鎮静 ポケットマニュアル

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2018-11-10
分野: 臨床医学:外科  >  麻酔科学/ペイン
ISBN: 9784498055421
電子書籍版: 2018-11-10 (1版1刷)
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商品紹介

鎮静が行われる場所,診療科はさまざまであり,鎮静の医療安全には多職種間のコンセンサスがきわめて重要である.ガイドラインの実践的な解説から,医療安全を維持するための注意点,鎮静中の急変対応のノウハウ,トレーニングのポイントなどを網羅した鎮静マニュアルの決定版.すべての医療職のポケットに備えてほしい1冊である.

目次

  • 緒言 院内多職種で創る鎮静医療安全

    総論 鎮静ガイドラインと実践応用
     1.中等度鎮静の目的
     2.鎮静の危険性
     3.鎮静の適応
     4.‌非麻酔科医のための鎮静・鎮痛薬投与に関する診療ガイドライン(ASA-SED)
     5.鎮静前の絶飲食
     6.鎮静前患者説明
     7.鎮静前のリスク評価
     8.鎮静前の気道・呼吸評価
     9.薬剤投与の原則
     10.鎮静深度評価法
     11.鎮静中のモニタリング
     12.鎮静終了時の注意点
     13.拮抗薬投与時の注意点
     14.鎮静後のモニタリング
     15.鎮静後酸素投与
     16.鎮静後の退室基準

    各論I 患者対応と医療安全
     1.鎮静前の不安への対応
     2.鎮静前の病棟からの申し送りで確認・注意すること
     3.点滴確保時の注意点
     4.経皮的酸素飽和度(SpO2)の評価と注意点
     5.主な鎮静薬・鎮痛薬とその注意点
     6.処置時鎮静における局所麻酔薬の意義と注意点
     7.鎮静中の看護師の役割
     8.鎮静後の患者さんの移動・搬送時の注意点
     9.鎮静終了後の患者退室時申し送り事項と患者指導

    各論II 各領域の鎮静医療安全
     1.歯科鎮静時の問題点と注意点
     2.消化器内視鏡鎮静時の問題点
     3.カテーテル検査鎮静時の注意点
     4.気管支鏡鎮静の問題点と注意点
     5.局所麻酔時の鎮静の問題点と注意点
     6.小児処置鎮静時・MRI鎮静時の注意点と問題点

    各論III 鎮静中の急変対応の注意点
     1.鎮静のセーフティーネットとしての院内急変対応システム
     2.過鎮静時の急変─現場対応者と応援者がするべきこと
     3.過鎮静時の緊急対応─基本的な考え方
     4.鎮静時に用意すべき救急カート
     5.過鎮静時の気道確保
     6.過鎮静時の心停止対応

    各論IV 院内の鎮静医療安全を高めるための訓練
     1.国際認証における鎮静医療安全の位置づけ
     2.鎮静医療安全向上のために
     3.鎮静多職種連携構築のためのシミュレーション教育の意義
     4.シミュレーションを用いた鎮静トレーニング
     5.鎮静トレーニングコースにおける気道確保の目的
     6.鎮静トレーニングコースにおける薬剤カードを用いたグループディスカッション
     7.鎮静トレーニングコースにおけるシナリオトレーニングの意義
     8.院内型鎮静トレーニングコースの必要性
     9.院内鎮静トレーニングコースの学習目標の設定

    巻末資料
     米国麻酔学会『処置目的の中等度鎮静に関するガイドライン2018年度版』のまとめ

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

総論 鎮静ガイドラインと実践応用

P.5 掲載の参考文献
P.10 掲載の参考文献
2) 駒澤伸泰, 中川雅史, 安宅一晃, 他. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する診療ガイドライン. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する米国麻酔科学会作業部会による改訂情報. 2012 : 7 ; 医療の質・安全学会誌. 162-81.
P.14 掲載の参考文献
P.20 掲載の参考文献
2) 駒澤伸泰, 中川雅史, 安宅一晃, 他. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する診療ガイドライン. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する米国麻酔科学会作業部会による改訂情報. 2012 ; 7 : 162-81.
3) 駒澤伸泰, 上農喜朗. 米国麻酔科学会「非麻酔科医のための鎮静・鎮痛薬投与に関する診療ガイドライン」の紹介. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 252-8.
P.23 掲載の参考文献
1) 駒澤伸泰, 上農喜朗. 米国麻酔科学会「非麻酔科医のための鎮静・鎮痛薬投与に関する診療ガイドライン」の紹介. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 252-8.
2) 日本麻酔科学会. 術前絶飲食ガイドライン. http://www.anesth.or.jp/guide/pdf/kangae2.pdf
P.25 掲載の参考文献
2) 駒澤伸泰, 中川雅史, 安宅一晃, 他. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する診療ガイドライン. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する米国麻酔科学会作業部会による改訂情報. 2012 ; 7 : 162-81.
3) 駒澤伸泰, 上農喜朗. 米国麻酔科学会.「非麻酔科医のための鎮静・鎮痛薬投与に関する診療ガイドライン」の紹介. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 252-8.
P.28 掲載の参考文献
2) 駒澤伸泰, 中川雅史, 安宅一晃, 他. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する診療ガイドライン. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する米国麻酔科学会作業部会による改訂情報. 2012 ; 7 : 162-81.
3) 駒澤伸泰, 上農喜朗. 米国麻酔科学会「非麻酔科医のための鎮静・鎮痛薬投与に関する診療ガイドライン」の紹介. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 252-8.
P.31 掲載の参考文献
1) 駒澤伸泰, 上農喜朗. 米国麻酔科学会「非麻酔科医のための鎮静・鎮痛薬投与に関する診療ガイドライン」の紹介. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 252-8.
3) 駒澤伸泰, 中川雅史, 安宅一晃, 他. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する診療ガイドライン. 非麻酔科医による鎮静/鎮痛に関する米国麻酔科学会作業部会による改訂情報. 2012 ; 7 : 162-81.
P.35 掲載の参考文献
P.41 掲載の参考文献
P.46 掲載の参考文献
P.49 掲載の参考文献
P.52 掲載の参考文献
2) 山蔭道明, 中野悟, 岩崎寛, 他. ベンゾジアゼピン拮抗薬フルマゼニルの投与により過換気症候群ならびに痙攣を呈した3症例. 日本臨床麻酔学会誌. 1993 ; 13 : 589-92.
3) 武田純三, 監修. 第10章 非オピオイド静脈麻酔薬. In : ミラー麻酔科学. 東京 : メディカルサイエンスインターナショナル ; 2007.
P.60 掲載の参考文献
1) 西信一. 集中治療室における鎮静. In : 飯島毅彦, 他, 監訳. 鎮静法ハンドブック. 東京 : メディカル・サイエンス・インターナショナル ; 2014. p.230-41.
P.67 掲載の参考文献
1) 櫛方哲也, 廣田和美. III. 静脈麻酔薬の薬理 : 各論. In : 稲垣喜三, 編集. 静脈麻酔. 東京 : 克誠堂出版 ; 2014. p.37-59.
P.74 掲載の参考文献
3) 日本麻酔科学会・周術期管理チーム委員会, 編.回復室の退室許可. 周術期管理チームテキスト. 第3版. 日本麻酔科学会. 2016. p.735-40.

各論I 患者対応と医療安全

P.79 掲載の参考文献
1) American Dental Association. Guidelines for teaching pain control and sedation to dentists and dental students the ADA house of delegates. Adopted by the ADA House of Delegates. 2016.
P.82 掲載の参考文献
P.85 掲載の参考文献
1) 飯島穀彦, 上農喜朗, 監訳. 鎮静法ハンドブック. 東京: メディカル・サイエンス・インターナショナル ; 2014.
P.89 掲載の参考文献
1) 日本麻酔科学会. 安全な麻酔のためのモニター指針. 2009. http://www.anesth.or.jp/guide/pdf/monitor2.pdf
P.94 掲載の参考文献
1) 飯島毅彦, 上農喜朗, 監訳. 鎮静法ハンドブック. メディカル・サイエンス・インターナショナル ; 2014.
P.98 掲載の参考文献
P.105 掲載の参考文献

各論II 各領域の鎮静医療安全

P.114 掲載の参考文献
1) 日本歯科麻酔学会ガイドライン策定委員会, 静脈内鎮静法ガイドライン策定作業部会編集. 歯科診療における静脈内鎮静ガイドライン. 2017.
2) 讃岐拓郎, 杉岡伸悟, 小谷順一郎, 他. セデーショントレーニングコースの各領域への普及を考える 歯科医師を対象としたセデーショントレーニングコースの開発と課題. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 ; 259-63.
3) 見崎徹, 大井良之. 歯科外来における鎮静法. 日臨麻会誌. 2007 ; 28 : 431-8.
P.118 掲載の参考文献
1) 鈴木尚志, 佐野仁美, 大江克憲, 他. 上部消化管に対する治療的内視鏡の麻酔. 臨床麻酔. 2017 ; 41 : 1473-82.
2) 星野惠理, 田口てるみ. 内視鏡検査・治療 鎮静前・中・後の全身管理と観察. 消化器外科ナーシング. 2017 ; 22 : 353-60.
3) 河村卓二, 和田浩典, 上田悠揮, 他. 腸管前処置法の選択とSedationの活用. 消化器内視鏡. 2016 ; 28 : 546-51.
P.126 掲載の参考文献
P.133 掲載の参考文献
P.137 掲載の参考文献
1) 日本麻酔科学会. 局所麻酔薬中毒への対応プラクティカルガイド. http://www.anesth.or.jp/guide/pdf/practical_localanesthesia.pdf
2) 横田美幸, 関試, 大島勉, 他. MAC (Monitored Anesthesia Care) の概念と日本への導入. 日本臨床麻酔学会誌.2011 ; 31 : 580-7.
P.149 掲載の参考文献
3) Cravero JP, Kaplan RF, Landrigan-Ossar M, et al. Sedation for diagnostic and therapeutic procedures outside the operating room. In : Cote CJ, et al. Editors. A practice of anesthesia for infants and children. 6th ed. Philadelphia : Elsevier ; 2019.
4) 日本小児科学会小児医療委員会. MRI検査を行う小児患者の鎮静管理に関する実態調査 (委員会報告). 日本小児科学会雑誌. 2013 ; 117 : 1167-71.
5) 日本小児科学会, 日本小児麻酔学会, 日本小児放射線学会. MRI検査時の鎮静に関する共同提言. 2013 (2015 一部修正).
6) 木村信彦, 本間洋輔, 船越拓. 状況別の鎮静・鎮痛 CT/MRI撮影時. In : 乗井達守編. 処置時の鎮静・鎮痛ガイド. 東京 : 医学書院 ; 2016. p.137-42.

各論III 鎮静中の急変対応の注意点

P.154 掲載の参考文献
P.160 掲載の参考文献
1) PEARS : Pediatric Emergency Assessment, Recognition, and Stabilization Provider. 小児救急 評価・認識・病態安定化コース.
P.165 掲載の参考文献
P.170 掲載の参考文献
P.173 掲載の参考文献
1) 南敏明, 監修, 駒澤伸泰, 著. 麻酔科研修実況中継 第1巻. 東京: 中外医学社 ; 2016.
3) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 上嶋浩順, 他. 非麻酔科医を対象としたSED実践セミナー (セデーショントレーニングコース) の展開-学習目標の作成を含めて-. 麻酔. 2014 ; 63 : 582-5.
P.177 掲載の参考文献
1) Mark SL, Lauren CB, Peter JK, et al. Part 7 : Adult Advanced Cardiovascular Life Support : 2015 American Heart Association Guidelines Update for Cardiopulmonary Resuscitation and Emergency Cardiovascular Care. Circulation. 2015 ; 132 : S444-64.
2) 駒澤伸泰, 羽場政法, 上嶋浩順, 他. 周術期に対応するALSコース (ALSOP) の提案. 日臨麻会誌. 2015 ; 35 : 538-43.
3) 駒澤伸泰, 藤原俊介, 羽場政法, 他. 周術期二次救命処置トレーニング (ALSOP) の開催経験. 麻酔. 2015 ; 64 : 562-5.

各論IV 院内の鎮静医療安全を高めるための訓練

P.185 掲載の参考文献
P.188 掲載の参考文献
1) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 上嶋浩順, 他. 非麻酔科医を対象としたSED実践セミナー (セデーショントレーニングコース) の展開-学習目標の作成を含めて-. 麻酔. 2014 ; 63 : 582-5.
2) 駒澤伸泰, 藤原俊介, 植木隆介, 他. 各領域における鎮静の医療安全にセデーションレーニングコースが貢献するには. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 281-5.
3) 駒澤伸泰, 藤原俊介, 南敏明. 麻酔・救急領域における医療安全向上のためのシミュレーション教育の意義と課題. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 214-21.
P.192 掲載の参考文献
1) 植木隆介, 堀田牧代, 駒澤伸泰, 他. 手術室看護師を含めたセデーションコースの運営と課題-看護師に対する普及を考える-. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 269-74.
2) 駒澤伸泰. 教育工学に基づいた鎮静トレーニングコース (SED実践セミナー) の改良-模擬患者を用いた評価型シナリオの導入-. 麻酔. 2017 ; 66 : 996-1000.
3) 駒澤伸泰, 南敏明. 周術期多職種連携推進についての提言~各病院で最高の周術期管理チームを創るために~. 臨床麻酔. 2018 ; 42 : 15-21.
P.197 掲載の参考文献
1) 駒澤伸泰, 藤原俊介, 植木隆介, 他. 各領域における鎮静の医療安全にセデーショントレーニングコースが貢献するには. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 281-5.
2) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 上嶋浩順, 他. 非麻酔科医を対象としたSED実践セミナー (セデーショントレーニングコース) の展開-学習目標の作成を含めて-. 麻酔. 2014 ; 63 : 582-5.
3) 駒澤伸泰, 羽場政法, 植木隆介, 他. 教育工学に基づいた鎮静トレーニングコース (SED実践セミナー) の改良~模擬患者を用いた評価型シナリオの導入~. 麻酔. 2017 ; 66 : 996-1000.
P.200 掲載の参考文献
1) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 上嶋浩順, 他. 非麻酔科医を対象としたSED実践セミナー (セデーショントレーニングコース) の展開-学習目標の作成を含めて-. 麻酔. 2014 ; 63 : 582-5.
2) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 讃岐拓郎, 他. 麻酔科が提供する鎮静管理の医療安全~SED実践セミナーの臨床応用~. 日臨麻会誌. 2016 ; 36 : 334-8.
3) 駒澤伸泰, 羽場政法, 植木隆介, 他. 教育工学に基づいた鎮静トレーニングコース (SED実践セミナー) の改良~模擬患者を用いた評価型シナリオの導入~. 麻酔. 2017 ; 66 : 996-1000.
P.203 掲載の参考文献
1) 讃岐拓郎, 杉岡伸悟, 駒澤伸泰, 他. 歯科医師を対象とした鎮静シミュレーション・コースの開発と課題. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 259-63.
2) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 上嶋浩順, 他. 非麻酔科医を対象としたSED実践セミナー (セデーショントレーニングコース) の展開-学習目標の作成を含めて-. 麻酔. 2014 ; 63 : 582-5.
3) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 讃岐拓郎, 他. 麻酔科が提供する鎮静管理の医療安全~SED実践セミナーの臨床応用~. 日臨麻会誌. 2016 ; 36 : 334-8.
P.206 掲載の参考文献
2) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 讃岐拓郎, 他. 麻酔科が提供する鎮静管理の医療安全 ~SED実践セミナーの臨床応用~. 日臨麻会誌. 2016 ; 36 : 334-8.
3) 駒澤伸泰, 羽場政法, 植木隆介, 他. 教育工学に基づいた鎮静トレーニングコース (SED実践セミナー) の改良~模擬患者を用いた評価型シナリオの導入~. 麻酔. 2017 ; 66 : 996-1000.
P.210 掲載の参考文献
1) 駒澤伸泰, 羽場政法, 植木隆介, 他. 教育工学に基づいた鎮静トレーニングコース (SED実践セミナー) の改良~模擬患者を用いた評価型シナリオの導入~ 麻酔. 2017 ; 66 : 996-1000.
2) 駒澤伸泰, 藤原俊介, 植木隆介, 他. 各領域における鎮静の医療安全にセデーションレーニングコースが貢献するには. 日臨麻会誌. 2014 ; 34 : 281-5.
P.214 掲載の参考文献
1) 羽場政法, 駒澤伸泰, 上嶋浩順, 他. ノンテクニカルスキル習得のためのシミュレーション教育の意義-The ANTS Systemの紹介-. 日臨麻会誌. 2015 ; 35 : 533-7.
2) 駒澤伸泰, 安宅一晃, 上嶋浩順, 他. 非麻酔科医を対象としたSED実践セミナー (セデーショントレーニングコース) の展開-学習目標の作成を含めて-. 麻酔. 2014 ; 63 : 582-5.

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