がんと生き、母になる 死産を受け止めて

出版社: まりん書房
著者:
発行日: 2019-03-24
分野: 医学一般  >  医学一般
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1,760 円(税込)

商品紹介

取材に走り回っていた38歳の女性新聞記者が突然血液がん「悪性リンパ腫IV期」と診断された。「治療は?」「仕事は?」「子どもは?」と次々と迫られる選択に必死に答えを出した。治療は成功し、がんは消え、治療半年後には双子を自然妊娠する。子どもたちを無事出産するため、仕事を辞める。が、1人は死産となる。その後、再発・再々発がんや自己免疫疾患、心臓病と次々に襲ってくる病気と闘ううちに、著者は「自分は長く生きないだろう」と考えるようになる。遠くない将来の死を覚悟し「娘にきょうだいを」と願う。最初のがん宣告から46歳で再び出産するまでの9年の記録。第14回開高健ノンフィクション賞最終候補作。

目次

  • プロローグ 「ハンドベル」
    第1章 「発病」
    第2章 「悲しいお産」
    第3章 「入院、再び」
    第4章 「再々発」
    第5章 「静かな戦場」
    第6章 「45歳の願い」
    第7章 「奇跡の子」
    第8章 「アンディ」
    エピローグ 「母の日のクッキー」

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