そだちの科学 No.31 2018年10月号
目次
- 特集 自閉症スペクトラムのいま
●特集によせて
１＝自閉症・ミレニアム以降の動き
自閉症スペクトラム—その概念の広がりから解体まで
最新の自閉スペクトラム症研究の動向
―（1）疫学（有病率）研究、環境因子研究、計算論的モデル研究を中心に
自閉症の最新研究―（2）セロトニン
自閉症の最新研究―（3）ミトコンドリア
自閉症スペクトラムにおける体験世界—（1）精神病理
自閉症の体験世界―（2）認知・社会脳
２＝自閉症とおとなの発達障害
児童精神科医療からみた「おとなの発達障害」
おとなの発達障害への発達障害を前面に出さない治療
３＝自閉症治療・療育の最前線
TEACCHと佐々木正美先生
―追悼をかねて
認知発達治療の歩み
自閉症の治療・療育に関する応用行動分析の貢献と今後の方向性
自閉スペクトラム症の評価
司法と自閉症
４＝エッセイ
「趣味人」として生きる
広汎性発達障害評定システム（PDDAS）による自閉スペクトラム症の診断
臨床家にとっての初期体験の重み
「外国にルーツをもつ障害のある子ども」の支援について
こころの窓を開いてくれた生き難さをもつ子どもたち
自閉症の有病率が100倍になったことの意味するもの
ブックガイド・時代をひもとく
『関係の病としてのおとなの発達障碍』
『私説 児童精神医学史』
●連載
児童精神科治療の覚書
（10）不登校について
多様な関係の中で育つ子ども
（11）ジェンダーを生きる
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