋と鼻咽腔機能訓練
     3.ブローイング訓練
     4.失行に対するプログラムとプロトコール
     5.サインランゲージ
     6.音韻分析
     7.最後に

    第10章 Velo-Cardio-Facial症候群(22q11.2欠失症候群)と
         その他の特別群におけるコミュニケーション障害
     1.Velo-Cardio-Facial症候群(22q11.2欠失症候群)
     2.その他の症候群
     3.その他の特別な群

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