臨床実習で役立つ　形成外科診療・救急外科処置ビギナーズマニュアル

出版社： 全日本病院出版会
著者：
発行日： 2021-04-15
分野： 臨床医学：外科  >  形成外科学
ISBN： 9784865192827
電子書籍版： 2021-04-15 （第1版第1刷）
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商品紹介

臨床の現場で活きる診察法から、基本的な処置法・手術法を日医大形成外科の研修法で網羅した入門書!
各疾患の押さえておくべきポイント・注意事項が箇条書き記述でサッと確認でき、外科系医師初学者に必ず役立つ一書です。
約120問の確認問題で医学生の国家試験対策にも！

目次

  • I．外来患者の基本的診察法
    　1．病歴の聴取と診察
    　2．インフォームド・コンセントと写真撮影
    　3．患者心理
    　4．外傷の診断
    　5．炎症性疾患の診断（炎症性粉瘤，蜂窩織炎，陥入爪）
    　6．熱傷・凍傷の診断
    　7．ケロイド・肥厚性瘢痕・瘢痕拘縮の診断
    　8．顔面骨骨折の診断
    　9．四肢外傷の診断
    　10．下肢慢性創傷の診断
    　11．褥瘡の診断
    　12．体表面の先天異常の診断
    　13．体表面の腫瘍の診断
    　14．血管腫の診断
    　15．リンパ浮腫の診断
    　16．眼瞼下垂の診断
    　17．性同一性障害の診断
    　18．美容外科の診断

    II．基本的外来処置法
    　1．外来・処置の医療経済
    　2．洗浄と消毒
    　3．局所麻酔と皮膚縫合法
    　4．粉瘤や爪処置
    　5．慢性創傷処置
    　6．創傷被覆材と外用薬・内服薬
    　7．四肢外傷処置
    　8．熱傷処置
    　9．ケロイド・肥厚性瘢痕の外来処置
    　10．リンパ浮腫の外来処置
    　11．レーザー治療

    III．基本的手術法
    　1．血管吻合
    　2．神経縫合
    　3．植皮術
    　4．W形成術・Z形成術
    　5．局所皮弁術
    　6．遊離皮弁術
    　7．軟骨・骨移植
    　8．熱傷手術
    　9．ケロイド・肥厚性瘢痕・瘢痕拘縮手術
    　10．顔面骨骨折手術
    　11．先天異常顔面骨手術
    　12．体表面の先天異常手術
    　13．慢性潰瘍手術
    　14．頭頚部再建手術
    　15．顔面神経麻痺手術
    　16．皮膚・軟部腫瘍再建手術
    　17．乳房再建手術
    　　a）インプラントによる乳房再建
    　　b）自家組織などによる乳房再建
    　18．リンパ浮腫手術
    　19．眼瞼下垂手術
    　20．性同一性障害手術
    　21．美容外科手術

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

I. 外来患者の基本的診察法

P.5 掲載の参考文献
1) 藤本俊一ほか : 脳内木片異物の3例 : そのCT診断と治療方針について. No Shinkei Geka. 15 : 751-756, 2016.
 
2) 丸子文ほか : 口腔内より刺入した側頭筋内異物例. 耳鼻臨床. 97 (9) : 813-817, 2004.
 
3) 菊岡祐介ほか : 軟口蓋から上咽頭に刺入した小児咽頭菜箸異物例. 耳鼻臨床. 110 (2) : 107-111, 2017.
 
P.14 掲載の参考文献
1) 大磯義一郎 : インフォームド・コンセントの考え方. 医療安全. 23 : 23-25, 2010.
 
2) 大磯義一郎 : 医療法学入門 第2版. 医学書院, 2016.
 
3) 前田正一 : インフォームド・コンセント. 入門・医療倫理 I 改訂版. 赤林 朗編. 勁草書房, 2017.
 
4) 小池眞規子 : 子どもに病名と真実をどう伝えるか-小児がん-. 臨床心理学. 17 (2) : 173-175, 2017.
 
5) 峯田周幸 : インフォームド・コンセントとその歴史的背景. JOHNS. 35 (2) : 129-130, 2019.
Medical*Online
P.19 掲載の参考文献
1) 野口普子編著 : 看護師・コメディカルのための医療心理学入門. 金剛出版, 2016.
 
2) アレックス・クラークほか著 : アピアランス <外見> 問題介入への認知行動療法-段階的ケアの枠組みを用いた心理社会的介入マニュアル. 原田輝一・真覚健訳. 福村出版, 2018.
 
3) 中原るり子編著 : 看護学入門 4巻 看護と倫理・患者の心理. メヂカルフレンド社, 2018.
 
4) 鈴木公啓編著 : 装いの心理学-整え飾るこころの行動-. 北大路書房, 2020.
 
P.27 掲載の参考文献
1) 日本外傷学会外傷初期診療ガイドライン改訂第5版編集委員会編, 日本外傷学会, 日本救急医学会監 : 改訂第5版外傷初期診療ガイドラインJATEC. へるす出版, 2016.
 
2) 安瀬正紀監, 菅又章編 : 外傷形成外科. 2-9, 克誠堂出版, 2007.
 
P.37 掲載の参考文献
1) 日本熱傷学会学術委員会編 : 熱傷診療ガイドライン 改訂第2版. 春恒社, 2015.
 
2) 池田弘人編 : 熱傷治療ガイド 2014. 救急医学. 38 (10) : 1117-1356, 2014.
 
3) 清水宏編 : あたらしい皮膚科学. 中山書店, 2012.
 
P.41 掲載の参考文献
1) 瘢痕・ケロイド治療研究会編 : ケロイド・肥厚性瘢痕 診断・治療指針 2018. 全日本病院出版会, 2018.
 
P.46 掲載の参考文献
楠本健司, 館 正弘編 : 形成外科治療手技全書 III 創傷外科. 克誠堂出版, 2015.
 
P.59 掲載の参考文献
1) 児島忠雄 : III. 上肢・手の外傷 14. 総論. 外傷形成外科. 94-102. 克誠堂出版, 2007.
 
2) 百束比古, 大木更一郎 : IV. 下肢・足の外傷 28. 総論. 外傷形成外科. 190-202. 克誠堂出版, 2007.
 
3) Chung, K. C., et al. : A cost-utility analysis of amputation versus salvage for Gustilo type IIIB and IIIC open tibial fractures. Plast Reconstr Surg. 124 : 1965-1973, 2009.
PubMed
P.69 掲載の参考文献
1) 寺師浩人 : 糖尿病性足病変の病態. 足の創傷をいかに治すか-糖尿病フットケア・Limb Salvageへのチーム医療-. 市岡滋ほか編. 58-71, 克誠堂出版, 2009.
 
2) Beckman, J. A., et al. : Microvascular Disease, Peripheral Artery Disease, and Amputation. Circulation. 140 : 449-458, 2019.
PubMed
P.75 掲載の参考文献
1) 日本褥瘡学会教育委員会ガイドライン改訂委員会 : 褥瘡予防・管理ガイドライン 第4版. 褥瘡会誌. 17 (4) : 487-557, 2015.
 
2) 日本褥瘡学会用語集
 
3) 日本褥瘡学会実態調査委員会 : 第4回 (平成28年度) 日本褥瘡学会実態調査委員会報告 1～3. 褥瘡会誌. 20 (4) : 423-502, 2018.
 
4) 藤原浩ほか : 日本皮膚科学会ガイドライン 創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン-2 : 褥瘡診療ガイドライン. 日皮会誌. 127 (8) : 1689-1744, 2017.
 
5) 日本褥瘡学会 : 褥瘡状態評価スケール 改定DESIGN-R(R) 2020 コンセンサス・ドキュメント. 5. 照林社, 2020.
 
P.81 掲載の参考文献
1) Jones, K. L., et al. : Smith's Recognizable Patterns of Human Malformation. 7th ed. Saunders, 2013.
 
2) 朝戸裕貴, 四ツ柳高敏編 : 形成外科治療手技全書 IV 先天異常. 克誠堂出版, 2020.
 
3) 小林眞司ほか : 新生児によくみられる形態異常とその形成外科的治療-必ずおさえておきたい症候群 39-. メディカ出版, 2007.
 
P.93 掲載の参考文献
1) 大原國章, 神人正寿 : 血管腫・血管奇形臨床アトラス. 南江堂, 2018.
 
2) Krowchuk, D. P., et al. : Clinical Practice Guideline for Management of Infantile Hemangiomas. Pediatrics. 143 (1) : e201834475, 2019.
PubMed
3) Shirley, M. D., et al. : Sturge-Weber Syndrome and Port-Wine Stains Caused by Somatic Mutation in GNAQ. N Engl J Med. 368 (21) : 1971-1979, 2013.
PubMed
P.98 掲載の参考文献
1) 廣田彰男ほか監 : よくわかる最新医学 リンパ浮腫-保存療法から外科治療まで-. 主婦の友社, 2018.
 
P.105 掲載の参考文献
1) 村上正洋 : I. 手術前の [基本] [準備] 編-すべては患者満足のために- B. おさえておきたい眼瞼手術の基本・準備のポイント-形成外科医の視点から-. 超アトラス眼瞼手術-眼科・形成外科の考えるポイント-. 村上正洋ほか編. 9-23, 全日本病院出版会, 2014.
 
P.110 掲載の参考文献
1) 松本洋輔ほか : 性同一性障害とは-セクシャルマイノリティーの基礎知識. 日産婦会誌. 64 (9) : N220-N224, 2012.
 
2) 日本精神神経学会ほか : 性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン (第4版改). 2018. https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/activity/gid_guideline_no4_20180120.pdf
 
P.115 掲載の参考文献
1) 波利井清紀監, 中塚貴志ほか編 : TEXT形成外科学. 第3版. 南山堂, 2017.
 
2) 平林慎一監, 鈴木茂彦ほか編 : 標準形成外科学. 第7版. 医学書院, 2019.
 

II. 基本的外来処置法

P.125 掲載の参考文献
1) 日本外傷学会ほか監, 日本外傷学会外傷初期診療ガイドライン改訂第5版編集委員会編 : 改訂第5版外傷初期診療ガイドラインJATEC. へるす出版, 2016.
 
2) 安瀬正紀監, 菅又章編 : 外傷形成外科. 克誠堂出版, 2007.
 
3) 宮坂宗男編 : 【形成外科治療に必要なくすりの知識】. PEPARS. 70 : 2012.
 
P.131 掲載の参考文献
1) 岡崎睦編 : 【How to 局所麻酔 & 伝達麻酔】. PEPARS. 127 : 2017.
 
2) 市田正成 : スキル外来手術アトラス-すべての外科系医師に必要な美しく治すための基本手技-. 文光堂, 2006.
 
P.140 掲載の参考文献
1) 日本褥瘡学会教育委員会ガイドライン改訂委員会 : 褥瘡予防・管理ガイドライン 第4版. 褥瘡会誌. 17 (4) : 487-557, 2015.
 
2) 藤原浩ほか : 日本皮膚科学会ガイドライン 創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン-2 : 褥瘡診療ガイドライン. 日皮会誌. 127 (8) : 1689-1744, 2017.
 
P.151 掲載の参考文献
1) 関根祐介 : 【ドレッシング材の選び方と使い方 2018】Part 3. 実践! ドレッシング材の使い方 (総説1) ドレッシング材の使い方 (1) 外用薬との使い分け. J Visual Dermatol. 17 : 652-656, 2018.
 
2) 藪野雄大ほか : MDRPU とともに知っておきたい皮膚粗鬆症とその最重症型である深部解離性血腫 (DDH). WOC Nursing. 8 : 81-89, 2020.
 
P.159 掲載の参考文献
1) 井上雄二ほか : 創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン-1 : 創傷一般ガイドライン. 日皮会誌. 127 : 1659-1687, 2017.
 
2) 日本形成外科学会ほか編 : 形成外科診療ガイドラインシリーズ. 急性創傷/瘢痕ケロイド. 金原出版, 2015.
 
P.163 掲載の参考文献
1) 日本熱傷学会学術委員会 : 熱傷診療ガイドライン (改訂第2版). 春恒社, 2015.
 
2) 池田弘人編 : 熱傷治療ガイド 2014. 救急医学. 38 (10) : 1117-1356, 2014.
 
P.169 掲載の参考文献
1) 廣田彰男ほか監 : よくわかる最新医学 リンパ浮腫-保存療法から外科治療まで-. 主婦の友社, 2018.
 
P.174 掲載の参考文献
1) Lim, H. W. : Optics of the Skin. Clinical Photomedicine. 29, CRC Press, 1993.
 
2) 山下理絵 : 「あざ」とレーザー治療. 子どものあざ-どう診て・どう治療するか-. 4-10, 南山堂, 2020.
 
3) 河野太郎 : レーザーの生体作用とは. さぁ, レーザー治療をはじめよう! 22-23, 克誠堂出版, 2019.
 
4) 鬼塚卓彌 : レーザー光線療法. 形成外科手術書基礎編. 174-192, 南江堂, 2007.
 

III. 基本的手術法

P.181 掲載の参考文献
1) 波利井清紀 : Microsurgeryを用いた顔面の再建手術. 現代外科学体系 第5巻. 中山書店, 1982.
 
P.188 掲載の参考文献
1) Sunderland, S. : Nerves and nerve injuries. 2nd ed. 133-141, Churchill Livingstone, 1978.
 
2) 牧裕 : 4. 神経損傷 (2) 神経縫合術のコツ. 整形外科Knack & Pitfalls. 手の外科の要点と盲点. 岩本幸英監, 金谷文則編. 232-234, 文光堂, 2007.
 
3) 坪川直人 : 【手の外傷】神経損傷. PEPARS. 40 : 8-18, 2010.
 
4) 金谷文則 : 末梢神経損傷の治療. Jpn J Rehabil Med. 51 : 52-60, 2014.
Medical*Online
P.194 掲載の参考文献
1) 安田浩編 : 【イチから見直す植皮術】. PEPARS. 120 : 2016.
 
2) 楠本健司編 : 【遊離植皮術のコツとupdate】. PEPARS. 34 : 2009.
 
P.215 掲載の参考文献
1) 波利井清紀編 : 形成外科ADVANCEシリーズ I-1 頭頸部再建外科 : 最近の進歩. 克誠堂出版, 1993.
 
2) 田井良明編 : 形成外科ADVANCEシリーズ I-10 腫瘍切除後の再建外科 : 最近の進歩. 克誠堂出版, 1993.
 
3) 関堂 充編 : 【再建外科で初心者がマスターすべき 10 皮弁】. PEPARS. 118 : 2016.
 
4) 平瀬雄一編 : やさしいマイクロサージャリー. 克誠堂出版, 2004.
 
P.225 掲載の参考文献
1) 日本熱傷学会学術委員会 : 熱傷診療ガイドライン 改訂第2版. 春恒社, 2015.
 
2) 池田弘人編 : 熱傷治療ガイド 2014. 救急医学. 38 (10) : 1117-1356, 2014.
 
P.235 掲載の参考文献
1) 田嶋定夫 : 顔面骨骨折の治療. 改訂第2版. 克誠堂出版, 2002.
 
P.245 掲載の参考文献
1) 朝戸裕貴, 四ツ柳高敏編 : 形成外科治療手技全書 IV 先天異常. 克誠堂出版, 2020.
 
P.250 掲載の参考文献
1) 日本褥瘡学会教育委員会ガイドライン改訂委員会 : 褥瘡予防・管理ガイドライン 第4版. 褥瘡会誌. 17 (4) : 487-557, 2015.
 
2) 伊藤孝明ほか : 下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン. 日皮会誌. 121 (12) : 2431-2448, 2011.
 
3) 藤本学ほか : 膠原病・血管炎にともなう皮膚潰瘍診療ガイドライン. 日皮会誌. 121 (11) : 2187-2223, 2011.
 
4) 藤原浩ほか : 日本皮膚科学会ガイドライン 創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン-2 : 褥瘡診療ガイドライン. 日皮会誌. 127 (8) : 1689-1744, 2017.
 
5) 南村愛ほか : 関節屈曲拘縮に対する筋腱切離術が褥瘡治療に有効であった2症例. 褥瘡会誌. 15 (2) : 144-148, 2013.
Medical*Online
6) 石川昌一ほか : 褥瘡の外科的治療. 褥瘡会誌. 21 (1) : 18-23, 2019.
Medical*Online
P.256 掲載の参考文献
1) 梅澤裕己 : 下咽頭・食道悪性腫瘍切除後の再建手術と機能. 日医大医会誌. 14 (4) : 146-151, 2018.
Medical*Online
P.261 掲載の参考文献
1) 林礼人 : 顔面神経麻痺の原因と治療法. アトラス形成外科手術手技. 百束比古編. 154-156, 中外医学社, 2011.
 
P.272 掲載の参考文献
1) 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 http://jopbs.umin.jp/index.html
 
2) 谷野隆三郎ほか : 乳房インプラントの歴史的背景. 形成外科. 54 (10) : 1087-1094, 2011.
 
P.283 掲載の参考文献
1) 日本癌治療学会 : がん診療ガイドライン. http://www.jsco-cpg.jp/
 
P.290 掲載の参考文献
1) 村上正洋 : I. 手術前の [基本] [準備] 編-すべては患者満足のために- B. おさえておきたい眼瞼手術の基本・準備のポイント-形成外科医の視点から-. 超アトラス眼瞼手術-眼科・形成外科の考えるポイント-. 村上正洋ほか編. 9-23, 全日本病院出版会, 2014.
 
P.295 掲載の参考文献
1) Sakurai, T., et al. : The novel eryngii method of nipple reduction for female-to-male transsexuals. Acta Med Okayama. 74 : 83-87, 2020.
PubMed
2) Remington, A. C., et al : Outcomes after phalloplasty : Do transgender patients and multiple urethral procedures carry a higher rate of complication? Plast Reconstr Surg. 141 : 220e-229e, 2018.
PubMed
P.300 掲載の参考文献
1) JSAPS (日本美容外科学会) 調査委員会 : 第1回全国美容医療実態調査 最終報告書. https://www.jsaps.com/jsaps_explore.html
 

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