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査察指摘事例をふまえた医薬品の試験検査室/製造工程におけるOOS/OOT調査・手順と事例考察

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目次

  • 第1章 OOS/OOT の考え方とOOT 導入
     はじめに
     1. 日本のOOS に関する基準
     2. EU のOut-of-specification investigationsガイダンス
     3. OOS/OOT の考え方とその背景
     4. OOS/OOT の仕組み
     5. OOT の設定の考え方(工程能力指数の活用)
     6. 安定性試験でのOOS/OOT 時の考察
     7. 再サンプリングの問題

    第2章 OOS/OOT が起きた時の初動調査/製造工程調査/ 再試験/ 再サンプリングの方法並びに問題点
     はじめに
     1. 初動調査,製造工程調査
     2. 再試験,再サンプリング
     おわりに

    第3章 OOS 起因の製造での品質問題の原因調査の実例とその手順書
     はじめに
     1. 全体を理解するためのSOP の例
     2. 事例(1) 不溶性異物の経年での析出(原薬の出発物質の変更)
     3. 事例(2) 不溶性異物の受入試験でOOS(海外製造所の異物改善事例)
     4. 事例(3) 変更時の確認不十分による異物発生事例/ 不溶性微粒子の改善(添加剤由来)
     5. 事例(4) 開発段階の取組み/ 海外製造品 イタリア編
     6. 事例(5) 開発段階の取組み/ 海外製造品 米国編
     7. 事例(6) 水分がOOS
     8. 事例(7) フィルム錠の印刷文字欠け/ 評価方法確立が改善を推進
     9. 事例(8) ソフトカプセルの仕込み含量の根拠/ 製造の分析の知識の必要性
     10. 事例(9) グラスファイバー/ 製造現場を知る
     11. 事例(10) 溶解液のフレークス
     おわりに

    第4章 CAPA の運用と現場改善
     はじめに
     1. 是正措置及び予防措置(CAPA)
     2. GMP 省令2)におけるCAPA
     3. PIC/S GMPガイドライン
     4. CAPA 処理にあたって
     5. 逸脱と変更管理
     6. リスクマネジメントとCAPA
     7. その他の逸脱対応
     8. 予防措置
     まとめ

    第5章 試験室管理におけるGMP の要件
     はじめに
     1. 原薬製造所のGMP 不適合が原因と思われる製品回収のケース
     2. GMP 省令での品質関係
     3. PIC/S GMPガイドラインの全梱包の同一性確認の対応
     4. PMDA のGMP 適合性調査の指摘事項で試験管理室に関係する項目
     おわりに

    第6章 試験室管理でのOOS/OOT 管理と事例紹介・その対応
     はじめに OOS/OOT 管理
     1. 事例(1) ラボエラーが発端の製品回収(凍結乾燥製剤の製品回収《2005 年》)
     2. 事例(2) 顆粒の含量試験でのOOS 多発対応としてバラ包装廃止
     3. 事例(3) 安定性モニタリング(25℃× 60%)でのOOS 対応
     4. 事例(4) 溶出試験のOOS 対応
     5. 事例(5) 試験ノウハウ(強熱残分,酵素活性)がOOS 対策に必要な試験
     6. 事例(6) 古い試験方法のOOS(亜硫酸ソーダ,酢酸の定量,ビタミンA 定量)
     7. 事例(7) 試験者の癖がOOS を起こしている場合がある
     8. 事例(8) OOS で頭を悩ましたカプセルの溶出試験
     おわりに

    第7章 製造現場・外部委託先でのOOS/OOT 管理と事例紹介・その対応
     第1 節 事例紹介・その対応①~製造現場・外部委託先でのOOS/OOT 管理~
     第2節 事例紹介・その対応②~混合均一性と含量均一性の事例・錠剤外観の事例

    第8章 環境モニタリングを例にしたOOS/OOT 事例(アラートレベル/ アクションレベル設定)
     1. 環境モニタリングにおけるOOS/OOT の管理
     2. ECA(European Compliance Academy)GMP NEWS に出てくる
        OOS とOOTに加えてOOE という略語について
     3. 警報基準値(アラートレベル)と処置基準値(アクションレベル)
     4. Alert and Action Levels とAlert and Action Limits の違い
     5. 限界値管理に基づく工程管理手法によるRTRT

    第9章 OOS/OOT に対するData Integrity の強化
     1. 概要
     2. 組織と品質システムの関係
     3. 品質システムの構築
     4. 製造所で発生するOOS/OOT の領域
     5. OOS/OOT のハンドリング・処理
     6. OOS/OOT 処理で得られたデータの完全性の評価
     7. 分析装置に要求されるデータ完全性とFDA 21 CFR Part 11及びCSV との関係
     8. 試験室で発生したOOS 及びOOT 処理でのデータ完全性に対する留意点
     9. 製品の含量試験で確定したOOS の逸脱処理
     10. A 工程の工程管理試験でのpH のトレンド
     まとめ

    第10章 日本における査察でのOOS/OOT 指摘事例
     はじめに
     1. 試験検査の最初の判定結果が合格であった場合
     2. 試験検査で最初に不合格の結果が出た場合
     おわりに

    第11章 欧米における査察でのOOS/OOT の指摘事例,それをふまえた準備と対応
     はじめに
     1. 最近のWL にどのくらいの割合でOOS/OOT に関わる指摘が記載されているか?
     2. ごく最近の指摘事例を見て,何を学ぶか?
     3. OOS/OOT に潜む品質マネジメントの弱点はどこにあるのか?
     4. 自社内で,どのようにしてOOS/OOT に関わる問題を見付け,
        見付かった場合どう改善に結び付けていくか?
     5. 他社との関係でOOS/OOT が疑われる場合の対処の仕方
        SCAR システム 製造委託先,主要原材料調達先に対する適切な対応
     6. 当局査察にて,OOS/OOT に関わる指摘を受けた場合,どう対処するのが一番好ましいか?
     7. 品質(管理)部門Quality(Control) Unit は,どのような役割と責任を期待されているのか?
     まとめ

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