教える・学ぶ

出版社: 明石書店
著者:
発行日: 2019-03-30
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784750347905
書籍・雑誌
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2,750 円(税込)

商品紹介

子どもの貧困への政策的対応で大きな役割を与えられている「教育」について批判的に検討し、その可能性について探る。公教育は、社会的不利の緩和と固定化という両義的な側面をもつが、現下では、その点に無自覚なものが多い。本巻は、この点を克服する試みでもある。

目次

  • 序章 「子どもの貧困ブーム」をふりかえって―本書の問題意識と構成

    第I部 〈教育〉化する「子どもの貧困」政策の再検討
     第1章 「子どもの貧困」再考]―「教育」を中心とする「子どもの貧困対策」のゆくえ[
     第2章 生活保護世帯の子どもへの教育支援
         ―教育Learn+福祉welfare=ラーンフェアLearnfare
     第3章 障害のある子どもの貧困と教育
     第4章 外国につながる子どもの貧困と教育

    第II部 教育と「お金」
     第5章 家計の中の教育費
     第6章 教育の市場化は子どもの貧困対策となるのか
     第7章 教育費の家庭依存を支える日本人の意識

    第III部 教える・学ぶの「現場」から
     第8章 子どもの貧困と教師
     第9章 「学校以前」を直視する―学校現場で見える子どもの貧困とソーシャルワーク
     第10章 学習支援は何を変えるのか―その限界と可能性
     第11章 株式会社は子どもの貧困解決のために何ができるか
     第12章 貧困問題を教える授業の現場から―「他人事としての貧困」という壁

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