ぜひ知っておきたい 食品の寄生虫

出版社: 幸書房
著者:
発行日: 2000-07-10
分野: 衛生・公衆衛生  >  食品衛生
ISBN: 9784782101742
電子書籍版: 2000-07-10 (初版第1刷)
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990 円(税込)

商品紹介

寄生虫研究30年のキャリアを持つ著者が、その生態、感染経路、予防の心得をわかりやすく解説。

目次

  • 表紙
  • 正誤表
  • 口絵
  • はしがき
  • 目次
  • 第一章 あんな虫・こんな虫・小さな虫・長くてでかい虫
  • 一・一 魚から感染する寄生虫
  • 一・二 食肉から感染する寄生虫
  • 一・三 寄生虫卵で汚染された土壌や水または野菜・果実から感染する寄生虫
  • 一・四 水辺の野草・薬草・果実などから感染する寄生虫
  • 一・五 飲料水や生食用野菜・果実を汚染して感染する原虫
  • 第二章 寄生虫とヒトとの永い永いおつきあい
  • 二・一 原始地球の生命の誕生と寄生体の始まり
  • 二・二 人類の進化と寄生虫との関わり
  • 二・三 グレートジャーニー・モンゴロイドの旅に鉤虫は同伴したか ? その軌跡を追う
  • 二・四 寄生虫と宿主の相性……宿主適合性の謎
  • 第三章 寄生虫の免疫・感染防御機構攪乱戦術
  • 三・一 寄生虫ワクチンでヒトを免疫しても感染防御できない仕組み
  • 三・二 食品由来の寄生虫の感染が成立する理由
  • 三・三 寄生虫は宿主の好みがうるさい
  • (一) 幼虫期に選り好みが激しいもの
  • (二) 成虫期に選り好みが激しいもの
  • (1) 広東住血線虫
  • (2) アニサキス
  • (三) 中間宿主を選り好みしたうえに、ヒトの腸管でしか成虫にならない寄生虫
  • (1) 有鉤条虫・有鉤嚢虫
  • (2) 無鉤条虫・無鉤嚢虫
  • (四) キタキツネとイヌ科の動物でのみ成虫になれるエキノコックス ( 幼虫 )
  • (1) 多包条虫・多包虫 ( 幼虫 )
  • (2) 単包条虫・単包虫 ( 幼虫 )
  • 第四章 寄生虫の涙ぐましい性生活を覗く
  • 四・一 雌雄異体の寄生虫の性生活
  • 四・二 雌雄同体の寄生虫の性生活
  • 四・三 寄生世代は雌・自由生活だけ雌雄異体の性生活
  • 四・四 弱く貧しいものほど多産の秘密
  • 第五章 寄生虫の栄養要求と吸収のメカニズム
  • 五・一 条虫類
  • 五・二 吸虫類
  • 五・三 線虫類
  • 五・四 原虫類
  • 五・五 駆虫薬の開発研究
  • (一) 涙ぐましい研究の始まり
  • (二) 植物由来の駆虫薬探し
  • (三) 各種スパイスへの挑戦
  • (四) アニサキスを長生きさせて、元気を回復させる方法
  • 第六章 空飛ぶ寄生虫の謎を解く
  • 六・一 フィリピン毛頭虫
  • 六・二 アニサキス
  • 六・三 日本海裂頭条虫・広節裂頭条虫
  • 六・四 顎口虫
  • 六・五 野獣肉・ゲームミート、おみやげ用のステーキ肉
  • 第七章 寄生虫の代謝産物がアレルギーを防ぐという「藤田学説」とは
  • 七・一 寄生虫の感染率の激減と花粉症の増加についての状況証拠
  • 七・二 藤田学説がヨーロッパで改めて注目された理由
  • 七・三 寄生虫以外の感染症による免疫機構の発現
  • 七・四 アレルギーの体液性免疫と結核の細胞性免疫機構の中間型
  • 七・五 一筋縄ではいかないアレルギーの謎にせまる
  • 第八章 食品を介して感染する寄生虫の防除対策
  • 八・一 食品汚染の防止法
  • 八・二 加熱調理技術
  • 八・三 冷凍保存技術
  • 八・四 食品加工技術
  • 八・五 食品および水を介して感染する寄生虫
  • 八・六 知っておきたい寄生虫症の疫学・発生状況
  • (一) ヒトの輸入寄生虫 ( 症 )
  • (二) 国内産または輸入食品媒介寄生虫 ( 症 )
  • (1) 肉・生鮮魚介類から感染する寄生虫症
  • (a) アニサキス症
  • (b) 旋尾線虫症
  • (c) 条虫症
  • (d) 多包虫 ( エキノコックス ) 症
  • (e) 顎口虫症
  • (f) 肺吸虫症
  • (g) 消化器系の吸虫類
  • (2) 山野草・ゲテモノから感染する寄生虫症
  • (3) 食品汚染により感染する寄生虫症
  • (a) イヌ・ネコ・ブタ回虫の幼線虫移行症
  • (4) 水系または食品媒介の原虫症例
  • (a) クリプトスポリジウムによる集団下痢症
  • (b) トキソプラズマ症
  • (c) 赤痢アメーバ症
  • 文献
  • 参考図書
  • あとがき
  • 著者紹介
  • 奥付

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