リハビリテーションにおいて神経難病領域の疾患にかかわる機会は増え,在宅でのチーム医療が求められるようになった。また,多発性硬化症,パーキンソン病,脊髄小脳変性症/多系統萎縮症の各ガイドラインの改訂や発行が行われ,神経難病疾患を取り巻く状況は変化している。そのような状況を踏まえ,内容を刷新するため改訂を行った。
初版の構成はそのままにして,在宅での歯科医,介護福祉士,栄養士,理学療法士,作業療法士によるかかわりについて新たな章を設けて解説。また,従来の項目においても最新の技術や各職種のかかわりを追加して,内容の刷新を図っている。
初版に引き続きオールカラーで,本領域を網羅した充実の1冊である。