ナースの働き方相談室

出版社: 日本看護協会出版会
著者:
発行日: 2020-07-10
分野: 看護学  >  看護管理
ISBN: 9784818022706
書籍・雑誌
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2,750 円(税込)

商品紹介

「働き方改革」が推進される一方で、「ナースの働き方」にまつわる課題は尽きることがありません。本書では、看護管理者・スタッフナース・病院の人事担当者・行政の看護職確保担当者・教員など、さまざまな現場で日々、奮闘している皆さんのリアルな悩みやギモンに、現役の病院人事担当者が回答します。

目次

  • 《プロローグ》
    こんなのおかしい! 私は怒っている!―〝現場〟から寄せられた生の声
    ◆〝現場〟から届いた「怒り・不安・嘆き」
    Q01 どうして自分勝手な人が得をするの?
    Q02 1年契約のナースが冷遇されていいの?
    Q03 こんなに大変なのに、どうして夜勤手当が出ないの?
    Q04 「ナースが大変!」って本当なの?
    Q05 ナース不足というけど、大騒ぎしすぎでは?

    《part1》
    意識しておきたい年代別ピラミッド―組織の土台を強くする
    ◆就職・転職に関連する相談
    Q06 職場の雰囲気を知るにはどうすればいいですか?
    Q07 どうしてすぐに辞めてしまうの?
    Q08 就職するのが不安なんです。
    Q09 奨学金制度って、実際のところどうなんでしょうか?
    Q10 本当の離職理由を知るにはどうすればいいですか?
    ◆年代別ピラミッドを意識する―35歳定年はマズイ!
    Q11 働き盛りで病院を辞める人が多すぎる!

    《part2》
    夜勤と育児の両立に効く4つのプログラム
     ―最大のハードルに挑む桜木課長と赤木看護部長の物語
    ◆ナースのWLBで最大の難問
    Q12 WLBなんて、もともと無理だったのでは?
    ◆受賞の裏で…看護部が乗り越えた深刻なテーマ
    ◆成功ルートは1本しかない(と思う)
    ◆権利の調整―「夜勤免除」という法律のハードルをクリアする
    ◆WLBと夜勤の両立に効果を上げる4つのプログラム
    Q13 働き方改革といっても、小規模病院・介護施設・訪問看護など、もともと苦労している施設はいったいどうすれば?
    Q14 院内託児所もない、家事代行の補助もない病院では、何ができますか?
    ◆(1)週休3日制(短時間正職員)―まずは夕方まで働いてもらう
    ◆(2)5段階の勤務ステップ管理―月2回夜勤を頑張ってもらう
    ◆(3)夜勤回数を報酬に反映する―自由度の高い組織だからこそ
    ◆(4)夜勤を能力として評価する―育成ラダーの活用
    【レポート】頑張れ外来! 夜勤者不足の一番の被害者?

    《part3》
    みんなを守るリアルハラスメント対策
     ―看護部の予防システムが機能すれば多くの悩みが消える
    ◆パワハラへの疑問―師長からのSOS
    Q15 「パワハラが怖い」と師長や主任が泣いてます。
    Q16 パワハラって、いったい全体何なんですか?
    ◆基本的な考え方―白でも黒でもない、グレーの案件への対応
    ◆ハラスメントの「相談」は多くていい、「訴え」は少ないほうがいい
    ◆敷居の低い相談窓口のススメ
    ◆危機管理に有効な段階別システム
    ◆ハラスメントに普通に対応する方法―予防システム実践事例
    ◆ハラスメント対策のまとめ
    Q17 メンタルヘルスの支援は、子育て支援と比較して足りないのでは?
    【レポート】ハラスメント問題で人事担当者が頼りにする3人の専門家


    《part4》
    働き方改革法は〝頑張る人〟を大切にする―主要テーマが一気に片づく大チャンス
    ◆働き方改革法で何が変わるのか?
    Q18 働き方改革って、看護部に任せるだけで解決しますか?
    Q19 働き方改革には、看護部にも協力してもらわないと…
    ◆人事部的重要テーマ―超過勤務対策と有給休暇取得
    ◆看護部的重要テーマ(1)勤務間インターバルと12時間夜勤
    ◆看護部的重要テーマ(2)有期雇用契約者や定年延長者への処遇改善
    Q20 これまで黙ってましたけど…定年ってどうなんでしょう?
    Q21 これまで黙ってましたけど…頑張っている人の報酬が低いなんて、おかしくないですか?
    ◆働き方改革で、定年・退職金制度が変わる?
    Q22 年金が不足するというニュースを見ますけど、大丈夫でしょうか?
    【レポート】本当の公平を貫かないと職員は納得しない―有期雇用契約を武器として

    《part5》
    どんな働き方をしてもエースになれる!―成功モデルの看護部が大切にするデータ
    ◆エースを目指すことの大切さ
    Q23 配慮してもらったけれど、肩身が狭いんです。
    ◆エースが育つだけでは、理想モデルとしては不十分かも?
    ◆リーダーが育つモデル(1)育成ラダーシステムに注目して
    ◆リーダーが育つモデル(2)トップマネジメント担当者の役割
    ◆育休復帰からエースやリーダー級が育つ病院は経営的に最強
    【レポート】再び年代別ピラミッド―人件費対策もエースがいてこそ

    《part6》
    組織とスタッフの信頼関係は〝定時退勤〟がカギ
     ―流行の人事制度より残業対策を大切に
    ◆労働時間を管理できなければ、信頼関係が壊れる!
    Q24 育休から復帰したナースのためと思っていたのに…
    ◆ストレスチェックの結果分析で残業対策の重要性がわかる?
    ◆看護部への悪口…ナースは超過勤務に大らかすぎる?
    【レポート】ナースの残業について考える

    《エピローグ》
    専門知識より普通の感覚 ―優しい人を大切にするというシンプルな目標で
    ◆普通にやったらいいのに…
    Q25 気を遣ってくれるのはありがたいけど、私の自由はどこに?
    ◆目指すべきところは1つしかない
    ◆緊急時に求められる〝手続省略〟と〝期間限定〟
    ◆道を切り開くくらいの気持ちで…

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