嚥下機能は耳で診る! 肺音と頚部胸部聴診法

出版社: ともあ(旧:gene)
著者:
発行日: 2019-02-15
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784905241836
書籍・雑誌
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2,178 円(税込)

商品紹介

聴診はより身近で簡便な評価法です。肺音や嚥下音、心音を聞くことで、対象者の胸郭や腹壁の動きがより視認しやすくなり、これまでとは違う次元での判断を可能とします。本書では実際の嚥下音を聞きながら、簡便に判定して臨床のヒントを得ることのできる「簡易聴診法」と、誤嚥の判定をする「頚部・胸部聴診法(CCA)」が学べます。気軽に聴診を使い、臨床に活かしてください。

目次

  • I 呼吸器、聴診器を知ろう!
     そもそも呼吸状態とは
     包括的呼吸嚥下リハビリテーション
     呼吸器の解剖
     聴診の有効性
     レイノルズ数の定義
     聴診の歴史
     聴診器の構造

    II 聴診器の使用について
     打診について
     打診(音の高低トレーニング)
     聴診器の使用方法

    III 胸部聴診法
     聴診器を使用するとき(スクリーニング)
     異常検診音検索の進め方
     簡易肺音聴診の基本
     耳で覚えよう! 呼吸音
     呼吸雑音
     呼吸雑音と呼吸音の違い
     肺音の分類について
     実際に聴いてみよう!
     肺の組織特性に基づいた肺音の特徴
     聴診の教育効果、技術を習得、維持する方法
     使ったあとは……聴診器の取り扱い

    IV 病態別肺音
     肺音変化の一般的な病態
     異物の特徴による肺音変化の特徴
     排痰手技時の呼吸音変化
     体位変化に伴う肺音変化
     胸水貯留による肺音変化
     病態ごとの特徴的肺音
     腹部聴診法

    V 頚部胸部聴診法
     頚部胸部聴診法(CCA)
     頚部胸部聴診法理論
     頚部胸部聴診法マニュアル
     頚部胸部聴診法判定シートの使用方法
     誤嚥判定
     設定判定
     機能障害判定(嚥下音の判定)
     嚥下音について
     嚥下時無呼吸(DA:Deglutition apnea)
     嚥下雑音について
     正常嚥下と障害音
     誤嚥性肺炎リスク評価表i-EALD
     クマ先生直伝! 聴診法のコツ

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