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カラー図解 人体の正常構造と機能 VII 血液・免疫・内分泌 改訂第4版

出版社: 日本医事新報社
著者:
発行日: 2021-02-22
分野: 基礎医学  >  解剖学
ISBN: 9784784932467
書籍・雑誌
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6,820 円(税込)

商品紹介

人体の構造と機能を臓器別・全10巻に編集したシリーズ。
解剖学・生理学の高度な内容をやさしく学べる教科書として、全国の医学生から最も高い支持を得ています。
最新の知見に基づいて内容を更新するとともに、さらに読みやすく、わかりやすい教科書をめざしました。

目次

  • 血液の組成
     血液の45%は細胞成分で,そのほとんどが赤血球である

    造 血
     血液細胞は骨髄でつくられる
     すべての血液細胞は共通の幹細胞から分化する

    物質輸送;赤血球
     赤血球はヘモグロビンの入った弾力性に富む袋である
     エリスロポエチンは酸素需要に応じて赤血球の産生を調節する
     赤血球は約120日で寿命を終え,脾臓で処理される
     赤血球膜上の抗原が血液型を決める

    止血機構;血小板と凝固因子
     血管壁,血小板,凝固因子が協同して出血を止める
     凝固系と線溶系のバランスが血栓の成長と溶解を調節する

    生体防御(1)食細胞と自然免疫
     好中球とマクロファージが自然免疫の最前線で活躍する
     好中球は真っ先に感染局所に動員される
     補体は食細胞の貪食を助けるとともに,それ自身殺菌作用を持つ
     炎症は,生体防御反応を肉眼レベルの現象としてとらえたものである

    生体防御(2)リンパ球と適応免疫
     リンパ球は体内を循環しながら,抗原との出会いを待つ
     活性化した樹状細胞が適応免疫を発動させる
     B細胞は,抗原特異性の異なる数億種類の抗体を作ることができる
     病原体の種類に応じてさまざまなT細胞が誘導される

    生体防御(3)免疫の異常
     適応免疫の過剰による組織傷害を広い意味でアレルギーと呼ぶ
     自己抗原に対する免疫応答を回避するために複数の仕組みがある

    生体防御(4)リンパ器官
     粘膜面は常に外来抗原にさらされており,MALTがその侵入を防いでいる
     組織に侵入した抗原はリンパ節で捕捉され,抗体が産生される
     白脾髄は抗体を産生し,赤脾髄は古い赤血球を破壊する
     T細胞は胸腺で分化・成熟する

    内分泌系の概観
     ホルモンはきわめて微量で生理機能を調節する

    視床下部と下垂体
     視床下部と下垂体は神経内分泌を行う機能単位である
     下垂体ホルモンの分泌機構は,前葉と後葉で大きく異なる
     視床下部ホルモンは内分泌系の最上位ホルモンである
     下垂体前葉ホルモンは,末梢内分泌腺からのホルモン分泌を促進する
     成長ホルモンは,脳を除くすべての組織の成長を促進する

    甲状腺・副甲状腺(上皮小体)
     コロイドを満たした濾胞上皮が甲状腺ホルモンをつくる
     甲状腺ホルモンはチロシンとヨウ素から合成され,コロイド中に貯えられる
     甲状腺ホルモンはほとんどの組織に作用して代謝を亢進させる
     PTHは活性型ビタミンD3,カルシトニンとともに血漿Ca2+濃度を調節する

    副 腎
     副腎は発生起源と機能の異なる2種類の組織からなる
     副腎皮質はステロイド分泌細胞,髄質はカテコールアミン分泌細胞からなる
     副腎髄質の分泌するアドレナリンは,交感神経の興奮と類似の作用を及ぼす
     副腎皮質ではコレステロールから3種類のステロイドホルモンがつくられる
     糖質コルチコイドは代謝を調節し,ストレスに対抗する
     電解質コルチコイドは腎集合管でのNa+再吸収を促進し体液量を維持する

    性腺,松果体
     性ホルモンは,副腎皮質・精巣・卵巣において共通の経路で合成される

    [基礎知識]
    アラキドン酸カスケードとその産物
    自然免疫と獲得免疫
    臨床免疫の全体像
    MHC(主要組織適合遺伝子複合体)
    サイトカイン
    細胞内シグナル伝達系

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