もっと知りたい白血病治療 第2版
出版社: |
医学書院 |
著者: |
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発行日: |
2019-11-01 |
分野: |
臨床医学:内科
>
血液
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ISBN: |
9784260040730 |
書籍・雑誌
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目次
- 第1章 正常な血液の働き
血液のなかみ(成分)について
赤血球の働き
白血球の働き
血小板の働き
第2章 血液をつくる骨髄の仕組み
骨髄という臓器はどこにあるか
骨髄での造血の仕組み
骨髄が枯れつきない理由
骨髄を検査する方法
第3章 白血病とはどんな病気か
白血病は血液細胞のがんである
白血病にはどんなタイプがあるか
なぜ白血病にかかるのか(白血病の原因)
白血病を治療しないとどうなるか
第4章 白血病はどのように治すか
白血病治療の選択肢
抗がん剤による治療について
白血病化学療法の進め方
造血幹細胞移植で白血病を治す
第5章 抗がん剤による白血病治療の実際
白血病に対する最初の攻撃~寛解導入療法~
寛解導入療法の実際
再発を防ぐための治療~地固め療法~
維持療法
抗がん剤の髄腔内投与(髄注)
第6章 抗がん剤の副作用とその対策
抗がん剤の副作用とは
消化器症状とその対策
脱毛と皮膚・爪の障害
血球減少とその対策
口内炎とその対策
その他の副作用
第7章 慢性骨髄性白血病(1):病気の性質を知る
慢性骨髄性白血病とはどんな病気か
慢性骨髄性白血病の原因
慢性期の症状
移行期・急性転化の症状
第8章 慢性骨髄性白血病(2):最良の治療法の選択
チロシンキナーゼ阻害薬が有効な理由
チロシンキナーゼ阻害薬による治療の問題点
チロシンキナーゼ阻害薬による治療の副作用
チロシンキナーゼ阻害薬による治療の効果判定
チロシンキナーゼ阻害薬による治療の実際
チロシンキナーゼ阻害薬による治療成績
進行期(移行期/急性転化)に移行した慢性骨髄性白血病の治療
チロシンキナーゼ阻害薬以外の治療法
第9章 造血幹細胞移植の基礎知識
造血幹細胞移植という治療法
生着,生着不全,GVHD,GVL効果
提供者との相性はHLAで決まる
造血幹細胞移植の種類
移植する造血幹細胞のソースによる分類
造血幹細胞の提供者による分類
HLAの適合度による分類
移植前処置法の強さによる分類
第10章 造血幹細胞移植の実際(1):ドナー検索から移植まで
ドナーの検索
移植の前に患者さんが準備すること
移植前の不妊対策について
骨髄採取手術の実際とリスク
末梢血幹細胞採取の実際とリスク
移植前処置
移植病室(防護環境)と感染予防について
造血幹細胞の輸注
第11章 造血幹細胞移植の実際(2):移植後の生活と問題点
移植後の約1か月間
移植後約1か月後から100日目前後まで
移植後100日目以降の問題(長期的な合併症/後遺症)
QOL(クオリティー・オブ・ライフ)とサバイバーシップ支援
第12章 特殊な白血病とその治療(1)
急性前骨髄球性白血病
フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病
成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)
第13章 特殊な白血病とその治療(2)
慢性リンパ性白血病(CLL)
骨髄異形成症候群から移行した急性骨髄性白血病
治療関連白血病
第14章 白血病が再発したら
再発はなぜ起こるのか
再発を監視する方法
再発時の病状
再発時の化学療法の選択
再発時に行う救援療法の実際
再発白血病に対する新規薬剤による治療
第2寛解となったら
造血幹細胞移植後の再発
QOLを重視した再発後の治療
第15章 白血病は完治するのか:治療成績とその評価について
白血病が治るということ
治療成績を評価する指標
治療成績を評価することのむずかしさ
治りやすい白血病と治りにくい白血病:予後を決める因子
白血病は化学療法でどこまで治るか
白血病は造血幹細胞移植でどこまで治るか
白血病の完治をめざして:闇ではなく,光に目を向けよう!