標準言語聴覚障害学 言語発達障害学 第3版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2021-03-01
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784260043427
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

5,500 円(税込)

商品紹介

言語聴覚士養成校で学ぶ「言語発達障害学」のテキストとして最適な1冊。第3版では日本言語聴覚士協会が2018年に発表した「言語聴覚士養成教育ガイドライン」を踏まえた目次立てとするとともに、学生が学ぶ際の指針として各章・各項目ごとに学修の到達目標を明示する。さらに今版では事例の記載を充実させ、臨床をイメージできる内容とするとともに、保健・福祉・教育との連携や言語発達障害支援の最前線についても解説する。

目次

  • 第1章 言語とコミュニケーションの発達
     1 発達の全体像
      A 前言語期
      B 幼児前期
      C 幼児後期
      D 学童期
     2 前言語期
      A 前言語期とは
      B コミュニケーションと音声言語の発達
     3 幼児前期
      A 幼児前期とは
      B 語彙と構文の発達
     4 幼児後期
      A 幼児後期とは
      B 語彙と構文の発達
      C 会話とナラティブ
     5 学童期
      A 学習言語の発達
      B 読み書きの発達
      C 学童期におけるその他の言語の問題

    第2章 言語発達障害とは
     1 言語発達障害とは
      A 言語発達障害とは
      B 言語発達の阻害要因と言語発達障害
     2 言語発達障害の医学的背景
      A 発達の生理学(脳機能の発達を含む)
      B 発達の病理学(発生異常,周産期障害など)
     3 言語発達障害の臨床
      A 言語発達障害の臨床の過程
      B 評価・言語病理学的診断
      C 指導・支援
      D 子どもの未来を育てる専門家

    第3章 評価(アセスメント)・診断
     1 情報収集
      A 主訴
      B 生育歴
      C 現症
      D 関連領域からの情報
      E 情報収集の方法
      F 情報収集の実際(面接)
     2 検査
      A 検査の位置づけと目的
      B 検査の対象領域
      C 検査の種類
      D 診療報酬点数と発達検査・知能検査
      E 標準的な検査の流れ
      F 代表的な各種検査
      G 個別検査を実施する際の留意点
     3 評価のまとめ
      A 評価のまとめの位置づけ
      B 評価・診断過程の留意点
      C 包括的な評価・診断に向けて
      D 包括的な評価・支援につなげるためのICFの活用
      E 収集した情報のまとめと報告書の作成

    第4章 指導と支援
     1 発達段階に応じた指導
      A 指導の基本的背景
      B 前言語期における指導
      C 幼児前期における指導
      D 幼児後期における指導
      E 学童期における指導
     2 環境調整
      A 保護者支援
      B 関係諸機関との連携
      C カウンセリングマインド
     3 特異的言語発達障害
      A 特異的言語発達障害とは
      B 言語・コミュニケーション障害の特徴
      C 評価
      D 近年のSLI児の言語指導や支援
      E 事例紹介
     4 限局性学習障害
      A 限局性学習障害とは
      B 評価
      C 支援
      D 発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)
      E 事例紹介
     5 知的能力障害
      A 知的能力と知的能力障害
      B 言語・コミュニケーション障害の特徴
      C 評価の前提:言語聴覚士と子ども・養育者の関係性
      D 評価
      E 支援
      F 事例紹介
     6 自閉症スペクトラム障害
      A 自閉症スペクトラム障害とは
      B 言語・コミュニケーション障害の特徴
      C 評価
      D 支援
      E 事例紹介
     7 注意欠如・多動性障害
      A 定義
      B 発達経過
      C 病態
      D 言語・コミュニケーション障害の特徴
      E 医学的診断
      F 神経心理学的評価
      G 支援
      H 言語聴覚士による支援
      I 事例紹介
     8 脳性麻痺・重複障害
      A 脳性麻痺・重複障害とは
      B 言語・コミュニケーション障害の特徴
      C 評価
      D 支援
      E 課題と展望
      F 事例紹介
     9 小児失語症と後天性高次脳機能障害
      A 小児失語症と後天性高次脳機能障害とは
      B 言語・コミュニケーション障害の特徴
      C 評価
      D 支援
      E 事例紹介

    第5章 保健,福祉,教育との連携
     1 特別支援教育における言語発達障害児の支援
      A 特別支援教育の歴史
      B 教育における言語障害
      C 言語障害教育の歴史
      D 言語障害教育の現状と課題
      E 言語障害教育における専門性の向上
     2 地域支援における連携
      A 乳幼児期における言語聴覚士
      B 保育所などとの連携・支援における言語聴覚士の役割
      C 学童期の支援における言語聴覚士の役割
     3 高等教育における支援(就労支援を含む)
      A 言語発達障害のある大学生の実態
      B 大学等高等教育機関における障害のある学生への支援
      C 職場での支援状況
      D 高等教育や就労場面での専門職の役割と連携

    第6章 言語発達障害支援の最前線
     1 言語聴覚士のかかわりと位置づけ
      A ICT支援
      B 多言語児童生徒の学習支援
      C 低出生体重児における言語発達の問題
     2 ICT支援
      A 障害のある人の生活・学習を助ける支援技術
      B 障害者の権利としての合理的配慮とICT機器
      C 障害の個人モデルから社会モデルへの移行
      D ICT利用が発達にもたらす影響
      E 身近なICT機器・あるテクが言語発達障害支援を変える
      F 心理検査を用いた情報共有による権利擁護
     3 多言語児童生徒の学習支援
      A 多言語環境で育つ子どもたち
      B 多言語児童生徒の学習支援の実情と課題
      C 支援の方法――岐阜県可児市の例
      D 今後の展望と課題
     4 低出生体重児における言語発達の問題
      A 低出生体重児とは
      B 言語発達の特徴
      C ディベロップメンタルケア

最近チェックした商品履歴

Loading...