健診心電図から臨床へ

出版社: 医学出版社
著者:
発行日: 2018-11-21
分野: 臨床医学:内科  >  心電/心音/エコー
ISBN: 9784870551398
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5,616 円(税込)

心電図自動診断の結果と実際の病態との間に生じるギャップをいかにして正確な診断に結びつけるか。50万例以上の全国健診心電図を判読し、7,000以上の異常心電図例に心生検を実施してきた著者らが、そこから得られた知見と病理組織学的検討に基づいて導き出した確かな心疾患診断例を多数紹介。健診心電図異常をどのような過程を経て、臨床診断、生活指導および治療に活かすかについて詳しく解説する。今までの心電図解説書とはひと味違う、新たな着眼点からアプローチする心疾患診断の解説書。健診心電図の判定医はもちろん、一般臨床医、研修医、医学生、メディカルスタッフなど、心電図を利用する多くの方々必読の一冊。

目次

  • 序章 心電図自動診断の過剰診断

    1,2,3章 
    健診心電図からの心疾患診断・健康指導[I][II][III]
    ・ミネソタコード
    ・健診心電図判読の問題点
    ・健診心電図自動解析法
    ・Brugada症候群
    ・心電図所見の実例と各論的考察
    ・心電図異常例の精検結果分析研究の成果

    4章 巨大陰性T波  
    ・巨大陰性T波とは
    ・頻度
    ・心生検により鑑別した3例
    ・巨大陰性T波が肥大型心筋症であるか否かの鑑別点
    ・高血圧性心疾患でも認められる巨大陰性T波
    ・肥大型心筋症診断の根拠となる奇妙な心筋肥大の意義

    5章 左脚ブロック
    ・左脚ブロックとは
    ・左脚ブロックの心電図
    ・病因
    ・心生検によって病態を明らかにした左脚ブロック3例
    ・鑑別診断と予後

    6章 異常Q波
    ・心筋梗塞におけるQ波の意義
    ・異常Q波を認める疾患
    ・鑑別診断の際に注意すべき所見
    ・肥大型心筋症,拡張型心筋症および心室内伝導障害での異常Q波
    ・健診で異常Q波を認め精査を行った3例
    ・自験例の分析結果  

    7章 漏斗胸
    ・漏斗胸の心電図
    ・健診で発見された漏斗胸6例
    ・心電図判読の際に留意すべき3項目

    8章 房室ブロック
    ・定義と分類
    ・病因
    ・Ⅰ度,Ⅱ度房室ブロック
    ・高度房室ブロック
    ・Ⅲ度房室ブロック
    ・健診で発見された房室ブロック5例
    ・説明図を用いた不整脈・伝導障害の患者指導/考察

    9章 左室肥大
    ・左室肥大心電図の特徴
    ・心電図診断基準
    ・心室肥大所見で心生検を行い病態解析をした4例
    ・左室肥大心電図に対するアプローチ

    10章 心室期外収縮
    ・定義と診断
    ・病因と鑑別
    ・心電図上の特徴
    ・健診で発見された心室期外収縮4例
    ・心室期外収縮例に対するアプローチ

    11,12章 脚ブロック, 軸偏位の診断と患者指導ガイダンス[I][II]
    ・右脚ブロックと軸偏位、ヘミブロック
    ・ヘミブロック例の予後
    ・右脚ブロックの病因,病態と心電図判読の実際

    13章 心室内伝導障害ないしwide QRS波
    ・10症例の提示と考察

    14章 心雑音で発見される心疾患のプライマリー診断
    ・3症例の提示
    ・心雑音聴診技術習熟の学習法

    15章 突然死ないしニアミスを予知できる心電図 
    ・8症例の提示と考察

    16章 ST-T変化の読み方と対応
    ・6症例の提示
    ・運動負荷関連心電図2例
    ・ST上昇の心電図
    ・考察

    17章 上室不整脈の読み方と対応
    ・3症例の提示
    ・上室不整脈に対する対応策
    ・模型図による上室不整脈の解説

    18章 基礎に心疾患が疑われる心室不整脈の読み方
    ・3症例の提示
    ・良性不整脈と悪性不整脈の見分け方
    ・ABCDE症候群とは
    ・模型図による心室不整脈の解説

    19章 健診5万例における心筋症心電図の頻度と内訳
    ・心筋症の定義と分類
    ・心電図だけから心筋症の診断は可能か?
    ・心筋疾患発見の契機となる心電図所見の特徴的パターン
    ・心筋症を診断する際に必要な除外項目と採択項目
    ・5万例中心筋症が強く疑われる8例

    20章 図説による刺激伝導障害の理解
    ・心サルコイドーシスを疾患モデルとした刺激伝導障害の理解
    ・模型図による解説

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