標準言語聴覚障害学 摂食嚥下障害学 第2版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2021-03-01
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784260043106
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商品紹介

言語聴覚士が対象にする成人・小児の摂食嚥下障害を網羅する。成人については従来の脳血管障害に加え、進行性疾患、認知症、癌、サルコペニアなど、小児領域では脳性麻痺などの運動障害に加え、自閉症スペクトラム児のいわゆる“食べたがらない子ども”などによる摂食嚥下障害への対応を解説する。養成校の学生に加え、臨床家にも役立つ教科書。リスク管理としての感染防御対策の項も新設。

目次

  • 第1章 摂食嚥下機能とその障害
     1 発達と成熟
      A 摂食嚥下機能の発達と成熟
      B 正常な嚥下
     2 加齢
      A 加齢に伴う変化

    第2章 摂食嚥下障害の分類
     1 小児の摂食嚥下障害
      A 小児摂食嚥下障害とは
      B 脳性麻痺に伴う摂食嚥下障害
      C 小児後天性脳損傷に伴う摂食嚥下障害
      D 先天性疾患に伴う嚥下障害
      E 自閉スペクトラム症と摂食
      F 器質性障害(口唇・口蓋裂)に伴う摂食嚥下障害
      G 食物拒否と回避・制限性食物摂取症
     2 成人の摂食嚥下障害
      A はじめに
      B 運動障害に伴う摂食嚥下障害
      C 悪性腫瘍に伴う摂食・嚥下障害
      D 高次脳機能障害,認知症に伴う摂食嚥下障害
      E 加齢に伴う摂食嚥下障害-サルコペニア,フレイルとの関係
      F その他

    第3章 摂食嚥下障害によくみられる合併症
     1 小児の合併症とリスク管理
      A はじめに
      B 呼吸器系の問題
      C 消化器系の問題
      D てんかん,薬物の影響
     2 成人の合併症とリスク管理
      A はじめに
      B 誤嚥性肺炎・窒息・気管切開
      C 低栄養,脱水,非経口栄養
     3 言語聴覚士に求められる感染症対策

    第4章 言語聴覚士の役割とチームアプローチ
      A 言語聴覚士の基本的な役割
      B 言語聴覚士と倫理
      C チームアプローチ

    第5章 評価・スクリーニング・検査
     1 小児の摂食嚥下障害の評価
      A 小児評価の概要と流れ
      B 情報の収集
      C 臨床的評価
      D 機器を使用した検査
      E 情報の統合と計画の立案
     2 成人の摂食嚥下障害の評価
      A 評価の流れ
      B 情報収集・問診
      C 観察・臨床評価
      D スクリーニングテスト
      E 臨床評価
     3 嚥下造影
      A 嚥下造影とは
      B 嚥下造影の重要性
      C 嚥下造影の実際
      D 嚥下造影の読影
      E 誤嚥や残留などの異常所見をみたとき
      F 主な疾患に対する留意点
     4 嚥下内視鏡検査
      A VEの観察ポイント
      B フードテスト・着色水テスト
      C VEの長所と短所
     5 その他の検査
      A はじめに
      B 嚥下CT
      C マノメトリー
      D 筋電図
      E 超音波
     6 情報の統合 臨床推論と介入計画の立案
      A 摂食嚥下障害の有無
      B 摂食嚥下障害の詳細な病態把握
      C 摂食嚥下障害の重症度
      D 摂食嚥下障害の予後予測
      E 摂食嚥下障害の訓練適応
      F 摂食嚥下障害に関するリスクマネジメント
      G ICFに基づく問題整理と介入計画立案

    第6章 小児の摂食嚥下訓練
     1 小児摂食嚥下リハビリテーションの概要
      A 小児摂食嚥下障害の特性
     2 言語聴覚士による摂食嚥下リハビリテーション
      A 姿勢へのアプローチ
      B 食物形態へのアプローチ
      C 摂食嚥下機能へのアプローチ
      D 家族支援
      E 年代別の課題と対応
     3 言語聴覚士の介入 疾患別
      A 脳性麻痺および類似疾患
      B 先天性疾患に伴う嚥下障害
      C 自閉スペクトラム症に伴う摂食嚥下障害
      D 口唇・口蓋裂に伴う摂食嚥下障害
      E 食物拒否に対する対応

    第7章 成人の治療・訓練
     1 成人分野の概要
     2 言語聴覚士の介入
      A 間接訓練と直接訓練
      B 脳血管障害
      C 神経筋疾患
      D 器質性疾患
      E 加齢・廃用・認知症など

    第8章 摂食嚥下障害リハビリテーション
     1 小児の嚥下障害リハビリテーションの課題と展望
      A 歴史
      B 今後の展望
     2 成人の摂食嚥下リハビリテーションの課題と展望
      A 嚥下リハビリテーションのこれまで
      B 今後の課題

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